リーマンダンサーズカテゴリ的には重要事件でしたので、サラリとメモしときます。この1か月ほど練習がうまくいかず(ダンス以前の部分で)もやもやしてたのはご報告の通り。
ところがこの日は1か月ぶりぐらいに、パートナーさんが以前のように口を聞いてくれたんです。もう、嬉しくて嬉しくて、アッキー、ユッキー、マリリンと飲みに行っちゃいましたよ。
そしてルンルン気分でパートナーさんにメールしたんです、土曜日の練習時間を決めたくて。
「今日の練習は楽しかったです、*ありがとう。土曜日の練習の時間は午後2時で・・・略」
*注: (ようやく練習の時に口を聞いてくれて)
ところが目を疑う返信が。(ほぼ原文そのまま)
「ありがとう、じゃないでしょう?根本的に勘違い?甘え?があると思います。今日みたいに、個人の姿勢的な練習をカップル練でやるのは非常に時間が勿体無い。できなくても間違っていてもよいから、もう少し自分自身でやらなきゃいけないこと、やりたいことをよくよく整理して自分なりにとことんためしてごらんよ。いつも言っているけど、級の予選なんて99%ぐらいリーダーだけなの。パートナーはよほど見苦しく足を引っ張らなければ存在してればよいんだよ。だから落ちたらあなたのせいだし、優勝すればあなたの手柄なの。それをよく考えて自分自身のレベルを底上げする必要があるんじゃないの? 練習した結果が競技会でどう出るかなぁ♪、ではなく、こういう結果をだしたいと思ってそのための練習をしなければ遠回りしている間に歳とっていくだけだよ。」
よく骨が折れる瞬間の音の響きが自分では聞こえるといいますが、なんか小さな音が聞こえました、ポキッって、ココロの支柱が折れる音。
根本的なところで、コミュニケーションは成立していなかったことに気付きました。そして、日曜日はC級戦な訳なのです。
相変わらずの週3回ペースで、地味なダンス生活が続いております。本当は練習100回目を記念してプレゼントを贈るとか企画していたのですが、、
先日の十条の事件以来、3週間にわたってパートナーさんのご機嫌は最悪で機会無し。ろくに口をきいてくれない、踊ってくれない、踊っても何か不満があれば真剣に踊らない、と大忙し。
普通に楽しく競技会に向けてダンスの練習がしたいだけなんですが、なんでこうなるのでしょう。
別に必要以上に仲良くなる必要はないのかもしれませんが、それでも一緒に踊る訳ですから、ちゃんと挨拶をしたり、普通に口をきいたり、ごく普通に付き合いたいなと思います。
楽しみにしていたC級戦は1週間後、新しい燕尾の初舞台です。だから試合前に、ダンス以前の部分で足踏みをしていたくはないのでもどかしい限り。
何とかこの想いが届いてくれるといいのですが。(つい1か月半ぐらい前は誕生日プレゼントに喜んでくれていたはずなんですが、なぜ急変?)
パートナーは敵ではありませんので、イメージするのはロッキーのテーマというよりも、、ここは、武田鉄也ですかね、101回目ですし。
彼の粘着質なガッツを見習うべく、往年の「僕は死にましぇん!」をyoutube鑑賞。背負う大学のゼッケンも、踊る姿を見せたい後輩もいないアマチュアダンス。ココロが折れたらそこで終わりです。あきらめずに、何とかうまくやりたいと思います 
身近な人との会話の中に最も大切な人生がある (福島正伸)
日曜朝5時半起きでパーティーのお手伝いに出動。
N先輩に召集されたとあっては異論の挟みようがありません。リーマンダンサー仲間のF君も無理言って拉致。(勿論、ご褒美がありますし)
本日の全体進行役は別の方がいるというので、僕らも一兵卒として従軍です。昨年のこちらの夏のパーティーでは、マックス&ビアータにユリアが付いてきましたが、本日は世界スタンダードチャンピオンのミルコ&アレッシアのスペシャルデモ。
素晴らしい 
機械のように正確で力強いムーブメント、美しいシルエット、そして圧倒的な場の支配力。デモの合間のマイク・パフォーマンスも軽妙で、すっかりエンターテナーじゃないですか。
21年もカップルで踊っている2人の息は流石にピッタリ、凄いチャンピオンです。人は圧倒的に優れたものを目の当たりにすると、どうやら己の小ささを自覚できるようです。
昨日、練習場でビデオを見始めた際のパートナー様のひとことを思い出しました。
「背中が丸いって言われていたけど、横だけじゃなく、縦のことだったんだね。」
「・・・・(縦とか横とか、丸い丸いって・・、俺はダンゴ虫か)」
最近、妄想力をかきたててもパートナー様が投げ込む言葉を捌ききれなくなっていたのですが、いい気付きがうまれました、これなら昨日の言葉達だって簡単に右から左へ・・
「(ミルコに比べたら)右ボディが死んでるわ。」
「(ミルコに比べたら)全然股関節使えてないし、何やってるかわからないわ。」
「(ミルコに比べたら)やる気ないなら帰るわ。」
(ミルコに比べたら) ごもっともでございます

(本日見つけた可愛い弥勒・・ミルコ菩薩。。)
ダンス道場として名高い十条の練習場に初めて行って参りました。ここはビデオ撮影が出来るので、自分達の踊りをチェックすることができるんです。
実は僕は自分が踊る姿を可愛い後輩のお母様が撮影してくれたビデオで見たことがあるのですが、パートナーのあきさんが自分達の踊る姿を客観的に眺めるのは初めて。
案の定、ただでさえ練習に来た時から険しい表情が、鬼の形相となっております・・。一方で、30分集中して踊ってヘトヘトな僕はすっかり短時間で疲れ切り、
さらに、下手なダンス(注:自分の踊り)を鑑賞して退屈極まった訳で、、踊りがべニーズになった頃には、意識も遠のいてウトウト。すると横でビデオを観ていたパートナーさんが一喝。
「やる気無いなら私帰るから!」
・・・凄い勢いで去っていきました。(そもそも自分が指定した約束の練習時間に1時間近く遅れてきているのにね)
彼女の心の動きが手に取るように分かりました。
↓初めて自分達の踊りをビデオで観てリーダーの下手さかげんにショックを受ける
↓横を見ると当の本人のリーダーが寝てる
↓殺意を覚えて帰る
・・・さてと、どうせ4日間は練習ない予定だし。ちょっと疲れた心にはミルコの踊りでも眼に焼き付けて、やる気を充填しようっと。
先週末に待望の燕尾が我が家に到着。

先代の燕尾は約1年半頑張ってくれましたが、現パートナー様により解任。やっぱり吊るしの1着では駄目ということで大阪の雅さんにセミオーダー。今回の燕尾服(仮縫い1回)にストレッチ素材のお勧めシャツも併せて26万円ちょい。やっぱりダンスはお金かかりますね。

とりあえず着替え中に一枚パチリ。(不要と知っていても撮りたくてしょうがない)学生時分なら間違いなくこの格好で踊りたくてしょうがなかったでしょう。


やっぱり腕の長さや肩幅があっている燕尾は気持ちいいです!裏地をつけなかった上着は今までにないフィット感。さてと、これで残る重要な問題は・・踊り、そのものです。
これこそが最大の難敵。
よく飲み、よく食べ、よく読む、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指してます。2024年4月〜ロンドン在住。