「アラフィフの男メシ」カテゴリーアーカイブ

いつかはガストロノミー

ガストロノミーとは食事や料理から文化を考察することを指すそうです。

美食術や美食学と呼んでしまうとやや敷居が高くなりますが、旨いものを食べながら飲みながらのおっさんの戯言にまで裾野を含めればグッと入りやすくなる気がします。

辻静雄先生のエッセイを読んで気持ちを高めてみました。

以前に辻先生の半生を描いた美味礼讃という伝記小説を読んで身が震えた、その後に脂肪もついた記憶がありますが、今回も読むごとに身が引き締まると言うか、食べたいものが増えました。

「どんなものを食べているか言ってみたまえ・・君が、、」と続けるサヴァランに「朝ご飯は納豆に卵が定番です、最近はネギにミョウガを加えるのが流行です」と快活に応えた場合、何と返されるであろうかと夢想。

新コロのおかげで家族にランチを振る舞う機会も増えました。パパの炒飯、パパチャーに加えて、パパのパスタ、パパパも新たに定着させようと取り組み中です。

この日はオイル系という妻からのお題で、シーチキンとオクラのパスタ。唐辛子の辛味を聞かせたいところですが、グッと我慢。

炒飯、カレーにパスタ、と各人気ジャンルで子供向けの舌に照準を合わせる腕を磨いてきましたが、次に挑戦すべきジャンルを探っています。(刺身、手巻き寿司と焼肉系は晩ご飯用)

青唐辛子の破壊力〜炒めてみた

週末、妻子が実家お泊まりに出かけたので一人静かに迎えた夜。アラフォーの一人男メシのお時間です。

(一人なのに翌日の家族分含め食材は買いまくり)

この日の気分は肉より魚でしたので、千葉の生カツオ刺身を主軸に北海道のスルメイカを応援買いしてみました。

(本日の一人メシ全景)

左上の冷奴に山形のだしをたっぷり、右上は先日紹介のコブクロ刺し、こちらにもだしをオン。この少量で200円・・今度大量に自家製だしを製造してみます。

娘達がいないので、たまには思いっきり辛めの料理を食べてみようかと、生の青唐辛子を1本投入したイカの炒めものを。

イカ墨も肝も投入、めちゃ辛い!でもうまい。

久しぶりに青唐辛子の破壊力を存分に味わいました。普段はチョビっとペペロンチーノにいれるぐらいですので実力が正しくわかってなかった。手の指の爪の間にまで辛味が侵入して来てヒリヒリする。

そして自分が、辛いものは好きですがお腹は弱いことも再確認。

コブクロ

コブクロと聞けば、自分の場合は「涙こぼしてもー」と蕾が脳内で再生される訳ですが、同時に口の中ではあのコリコリした独特の食感が蘇って来る、焼きトン好き男子です。

ホーム焼きトン酒場の仲垣では毎度オーダーしてしまうコブクロ刺しですが、先日初めて自ら再現トライしたのでメモ。

(嫌いな方は閲覧注意でお願いします)

(見た目新鮮そうな生コブクロが売っていたので・・)

塩水でしっかりと洗って、下茹でをしてから、熱いうちにポン酢と合わせてみました。

(茹でるとこんな感じでかなり縮みます)

初挑戦の評価としては・・やはり仲垣で食べるのが唯一の正解であることを再確認しました。おそらく素材の鮮度の差もありますが、下処理の技術、茹で加減の見極めなど、全てがプロの仕事であることを実感しました。

コブクロ刺し以外にも、ハツ刺し、ガツ刺し、センマイ刺しにハチノス刺し、どれも絶品の刺し軍団。

自家製コブクロ刺しは、この日のアラフォーの一人メシの小鉢として登場。左手前のスルメイカのスミゴロ炒めが激辛に仕上がりすぎて悶絶しました。恐るべしは青唐辛子の破壊力です。

ベランダがザンギ工場

天ぷら工房という機能を発揮した?我が家のベランダにさらに新しい意味づけが出来ました。

ザンギ工場。

基本、油関係です。前回の天ぷら工房からの学びで我が家に無限に届くアマゾンダンボールを効果的に活用すると油はねも予防できることが分かりました。

夏場に高温の揚げ油が近いと大汗かくのですが・・

揚げたてのザンギを味見しながら、よく冷えた日本酒を飲むという楽しみがあったりもします。

空調のきいた室内で揚げたてザンギを待つ妻子。父親の立ち位置を確認できる良いエクササイズとなりました。あ、ザンギとは道産子が呼ぶところの鶏の唐揚げです。

山盛り画像はこちらを・・→ザンギ。

これぞ日本が誇る代表的パスタ〜ナポリタン@おうち飯

先日WOWOWで始まったドラマ「異世界居酒屋のぶ」でナポリタンが出てきて美味しそうだったのでランチに。

麺の茹で加減に拘る日本人としてはアルデンテは譲らず、具は定番の厚切りベーコン、玉ねぎにピーマン。甘みで蜂蜜多め。酸味はカゴメのトマトソースとケチャップの合わせ技にて。

本日のナポリタンのために粉チーズとタバスコも購入してきました。そう何気に我が家では初ナポリタン。長女には受け入れられましたが、次女の口には合わず。(想定内)

今月はパスタ2回目ですが、週に1回ぐらいの頻度でランチにパスタがあってもいい気がします。レパートリーをちょっと再整理してみたいかも。今回ナポリタンの食材と手順が確認出来たことにして、あとはカルボナーラ、ペペロンチーノ、タラコ、そして妻が好きだと言うジェノベーゼにも挑戦してみよう。

他にもボンゴレビアンコや定番のミートソースもありますね。そう考えるとパスタ、ものすごく我々の食生活に根を下ろしてる。