「利き酒師トレーニング」カテゴリーアーカイブ

若手ワイン会に向けて

ヒューストンでの飲酒生活。

高らかにワイン転向を宣言したものの、美味しい日本酒を飲んだりして暫し停滞。(日本からのおみやげ品やマンハッタンなどで飲む機会もあり)

週末の若手ワイン会(いつもの家飲み食堂)に向けて、少し頭を整理。整理するほど大して知識は入ってないので、まずは基本のおさらいを。

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やはり地の利を活かすならば、カリフォルニア産、たまに南米産から。4つの要素のうち、まずはブドウの種類と生産地。(ヴィンテージと作り手は後回し)

ブドウの種類の違いを味わえて、あとは生産国、できれば地域がイメージできる、、このあたりからトライしてみたいと思います。(ラベルを読み解くのではなく)

人数が集まれば種類も沢山飲めるので、色々味わいの違いも感じられるかな。一人で1本を2日掛けて飲んでいると、今ひとつ味わいの比較が難しい。(とはいえ複数ボトルを平行して開けるのも抵抗あり)


(カリフォルニアのピノ・ノワールを累計10本ほど飲みました)

最近のお気に入りはNZ白のソーヴィニョンブランで、リピート買いしてましたが、同じようなワインだけ飲み続けるのは安全ですが、世界が広がりません。

少し腰をおちつけて味覚の幅を広げたいと思います。
ということで、本日は実践ではなく座学。(ビール飲みながら)

利き酒師@マンハッタン

米国駐在を機に一時休止となった利き酒師活動(修行)。(→利き酒師あらため、ワインエキスパート見習い

ヒューストン上陸後に少々闇雲にですが西海岸中心にアメリカのワインを飲み始めましたが、マンハッタンであれば日本酒も楽しめることを体感できたのが今回。

蕎麦鳥人と酒蔵という43rdの姉妹店を日を変えて訪問。美味しい日本酒を久しぶりに色々味わわせて頂きました。

青森の田酒、秋田の新政や雪の茅舎、山口の獺祭に群馬の水芭蕉、福島の大七まで、名前を聞くだけで懐かしい皆様との再会@マンハッタン。

2晩で300ドルが飛んできましたので、決して財布に優しいお店ではありませんが・・ヒューストンでは全く手に入らないことを考えればそれだけの価値が。

(〆に蕎麦を選べるというのも泣かせます)

普段はヒューストンにて自炊とワイン研究の日々。たまに都会に出た時に日本酒リハビリ・・・これって、いい組み合わせ!

利き酒師存続の光が見えました。

利き酒師あらため、ワインエキスパート見習い

1ヶ月半を米国で過ごし、方向が定まってきました。

やはりワインです。ビールじゃない。(酒か・・というなかれ)
せっかくの地の利を活かし米国産、カリフォルニアよりはじめたいと思います。

■ ワインエキスパート見習い(カリフォルニア専攻)

利き酒師活動はやはり赴任前の想像通り活動休止です。
まずはワイングラスが無いと始まらないので購入。

(リーデルの柄のないシリーズ、食洗機で洗いやすいので)

あくまでカリフォルニアワインや、南米産のワインを中心に飲みながらワインについての勉強を少しずつ進めようと思います。

ただ、車通勤ですので、外食先ではワインを思う存分飲むわけにはいきません。あくまで家飲みワイン生活。(早く妻が来ないかな。。。授乳も早々に卒業して)

近所のホームスーパーであるKrogerで何本か買って飲んでみましたが、今ひとつ知識のない中での自分買いでは暗中摸索的。(方向性が作れない)

そこで値は少しかさむかもしれませんが、酒屋を決めて購入してくことに。できれば同じ店員さんが働く曜日に通いつめようっと。(覚えてもらわないと)

今回のお題は、ピノ・ノワール x カリフォルニア。

(15ドル前後で人気のある定番3本を店員さんがセレクト)

フランスのブルゴーニュ産のピノ・ノワールは日本では高かったけど、これなら。味の基礎は15ドルぐらいの普段ワインで固め、たまに少し高いのに挑戦。(実際は外のレストランで30~40ドルで飲むのは、酒屋の15ドルですし)

日本への一時帰国や友人が遊びに来る時までに、少しはワインも学ばないとおもてなしできませんので。。(ナパとかにも遊びに行きたい!)

利き酒師の今後

利き酒師活動も、米国赴任に伴い岐路へ。


(こういう素敵な品揃えの酒屋が近所にあるはずもなく)

さて、まずはNPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)への会費上納をどうするか。もう今年で退会しちゃうのも選択肢かなぁとも思ったり。(飲み会のネタ的には利き酒師に合格しただけで十分な気もします)

一方で、今後も日本帰国時を見据えて、あるいは海外滞在中に世界を広げる手も。(日本からの日本酒プロモーションに協力するなどして)

とりあえず保留にして渡航しようかと。

(そんな中で私的利き酒の会も継続)

おそらく北海道の地酒として販売される中で最も高価であろう千歳鶴の吉翔。四合瓶で驚きの6千円也。

対抗馬は世界での評価がうなぎのぼりの山口の獺祭、の中で安めの5割。2割3分に比べればグッとお得な2千円以下。

(この日の利き酒仲間はK君)

結論としては、どちらもうまい酒。甲乙つけがたいとなれば、リーズナブルな方は明らか。しかしながら、贈答品の価値として考えるならば高い方がやはり有利。

これがワインの世界ですし、今後日本酒の世界でも求められていくことなのかも。人は権威に弱く、舌も権威になびきがち。

自由な舌を持つためには・・・利き酒師の考察の日々は続きます。(飲んでるだけ?)(米国ではカリフォルニアのワインや南米のワインを研究しようかと)

ドンペリなんぼのもんじゃー

仮説です。

どうも泡の上位種の価格競争力は通常の赤白より格段に弱い気がします。具体的な仮説検証としては以下。

■ ドンペリ 対 無名クレマン(仏産スパークリングワイン)

結果、ドンペリの圧勝。

しかしながら、その値段差は決して「13対1」ほどではない。
つまり、価格差ほど味に差がないよね・・という確認。

確かに、10倍の差はないよね、というのは広く共有できる気がする。再来週あたり再検証してみよっと。