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クリエイティブとはこういうことか〜絶望ライン工ch

世に動画は溢れておりますが、一億総人気Youtuberの世界に向かっている・・訳でもないのが現実。やはりそこには創作の壁、というものが厳然と立ちはだかっているからではと思います。

そんな玉石混交のYoutubeの世界で私の心を掴んで離さない幾つかの動画を勝手紹介していければと思います。

ここまで1年近く見守っってきました、絶望ライン工chさん。

絶望さんと絶犬さんが繰り広げる不思議な世界。あぁ、クリエイティブとはこういうことかと実感させる強固で独自な世界観。センスに溢れています。

こんな方が現在非正規ライン工をしているということは、おそらくライン工というお仕事にはクリエイティブさが求められていない、ということかと理解します。(さもなければあっという間に職場でも頭角を表しているはず、あるいはクリエイティブを発揮していた過去の世界では食えなかった・・ということか)

在野に埋もれた才能がこうやって掘り出されていく、あるいは正しく評価され直されていく様子を見守りながら(現時点でチャンネル登録者数14万人)、どこかで現在のスタイルは変わっていくのか、あるいは変わらないのか、というような近未来を妄想するのも楽しみ。

これまでに紹介したお気に入り動画チャンネル
▷エレクトーンの旋律に戦慄〜826askaさん
▷頑張れ、オカジ兄やん
▷ワルツを聴いてリラックス〜Ballroom Music

北斗の拳、どんな話?

我が家の12月の観劇予定に「フィスト・オブ・ノーススター」が入っております。

妻が出演される俳優さんだけで決めた後に、私に聞いてきたのが「で、北斗の拳って、どんな話なの?」。これは難問。

「アタタタタ・・・とかなって、あべし!とかひでぶな話でさ・・・」なんて脳筋な説明をする訳ではありませんが、さて、と。さらに好きな俳優さんがレイ役とジュウザ役の日、どっちがいいかとの質問にも、これは、、と。

愛に生きた南斗水鳥拳のレイと、ただひたすらに自由な雲のジュウザ・・好みが分かれるところですが、確かにどちらも魅力的な男、、むむむ。。

やはりこれは百聞は一読に如ずであろう、ということで、ラオウ編までブックオフでどどんと買ってきて(コミックで16巻ぐらいまで、今回は愛蔵版を購入)、妻の前に積み上げ「嫁・・」と。

結局、私も久しぶりに読み返してみて感じたのは、一言で言うならば・・「世紀末の世界における、美女ユリアを巡る壮大な兄弟喧嘩・・」、こんな感じかな、、と。それにしては多くの人が巻き込まれて死にすぎで大迷惑です。

強敵と書いて友と読ませる強烈な世界観、今読んでもどこか新鮮でオススメです。世紀末もコロナを経験した我々は少し想像できる気が。。

エレクトーンの旋律に戦慄〜826aska

Youtubeで出会ったエレクトーン奏者の826askaさん。その旋律に初めて接した時はまさに戦慄しました。

過去11年間でアップロードされた100本ほどの動画を全て聴いてからも気に入った楽曲は何度も聴いてしまいます。これまでエレクトーンという楽器にはさほど興味を持てたことがなく、所詮電子楽器の音でしょと思っていた訳ですが、こんな凄いリアルな音なの!?と驚くことしきり。一人オーケストラ。

そして彼女の演奏者としての才能を際立たせていると私が思うのは天性のリズム感というか音へのジャスト感。本当に音とテンポへの感覚が心地よい・・うまく説明出来ませんが、自分も少し音楽をかじった事があり(中学高校で吹奏楽部)、ここに自分は絶望的に才能がないと思ったので。


(アルバム画像をお借りします)

そして、現在20歳の彼女が11年前から動画をあげているというのは・・少女が大人の女性へと成長している記録そのもの。娘父親目線での萌え動画でもあります。撮影しているのがお父上だからかもしれません。(一部ではお父上の動画編集技術の向上を楽しむという向きも)

社会を開拓する覚悟〜LIFE SHIFT 2

前作は遅ればせながら・・だった気がしますが、たまたま目についたからもありますが今回は早かったかも。ここのところライフタイムの人生戦略にアンテナが立っている証左かも。

本文はコロナ拡大前に執筆されたようですが序文ではしっかりと最近の世界のシフトを回収しており、ここにエッセンスが。

■ 社会を開拓する覚悟

過去の選択や社会の仕組み・枠組みがもう役に立たない中で、コロナに変化への拍車がかけられた世界でどう生きるか。イシューは、人間とは何か、ということか。

物語、探索、関係性、というものを、個人として、社会として、あるいは政府や企業がどう捉えどうデザインしていくか。自分自身もここを真剣に考えを巡らしたいと幾つかメモ。

老いについては自分自身の思い込みによる先入観、実態とのイメージとのギャップがないかを再点検したいとも思いました。私自身が100年生きる可能性は低いと思っていますが、50歳で人生折り返しが現実になれば社会は今のままで良いはずがありません。

関係性の中では、深くて豊かで長期間にわたる友情の価値について言及されられていたことが心に残りました。これは人生後半のコミュニティをどう作っていくかという点にも関わってきそう。

そして、やはり現在の自分が最も真剣に捉えるべきは、学ぶこと、人は何歳になっても学ぶことができる、ということ。

生き方や学び方が根本から変わる大きな社会の変化に直面する中、自らが開拓者となっていく覚悟、持たなくてはいけません。

災害小説のススメ

最近どハマりしたのが高嶋哲夫さんの自然災害小説。

(図書館でまとめて借りた災害三部作)

最初に読んだのが富士山噴火の小説。これが面白かったので同じ世界観の過去の三部作を9月に一気読み。

流れ的には、東京でM8の直下型地震が起こり、巨大台風が東京都い大洪水をおこし、さらには南海トラフ地震が起こり大津波が発生、その数年後には富士山が大噴火。・・なんつー怖い未来を描いているのだ・・と恐ろしくなりますが、三部作が描かれたのが東日本大震災前というのが予言書のようで。。

まだ未読ですが「首都感染」という現在のコロナ禍を彷彿させる著作もあるとか。(今月読みます)

こうした災害小説を読みながら、きっと現実ではそんなスーパー科学者はいないのでは、こんなリーダーシップを発揮する地方自治体職員は・・自衛隊員は・・政治家は・・などとやや悲観的に受け止めていくと・・まずい、との思いに至ります。

自分と家族の身を守るのは自分。

火山列島の日本から自ら逃げ出す予定はないものの、選択の範囲の中で下げられるリスクは下げたいですね。自分が経験していないことも、想像の中で先取りして経験することで、備えることが出来る部分もあるかと。

勿論、百聞は一見に如かずでして、本当に体験することには敵いませんが、その時は遅いかも、ということで。