「リーマンダンサーズ」カテゴリーアーカイブ

思わぬところで金メダル

8月以降妻子が夏休みから戻ってまいりましたし、引き続き月2回程度の頻度で出張があるので、趣味のダンス通いも月1〜2回に。

先日残業後に久しぶりに(毎回久しぶりとなっていますが)顔を出して個人レッスンを受けた帰りにふと発見したのがこちら。

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右側でCentury Clubと称して讃えられているのは、殆ど教室に住んでいるんじゃないかというぐらい毎日顔を出して個人やグループレッスンを受けている熱心な古株の生徒の皆さん5組(ご夫婦含め)。

そして左側はMedalistと称して、まさかの生徒全員をおのおののダンスの実力で数段階に教室がカテゴリー分け。これ、日本のダンス教室が生徒の皆さんに同じことやったら暴動がおきる気がします、絶対。(メダルテストという仕組みはあるものの)

なんとなく米国らしいと思って感心してしまいました。そして、近づいてよく見てみると・・・

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右下のGold & Aboveというゾーンに二人だけ名前があり、その一つが自分でした。(もっとも出現頻度が少なそうな自分まで数えて頂き申し訳ありません。。)

思わぬところでの金メダル。

家庭でも仕事でも評価を得るだけの働きをすることの困難さを日々体感しておりますので、予想外の小さな評価(エール)を嬉しく有難く受け取りました。

さて頑張ろう!(ダンスじゃなくて、ですが)

米国で社交ダンス〜個人レッスン12回終了

米国で社交ダンスを習ってみようという実験をはじめて5ヶ月が過ぎました。これまでに個人レッスン(45分間)を12回受講。

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(時々服装を指定されたりのイベントあり)

個人レッスンは受けるたびにお金がかかりますが、同じ週に受ける団体レッスンや練習パーティー参加は無料。こちらは累計で20回ほど受講。(個人レッスンの前に受ける場合が多い)

合計32回でこれまでに払い込んだ個人レッスン代総額1,500ドルを割るのであれば、まずまずリーズナブルではないかと思います。(一回50ドル程度、米国は人件費高いですし)

個人レッスン12回は、途中、途中で間が開きながらではありますが、ワルツ、タンゴ、スローの3種目を半周から3/4周のルーティンをつけて先生と一応踊れるようにはなりました。次はクイック、ヴェニーズは飛ばして、その後はラテンに進めようかと思っています。

あと、レッスンのラスト10分を使って、団体レッスンで少しずつ習っているアメリカンダンスのおさらいもしています。アメリカンなワルツ、タンゴやルンバ、イーストやウエストなスィングも基本の足型やリズムが少し分かってきました。(自由に踊れるとは言い難いながらも)

担当のオルガ先生はご商売熱心で、一緒にプロアマコンペに出てみないかとか、二人で他の上級の先生のレッスンを受けてみないかだとか(レッスン費用は2倍)誘ってくれるのですが、得られる満足度と投下可能な予算枠(お金)を考えると、こうして月2回ぐらい個人レッスンをいれて、あと追加で団体レッスンも受けながら単価を少々下げるぐらいが自分には頃合いかなと思います。

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(娘のバレエも良い習い場所が見つからないかな)

1〜2ヶ月で500ドルを趣味のダンス代に投じていくのはちょっと現在のドル家計では厳しいので、日本に一時帰国した際に自分の円貯金から引き出したお金をドルに替えて戻入する予定。

最近ではダンスのレッスンを平日の夜に時々入れていることが周囲に気づかれ始めており(公開スケジューラーにDANCEと入れているからか)、むしろこれも自分自身を表す良い個性(趣味)?と割り切りを。

お約束の質問、どんな先生と踊っているの?に応えるために、オルガ先生にダンサーっぽい画像を一枚下さい、とお願いしてもらったのがコレ。

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(いつもより化粧濃い)

うーん・・・ちょっと期待に応えすぎか。

同じ教室に通う生徒の皆さんとのなにげない交流が結構楽しいです。数少ないしがらみゼロの出会いなので。

米国で社交ダンス〜3ヶ月目

米国で社交ダンスを習ってみるという実験も9週目に突入。(途中、途中で、国内出張平日不在となるので連続ではありません)

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ここまで個人レッスン(45分)を9回受講。(基本は週に1回受けることを推奨されています)ワルツから始めて、半周ぐらいの練習ルーティンを作ってもらい、タンゴ、スローまで辿り着きました。続いてクイック、ヴェニーズをやってからラテンに進もうかなと。

個人レッスン以外にはグループレッスン(練習パーティー含む)を累計で18回受講。意外!と受けてますね。個人レッスンと同じ日に併せて受けることが多く、たまに時間が合えば仕事帰りに早い時間のグループレッスンだけ受けたりもしてます。

コーチのオルガ先生はあるとき僕が41歳と知って愕然としておりました。(その後におずおずとお伺いするとご本人は先日30歳を迎えたばかりだそうな)アジア人は総じて童顔ですからね。

数回前から個人レッスンのラスト10分を使ってアメリカンダンスのミニ勉強を始めました。グループレッスンだとイマイチ定着率が低いので。

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(レッスンの感想をYelpに投稿せよとは・・現代的)

現状を整理すると・・なんちゃって・・でとりあえず練習パーティーでベーシックだけでも踊れるようになったのは、、

▼アメリカンなワルツ・タンゴ・スロー
▼アメリカンなルンバ・チャチャ
▼カントリーなツーステップ・ポルカ
▼カリビアンなサルサ・メレンゲ・バチャータ

練習パーティーで踊れるように早くベーシックからまず覚えたいのは、、

▼ウエストコーストスィング
▼イーストコーストスィング
▼ハッスル

いずれ個人レッスンで習いたいのが、、

▼スムース (スタンダードとラテンの間のようなやつ)

他にもスリーステップやらクラブ・スゥイングやら登場頻度が低いマイナー種目があるのですが、認識出来てきたのはこれぐらい。

やりたいことが沢山ある、出来ないことが沢山目の前にある、という状態はなかなか良いことだなぁと思います。

スィングやハッスルは妻にも覚えてもらい、是非二人で踊れるようになりたいという遠大な計画も立ててます。(さもないと日本に帰った時に踊る相手がいなくて忘れちゃう)

米国で社交ダンス〜初契約更改

久しぶりの「米国で社交ダンス」の話題更新。ここのところ平日出張が続きダンス教室に通えておりませんでした。(→そのかわりに道産子ダンサーを送別する機会がありました。

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(これまでの流れ)
■ →体験レッスンを予約
■ →体験レッスン後に入会決意
■ →団体レッスンと練習パーティー参加
■ →ガルフスウィング!?

入会後に個人レッスン4回分の権利(含むその期間のグループレッスンに何回でも参加可能)を購入したのですが、これを2ヶ月かけて、ようやく消化するダメな生徒です。(推奨は1ヶ月です)

手帳によると、個人レッスン(50分)を4回、それ以外にグループレッスン6回をこの2ヶ月間に受けたようです。最初に支払いした530ドルも、4回ではなく、10回で割ることが出来れば結構リーズナブルな感じになって来ますね。アメリカの人件費を考えれば、ゴルフやテニスを個人やグループで習っても相当かかりますので。

個人レッスンでは、いわゆるインターナショナルと呼ばれる、僕にとっては普通の社交ダンスのワルツやタンゴを習いました。グループでは、クラブスウィングやカントリーポルカ、イーストコーストなど、聞いたことも踊ったこともないアメリカンダンス達と格闘。(そして直ぐに忘れる)

どうやら教室を支える生徒の母集団は50人(組)程度のようですので、顔見知りが少しずつ増えていきます。(名前はまだ15人ほどしか覚えられておりません。そして忘れる・・)でも、こちらが顔を出さないと、どうしてたの?と気軽に声をかけられるのは、ちょっと嬉しい感じ。(職場と家庭の間のサードプレイスになりえます)

やはり短時間とはいえ、踊っている間は完全に仕事から離れられる貴重な機会。これが同じ運動でもジョギングとかだと、なぜか目の前に山積みの仕事のことばかり考えてしまうんですよね。(それはそれで頭も整理できて有効なのですが)

支払い済みの4回分レッスンを消化したところで、次の4回分530ドルの契約更改(2回目の支払い手続き)を行いました。(ちゃんと細かな契約書面があるのが流石米国。中身は・・よく読んでいません。)

共同オーナーの一人であるエディー先生。(もうお一人はミレラ先生)10年ぐらい前は全米の10ダンスチャンピオンだったようです。Youtubeで昔の競技会やデモの姿を見つけてしまいました。やっぱり現役時代は細かったのね・・というのはまっすぐ自分に戻ってくるので言わないことにします。

さて、2ヶ月間で準備運動も終わったということで、そろそろ真面目にアメリカンダンスを習い始めてみようかと思います。覚えられるかしら。

米国で社交ダンス〜ガルフスウィング?

米国での社交ダンス体験、少しずつ足場を固めております。初めての個人レッスンも受けました。

(今までの流れ)
■ →体験レッスンを予約
■ →体験レッスン後に入会決意
■ →団体レッスンと練習パーティー参加

初個人レッスンですが予約が20時半からでしたので、その前に一つグループレッスンを受講。グループレッスンや練習会は皆セット料金(というか個人レッスン代に含み)なんですよね。これは受けなきゃ損。

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本日のグループのテーマは、イーストコースト・スウィング。スウィングというのはスローなジャイブな感じ。ジャイブとの違いは何?と先生に聞くと、うーんと唸った後、キックがないところかな?と。(本当でしょうか)

さらにイーストコーストがあるということは、ウエストコーストもあるわけで、これはリズムの取り方が別物。誇り高いテキサス州在住としては当然の疑問として、ガルフ・スウィングはないの?と。(ガルフとは米国南部のメキシコ湾に面している諸州あたりを指します)

すると一緒にレッスンを受けているご婦人(シェリーさん)が嬉しそうに、ガルフはこれよ!とブンとスィング。「・・それはゴルフスイングですがな!」とすかさず突っ込まざるをえない私。ホント、ダンスを習う以前に英会話教室。英語のボケを拾うのには緊張感があります。(笑いのツボが違うし、わからないとお互い気まずい)

そんなこんなで初の個人レッスン。ロシア生まれで10年ぐらい前に渡米したらしいオルガ先生。まずは馴染みのあるインターナショナルのワルツから始めてみましょうか、と。ちゃんと準備してきたのよ、フフフと少々のドヤ顔で一枚の紙。

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(おぉぉ、ちょっと嬉しい)

グループレッスンではスウィングとかツーステップ(カントリーの一種目)とか毎度不明な種目が登場する中、慣れ親しんだ世界(日本のいわゆる社交ダンス、当地で呼ばれるところのインターナショナル)に再会できると何やら涙が出そうになります。

さらに、折しもワルツで懐かしの「ゴーヤ」を松田聖子が歌うバージョンがフロアに響き渡り(あの曲の正しい名称はなんでしょう)気分も上々に。

受けてみると45分間の個人レッスンもあっという間でした。久しぶりにボディを伸ばし、ホールドを組んでヨチヨチと。20年来の右肩を直されたりしながら至福の一時。いやはや、楽しいですね。見守っていたオーナーのエディ先生やシェリルさんに、グッドダンスと軽く褒めて頂きました。

そしてレッスン後は、今後のレッスンをどういった構成にするか、グループレッスンや練習パーティーにどんな頻度で参加していけるか、指導のやり方はどうしていくか?などのレッスンレビュー。毎回の指導を書き物で先生自身が目の前でカルテに残しながら(一人一人にファイルが作られます)PDCAを回していくのは初回からの印象通り。(日本では自分でレッスンノートとかつけていたものです)

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さて、どれぐらいでスウィングやらボレロ、ハッスルなどなど、なじみのないアメリカンダンスをさわりだけでも踊れるようになるでしょうか。まずは良く顔を合わせる他の皆さんの名前を聞き取って覚えるところからです。(英語の名前をキャッチして覚えるのがとにかく苦手)

ダンスを表現する英語ボキャブラリーが早期に構築される事に期待です。体重移動とか、縦の芯とか、伝えようとしても全く脳裏に英語が浮かばないことばかり。

ここは何というの、日本語で、と先生に聞かれたので、「ふくらはぎ」と答えたら、その響きが可笑しかったのか「フクラハギ!フクラハギ!」と嬉しそうに連呼されていました。