フィリピン出張最終日。フライト前に市内を散歩をしていると、この看板に引き寄せられました。

海外進出日本食研究家としては試さない訳にはいきません。

なんとも、店構えがオリエンタル。どうも、早食いや大食いのキャンペーン期間中のようです。

「突撃!!」
(5秒後)
「う、これはいかん! 撤退!」
牛丼の具は、まぁ別に問題無しなのですが、とにかく米の炊き方がなってません。もうベチャベチャの団子状。なんじゃ、こりゃ。
炊き直し!
*追記*(2016年4月)
その後、吉野家は一旦フィリピンより撤退した後、2012年に再進出したそうです。今度はフィリピン人にも受け入れられ順調に店舗数を伸ばしているそうですが、ビーフラーメンやカリフォルニアロールなども提供する日本の吉野家とは似ても似つかない業態に変態している模様です。
今回のフィリピンへの出張では行きも帰りもビジネスクラスに乗ることができました。航空券はエコノミーなのですが、ラッキーアップグレードです。(格安航空券ではなく、定価購入なので残席があれば優先的にアップグレード)
マニラまでたった4時間半ぐらいの空の旅だしエコノミーでも全然問題無しとは思うのですが、今回はやっぱりビジネスっていいなぁと実感。勝間和代さんの時間に投資という考え方にも影響されているかも。
まずは行きの成田空港、フライト2時間前についた僕の前に広がる膨大な人の海。JALエコノミーカウンターははるかかなた先です。「並んでいたらお土産買う時間ないよ・・」
長大な列に並ぶのをギブアップし、アップグレードされてますと説明してビジネスの列に。こちらはさすがに列が短かったので、余裕を持ってお土産ゲット。さくらラウンジで生ビールを飲みながらホッと一息。
カレーの匂いに誘われ上の階に移動、もぐもぐビーフカレーを食べてみます。すると、斜め前に座っていたのが会社の隣の部の先輩で、お互いビックリ。これからバンコクに向かうんだとか。
日曜の夕方に成田で会ってしまう、ちょっと切ない前泊出張サラリーマン2人。そうそう、ビジネスクラスの効用の話でした。
行きと帰りで映画を計3本。離着陸時などで日経ビジネス、日経アソシエなどの雑誌を4冊。席も広々で移動時間も十二分に活用。荷物も早く出てくるし。フライト前後の時間も短縮できるし。やはりエコノミーに比べれば時間を効率良く使いやすいなぁと。
勿論それは日々の時間を既に大事に使っているというのが大前提ですが。
今度は試しに新幹線のグリーン車に乗ってみようかな。どんな違いがあるのか体験してみたい。
分かってはいても・・・が、百聞は一見に如かずの醍醐味。
貧富の差は物凄い・・・っぽい。
今回の出張でも、日本人駐在員よりはるかにリッチな一握りのフィリピン人富裕層と、線路脇でゴミ拾ってほったて小屋で暮らしている人達と。
いったい何がどうなっているのだというような格差。
日本の格差社会なんて、しょせん何倍の世界、この国の格差の前では何ほどでもない。
自分にできることなんて、ちっぽけなことしかありませんが・・・目の前に立つ人には、人としておもねることなく、見下すことなく普通に接し、仕事では少しでも多くの投資を呼び込んで雇用を創出していきたい。
そんな当たり前の感想をもったのです。

(一見ナマズの焼死体にも見えるこの串、タイにもありました)
どうしてなんでしょう、もう、杏里なんです。I can’t stop ! ・・・●● 止まらないんです。出張途中の木曜日から。こんなの珍しい・・・というか、初めての体験。
下手人は誰だ?

辛さが足りなくて、パンチの足りない中華? それとも・・

味がねぼけたスペイン料理?

はたまた、新鮮な感じがした和食?
疑っているのは、食べ物よりも、生水かな?と思っています。(酔って帰って、ホテルの水でそのまま薬を飲んだのが怪しい・・)
もう、笑えるぐらい、ジャージャーに大名行列。(下にー、下にー)
そういう訳で、帰国して体重計に乗ったら1.5キロほど痩せてました。帰国して痩せるなんて、ロクな食べ物がなかった昨年のロシア出張以来かも。
あまり食欲はわかないし、食べても全く消化してないし、これって、ダイエットにうってつけの状態だったり。
ちょっとこの隙に今月末の再目標である76キロ達成を狙います。(プラス思考)
お初です、フィリピン料理。世界の美食ハンターとしてはどんな国の料理も調査研究から外す訳にはいきません。
合弁事業先の社長(フィリピン人:とってもお金持ち)に「何が食べたい?」と聞かれ・・力強く「フィリピン料理!」と応えました。(相手の国を知るためには何を食べているか知らないと)

カラマンシージュース、最高!ユズのような小さな柑橘類なんですが、沖縄のシークァーサーのような感じでしょうか。
お店は、夜は予約で一杯になるという大人気フィリピン料理店。

グアバ風味のフィッシュスープ
ティラピア(川魚)の揚げ物
オックステールの煮物(ピーナッツソース煮)
豚の焼き物
・・・・別に美味しくないとは言わないけど、、んー、何か物足りない感じ。甘さ、酸っぱさ、しょっぱさ・・・・そう、辛さ!が足りません。第一印象、美味しくてたまらないという感じはしませんが、今後、要研究です。

ランチの〆は、お店を変えて、社長の奥様が経営するカフェにて。既に10数店舗あるんだとか、いやー、成功者ですねぇ。満足、満足。
でも、やっぱり、辛いもの好きだからなぁ。
すいませんが、僕にチリ下さい!
(アセアン料理・個人ランキング)
タイ>ベトナム>インドネシア>>ラオス>カンボジア>>フィリピン
*未調査国:シンガポール、マレーシア等
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。