練習場で踊っていると、見知らぬ若者カップルがとんでもなく爽やかに踊っておりました。まだ粗削りな部分もありますが、それにしても高いポテンシャルに溢れております。
いやはや、素晴らしいですなぁ
と、おっさんモードで口をポカンとあけて鑑賞。聞けば、まだ3年生の現役学連カップルですが、東部戦ではワルスロで優勝したとか。
おまけに、東大生 x 東大生のカップルですよ。
ダンスをはじめて2年とちょっとであれですか・・・と愕然とすると共に、素直に賞賛。自分が現役学生の頃は、勉強で負けて、ダンスでも負けてられるかぃ・・と燃えたものですけど。(若さゆえに、世界も視界も当初は狭かったもので・・)
ところが、国立大学同士は結構交流があるので次第に東大や京大に友人が増えまして、お互いの合宿を行き来して、彼らの目的意識の高さと努力家、負けず嫌いの側面に驚き、気がつけば、ひとつでもふたつでも彼らから学んでいきたいと素直に思いました。
(夏合宿で持ち帰った「カベ」という基礎練習は不評でしたが。。)
一方でダンスの連盟委員という立場で色々な大学に友人が広がりつくづく実感したことは、18歳の時点での試験の成績の差などでは人は全く図れないなぁということ。
人生は連続しており、どの時点からも巻き返しは可能で、誰もが師たりえること。ようは、その時にどれだけ魂を燃やして、その結果として何を為しているのか。
まったくもって当たり前のことなんですけど。ほら、目の前で60分1本勝負!といって、練習後にビールを飲んではしゃいでいる皆だって、、

(何となく楽しげだから自分だけたまには目線を解除してみたり)
K~たさんは言わずと知れた実力派ダンサーですが、常勝校を作り上げた指導力と仕組み作りの力。
Aッキーは、わずか7人の潰れかけだった部を1部校へ導いていったリーダーシップと求心力。
Mリリンの第1ボタンすら外さないわというお淑やかさとチャンピオンダンサーとのギャップ。
(最後は意味不明ですが、ダンサーは無意味に露出好きな方も多いという意味で)
ダンスを切り口にちょっと現役時代の昔を伺うだけでも、相当学ぶポイントだらけです。人生われ以外みな師、です、肝に銘じよう。
前日食べた鶏肉のカチャトーラ(鶏肉の漁師風煮込み)を再現・・するはずが、いつのまにか味付けの段階でアジア。

煮込むのに中華鍋を使っている時点で既にダメなのかも。大蒜、玉ねぎ、鶏肉(もも肉と手羽)、セロリに椎茸、そしてホールトマトを投入して煮込む。
しかしながら味付けする段階で、ついついマレーシアで買ったスパイスを使ってしまう。唐辛子の辛味、トマトの酸味、スパイスの香り、うーんここにココナツの甘みも足して・・

■ File No. 015 鶏のトマト煮 マレーシア風
イタリアンにはなれず結局アジアン。でも、美味しければいいか 
なんとなく胃袋がパスタでしたので、珍しく銀座でスパニッシュ・イタリアンなお店へ。

バーニャカウダのソースが美味しい。

生パスタを使ったズワイガニのクリームパスタがこれまた美味しい。そのほかにもチョコチョコ色々頂いたのですが、本日の最大ヒットは・・

本日のグラスワイン 
結局、5杯も同じ銘柄のものを頼んでしまって・・ボトルを頼んだ方が安上がりでした。カリフォルニアの白なんですが、独特の癖があってハマりました。
ネットで早速6本&同じ作り手のシャルドネやメルローなど6本も頼んでしまった。(1ダース12本で2万円のお安いワインですが、ロバート・パーカーが90点台を付けてるとか)
自宅でガブ飲み用ワインは1本2,000円前後で十分。(それより高くなると焼酎や日本酒の方がコストパフォーマンスが上に感じるので)
ようやく、不調続きだった胃腸も肝臓も本来の調子に戻ってまいりました。美味しく飲めるカラダに感謝です。
「才能」に「時間」をかけて何かを成し遂げることができると仮定した場合、もうひとつ重要な掛け算の要素になるのは、志のベクトルではないかと最近思います。(O先輩は以前、情熱という言葉でそれを表現されていたような)
才能(+) x 時間(+) x 志(+/-) = 成果(+/-)
ベクトルだけにマイナス方向に伸びることがあれば、掛け算は結果がマイナスになることも。才能はいまさら伸ばすことが出来ず、ある程度投入量が自由になるのは時間だとして、果たして、志を自ら高めるようにコントロールすることは可能だろうか。
志のロールモデルとして以前より注目している一人が岩瀬大輔さん。ハーバードに留学されている頃のブログを当時ベトナムにて愛読しておりました。
東大在学中に司法試験合格、外資コンサルなどをへて、ハーバードで上位5%の成績でMBA取得。帰国後にライフネット生命保険を設立されて、現在、代表取締役副社長のご活躍。



著作をまとめ読みして、溢れる才能と努力(時間)を最大限活かす高い志を感じてみました。まったくもってたいしたものです、さらに年下!

岩瀬さんが父親ほども年齢の離れた出口さんと作っていくライフネット生命というベンチャー生保。こちらも行く末が大変気になります。
日本生命で働く後輩のK君がネット生保は苦戦しているという話を先日しておりましたが、リアルタイムな岩瀬さんのブログでも丁度その話題が出てたり。
今週末、意外にも熱いS君あたりと飲みながら話してみたいと思います。
■ 155/200冊(2009年)
いよいよ、友人のじゅんちゃんのサヨナラ・パーティー当日。1週間前に行った入念な打ち合わせ(注:10分)の本番です。

F君はワルツ、僕がチャチャ、そしてJ君がタンゴをじゅんちゃんと順番に踊り、最後に3組でラストワルツ、〆は男達で騎馬をつくって彼女をのせて退場。
彼女の友人や同僚のみならず、ジャズダンサーやフラメンコダンサーも集う中で、社交ダンサーである我々もなかなか良いパフォーマンスが出来たのでは。

お店の外のテラスで踊ったのですが、なかなか幻想的な雰囲気。入籍ホヤホヤのJ君が、真夜中のリトルダンサー的にキメてます。

奥様のSちゃんも幸せ一杯のニッコリ美人スマイル。
今は忙しくてダンスどころではないようだけど、夫婦ダンサーというのはホント羨ましいものです。

本日僕のパートナーをつとめて頂いたのはじゅんちゃんの友人のMさん。さすが年度末に財団A級昇級を決められているだけあって、とってもお上手&素敵。

じゅんちゃん、僕らとの社交ダンスパファーマンスだけでは不安だったのか(笑)、自分が習っていたプロの先生も召喚。(ナイスガイのH君、いやH先生)
プロの実力を僕らが思い知ることとなりました! やっぱりプロは凄い!(同じ悪フロア環境、同じパートナーを相手にここまで質の違う踊りができるのかと驚愕)

凄いといえば、じゅんちゃんのジムのトレーナーさんの筋肉の凄さといったら。信じられないカラダつきをされておりました。

これからマドリッド在住となるじゅんちゃんに次回会うまでに筋肉をつけることを誓う・・もやしダンサー2人。
日本国から、貴重な美人の友人が1人減るのは大変残念な事態ではありますが、世界はひとつ、スペインにいてもどこにいても、じゅんちゃんはこれからも僕らの友人です。
Hasta la vista ! (また会いましょう!)
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。