「利き酒師トレーニング」カテゴリーアーカイブ

白酒で乾杯ナイト

中国にお邪魔したのも15年ぶりだったので、リアル中華宴席も久しぶりの機会でした。やっぱり飲みましたよ、白酒。

基本は赤ワインでの乾杯進行。常に乾杯するのでちょっとずつしか注ぎません。そして右端の小さいのが白酒専用グラス。

この夜は四川省の白酒を飲みました。

白酒は雑穀類が主原料。この独特の香りは高粱からくるものでしょうか。小麦なども使っているようです。度数が蒸留酒の中でも高い52度ですから、これを何十回と乾杯していけば、少量の連続とはいえ・・そりゃ、がっちりと酔いますよね。

幸いに自暴自棄になってゲストを酔い潰そうという方もいなかったので、皆で楽しく酔うぐらいで2晩を過ごせて良かった。日頃よりの鍛錬の成果も多少はあるかと思います。

利き酒師的にも異文化での酒体験は貴重な機会でした。日本では自分はビールからの紹興酒が中華では通常だと思って飲んでましたが、これって中国沿岸南部の省のスタイルで、マジョリティは北部や内陸は白酒文化の方が強いようです。

出世ハイボールに再挑戦

そういえば先日「出世ハイボール」に再戦を挑んできたので記憶を記録に残しておきます。

そもそも「出世ハイボール」とは何か・・ですが、値段は同じで注文杯数が増えるごとにジョッキが大きくなっていく飲み方をお店側が提供しているものです。調べてみると結構色々な居酒屋に広まっている様子ですが、元祖はどこだったのでしょう?

私が初めて挑戦したのは先月の馬並み家三田本店でのこと。(→馬肉で馬力〜馬並み家三田本店)母親と弟連れての晩御飯で何やっているのか・・という話ですが。。

こちらでは、1杯目が平社員360ミリリットルからで、最後の社長はなんと1,500ミリリットルです。この日は部長で退店。

(部長でも1,000ミリリットルですから、なかなかタフ)

今月、2度目の挑戦で社長に昇進出来ました。

・・社長サイズ、もはやジョッキじゃなくてピッチャーです。

飲み終えるまでが出世ハイボールです。(遠足と同じ)

48歳、ほとんど罰ゲームの様相。

ぷはぁ〜、やりました。

この日は部下を数人お誘いしての内輪の会だったのですが、誰にも求められずに一人で杯を重ねる中年に若者は果たして何を見たのか。・・怖くて聞けません。

ヘパリーゼGX治験〜二日酔いはイヤ

お酒を飲み過ぎるのはしょうがないとして(特に仕事上の付き合いで、飲むことが求められる機会では尚更)、翌朝の二日酔いは許容したくないタイプです。仕事にならん。。

そもそも二日酔いが好きな酒飲みってのもいない気がします。(懲りずに飲んでいるので学習効果は低いですが)

日々の体調管理や睡眠が重要ですし、飲み方も重要(ちゃんとお酒だけじゃなく水も併せて飲み続けているかとか、つまみも食べているかとか)。その上での薬剤サポート。薬効成分だけに頼り切ってはいけない・・と思いつつ。

自分の基本の型は、ウコンやLシステインなどを事前・事後に投与して、肝臓にしっかり働いて頂くこと。一応、援助物資は送るので全力でアセトアルデヒドの分解頑張ってね・・という戦略をこれまで取ってきてます。

先日、出張先のマツキヨで、二日酔い対策に使えそうな薬剤在庫を補充しようと思ったら、ヘパリーゼGXを強く推されたので、いつものウコンの力と共に購入してみました。早速自らの肝臓を舞台として利用して、効果を検証する治験。

(併用すると、どちらが効いているのかは分からない問題が)

ヘパリーゼGX(錠剤タイプ)、今のところ良さげな使用感。

ウコン系では琉球酒豪伝説というのも皆の人気ありますよね。せっかくなので、今後いくつかの有名どころから無名商品まで治験シリーズを進めてみようかと思います。

細巻きをアテにして日本酒

細巻きをアテにして日本酒を飲む・・のが好きです。

なんとなく、日本酒好きの方には邪道扱いされそうなので、相手を見定めての発動です。米と米、炭水化物が被っているのがイマイチだからですかね。

お好み焼き定食とか(小麦と米)、ラーメンライス(これも小麦と米)、焼きそばパン(小麦と小麦)なんかは類似行為とも言えそうですが、個体と液体という意味で違うか。

抑えてはおりますが、時々無性に細巻き飲酒の衝動が。(翌日の体重計を確認して、後悔しますが)

塩をアテに出来るガチの先輩達は遥か彼方に。

命の水・・アクアヴィット

ご縁ありまして、北欧諸国より日本にいらしている皆さんがクリスマスを祝う宴に招待を頂きました。

可愛らしいお子さん達が歌う聖歌から始まり、これは如何にも北欧だ・・という厳かな雰囲気を一変させる陽気な乾杯ソングが始まり・・。気が付けば各テーブルにドンと置かれた蒸留酒。。

危険な予感しか・・しない。

さすがバイキングの末裔な皆さん。「スコール!」の掛け声と共に杯を干すという勇壮な一気祭りが俄にスタート。

元々は、スコールは頭蓋骨のスカルに由来するそうで・・敵の頭蓋骨を逆さにして酒を注いで乾杯したそうな。。なんて物騒な。

皆で、危ない、危ない・・とか言いながら、あっという間に40度の蒸留酒のボトルが空に。ウォッカとは違い、ハーブで軽く風味がついてます。ジャガイモで作るようです。

ビールも飲みましたし、ワインも白赤を飲みましたが、何といっても今晩の記憶に残ったのは、命の水、アクアヴィット。

如何にも北欧っぽい前菜達と妙にテイストが合うのは、やはり地元のものの出会いかも。

翌日の生命力が低下気味だったのは、いわゆる飲み過ぎというやつですが、悪酔いZEROだったのは、命の水たる所以かしら。