「地球のさ迷い方」カテゴリーアーカイブ

Yokoso !! Japan 〜欧州編

本日は、私的な「ようこそ!ジャパン」活動の一環として・・・敬愛するロンドン駐在中の0先輩の依頼をうけ、欧州からのお客様をご案内。

東京での研修に参加する為に初来日!の、ベルギーのサンドラさんと、ギリシャのエビさんです。って、お客様というか、海外の同僚さん。

お二人とも、入社15年以上のベテラン、2人のお子さんを持つ働くお母さんとのこと。 夕方ホテルで待ち合わせしたところ、長時間のフライトと緊張で疲れ気味ながら、やはり初めての日本にワクワクしたご様子。

新橋方面から、銀座を歩き最初に立ち寄ったのは・・

● 鳩居堂

お香や便箋、書道具などで有名な老舗ですが、人気の和紙工芸品や伝統の細々とした文房具、小物類に目を丸くするお二人。季節ものの鯉のぼりや五月人形について話をしながら奥に行くと・・

「あれは何!?」

「あの貝殻は、貝合わせというゲームを楽しむ為のものなんだけど・・」

平安時代の貴族達の遊びという説明に加えて、対になる貝を違えないことから夫婦和合の象徴とも言われることなど説明すると・・・「ハウ、ワンダフル!」

続きましては銀座三越の・・

● デパ地下

宇治の抹茶を試飲しておばあさんへのお土産を買ってもらったり、日本のお母さんが手を抜いている訳ではないのだと説明しつつ中食(なかしょく)産業の実態を見てもらったりと、日本的な多様な食文化の一端を、試食を交えつつ楽しんでもらう。そして定番の・・

● ビッグカメラ

デジカメが日本は安いとか、娘がPSPじゃなくてDSが欲しいだとか、日本人の炊飯器への思い入れだとか、空気清浄機と花粉症の話など、各コーナーでそれぞれの話題(ネタ)で盛り上がりつつ、

もっとも2人が興味を示したのが・・自動掃除機のルンバ!まぁ、これは日本製じゃないんですけどね。。

やっぱり、共働きのお母さんともなると、仕事している間に自宅の掃除機がけが完了しているのは、嬉しいことなんでしょう。メチャクチャ動きが可愛いので、つい欲しくなってしまうが、我慢ガマン・・。

気がつけば、おなかペコペコです~~~と、ミニ銀座ツアーの最後はこちら、

● 人形町 今半 有楽町店

ネットでどこに行こうか探していて、こちらのお店、ビッグカメラ(有楽町店)の向かいのビル地下なことに気がついたのです。メニューは「すき焼き」を選択。

掘りごたつの居心地のよい個室に、仲居さんの心尽くしの対応。お二人が喜ばないはずがありません。そして、喜ぶのは日本人だけかもしれませんが、霜降りなお肉。

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本日は、佐賀産の黒毛和牛。

仲居さんがすき焼きを調理してくれているのをじっと待つ、まるでひな鳥のような私達。

色鮮やかな前菜から、刺身、すき焼き、そして最後の豆乳のアイスにいたるまで存分に堪能した欧州からのお二人のゲストですが、

本日、唯一食べれなかったものが生卵。(岩手産の絶品な卵なのに)確かに、生卵を常食する欧米の国ないですね、アジアですら聞きませんね。サルモネラ菌が心配というのもあるでしょうが。

生卵を喜んで食べるのは、

● 蛇と日本人だけ

という話を昔聞いたことがあります。

まさに、世界トップクラスのゲテモノ食いとか・・生卵がけご飯・・・美味しいのに・・・

お二人には、小さな屏風に和紙の鯉のぼりがはりついた可愛い小物をかさばらないお土産として最後にプレゼント。

初めての来日、明日からの東京本社での研修前夜をまずは楽しんで頂いたようで、何より!

ナイアガラ

トロントの休日を満喫した翌日の日曜日はナイアガラ・フォールズへいざ出発!

南米のイグリス、アフリカのビクトリアに並ぶ世界3大瀑布・・って、まだ他の2つも見たことないですが、いつか行きたいものです。トロントから車で約1時間半、早速見えてきました・・

す、凄い迫力!

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水しぶきが白煙となって舞い上がり・・マイナス10度の外気温に冷やされて・・氷の粒となって降り注ぐ・・

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なんか、巨大な降雪機の下にいるような・・

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ようやく、遠くから落ち着いて滝を鑑賞。

左手前がアメリカ滝、奥がカナダ滝、です。とにかく寒い!コートが水しぶきでカチコチに凍りました。

年間1500万人が訪れるという大観光地ですが、テーブル・ロックという有名なビューポイントにも10名ぐらいしか人がいませんでした。

寒すぎるもの。

 

雄大な滝と寒さを堪能した後は、土産物屋にも、カジノにも興味がないのでお昼を食べて、トロントへ。

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いやはや何事も、百聞は一見に如かず、貴重な体験でした。

せっかくなので、島耕作ばりにナイアガラに向かって叫んでみることも検討しましたが・・・アイリーンとボブがいないし。

トロントの休日

トロントで迎える初の休日。

朝から活動開始なので、時間は十分にありますが、所持金は若干心細いところなので・・「タクシー呼ぶかい?」と聞いてくるホテルのおっちゃんに、「市内まで行くのに一番安い方法は何?」と問いかけ、市バスと地下鉄を駆使して、市内まで出ることに。

タクシーで行くと30分で50ドルかかるところが、市バスと地下鉄を乗り継げば6ドル! 1時間以上かかりますが。でも、公共交通機関を使うと必然的に色々な人に話しかけるし、街そのものに詳しくなるので、旅らしくなってきます。

市の中心部にはけっこう教会が目に付きます。

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勿論、モダンな建物も沢山。

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劇場街、金融街をそぞろ歩いて、向かった先はマーケット。

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毎週土曜はファーマーズマーケットも開かれているようで結構な賑わい。

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野菜、肉、魚などの値段や種類を観察しつつ、チーズなど試食しつつ、ウロウロ。ショルダーベーコンたっぷりのバーガーをパクリ。

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ステーキ肉と一緒に味見ができるマスタード屋さん。マーケットを堪能した後は、エスニックタウン巡り。

トロントの人口の約8割は世界中からの移民が占めるとあって、様々なエスニックタウンがあちこちに。昼食は、コリアンタウンにて石焼ビビンパを。

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映画を1本見て、スタバで読書して、夜は、生演奏のかかるキューバ料理屋へ。やはり、このお店での1杯目は「モヒート」

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長期出張滞在中の会社の先輩にお付き合い頂き、お気に入りのカリビアンミュージックを楽しみながら、チリワインをたっぷりと頂き、例によって

● どっぷりと酔った

大変満足な休日でした。

隠れた美味マントム

ベトナムを代表する調味料といえばヌクマムですが、隠れた美味と睨んでいるのがマントム。実力はあるけどまだ世間に出ていない金の卵。

マントムとは小エビを潰して漬けた発酵調味料で、強烈な匂いが特徴です。しかし、これがなんともクセになる、後をひく味なのです。。

茹でた豚肉、コメの麺(ブン)や野菜、厚揚げなどをチョンチョンとマントムをといたつけ汁につけて食べるのが一般的。(確か犬肉料理もこれが定番だったような→犬公方の時代なら死刑

今回の訪問では久しぶりに堪能致しました。
懐かしい・・・そして美味。

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(発酵が現在進行形なので混ぜるとボワっと泡が)

日本人の心のふるさと、醤油、味噌、納豆などは全て穀物系の発酵食品ですし、匂いがきついくさやや鮒寿司なんかは魚介系の発酵食品。頭から毛嫌いするのは間違いかもしれません。(少なくとも僕以外にマントムを喜んで食べていた日本人を思い出せない。。)

そういえば2006年に日本に帰国する際に最高級マントムを持ち帰ったのですが、日本であらためて匂いを嗅いでみると吐き気を催してしまい思わず捨てた事を思い出します。すみませんでした・・・・

 

バイク天国

雨季のハノイはスコールのように集中して雨が降ります。

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(カフェで皆で雨宿り)

ちょっと沢山雨が降ると水はけが悪いハノイ市内はあちこちが水没してしまいます。インフラの整備は東南アジアどの都市でも課題。

やはり通常の乗用車よりも水に弱いのがバイク。バイク天国のベトナムでも道路が水没すると大変。

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果敢に深い水溜りに突入して次々とエンストしていくバイクが多数。さすがチャレンジの国ベトナム。(というか無理しすぎ)

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この先に進むのは無理と判断してUターンするも、そこは一方通行。今度は一網打尽で警察につかまって、みなさん小銭を搾り取られています。まるでコント。

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警察につかまる同胞の姿をみて、これはヤバイ!と線路脇を通って他の道に脱出する機敏な方々も。さすが何でもありです。(私も機敏な人々の群れと一緒にバイクタクシーの後部座席にまたがり脱出)

そういえばバイクの運転を覚えたのはベトナムでした。(その後、勿論乗っていませんけど・・)