感謝祭(サンクスギビング)当日に七面鳥の丸焼き(ターキー)を食すという見事な米国流の過ごし方がお向かいのご家族の親切なお誘いにより実現。
我が家は渡米1年目のクリスマスにターキーを焼いて以来、その巨大さに少々敬遠してしまっていたのでした。(あの時は数日かけても食べきれず、結局最後はサヨナラ・・)

(入念にターキー内の温度をチェックするBさん)

(よし、そろそろだ!)

(これで約20パウンドですから、9キロ、どんだけ!?)
カナダ出身のBさんによると、ターキー内の温度が165度(華氏、摂氏では74度)になったら食べ頃なのだとか。ここまで実にオーブンで約5時間。下拵えも含め実に手間のかかるお祝い料理。

(他にも奥様のAさんの手料理が色々と並びました)

B家のターキーは、ネックを煮出して作った特製グレービーをたっぷりかけて頂くのが流儀というので従いました。うん、美味しい!(本人はちょっと火が入りすぎたか・・と悔しげでしたが)
以前はチキンの胸肉は勿論、さっぱり淡白なターキーは苦手としていたのですが、最近の糖質制限生活を経てあっさりチキンを食べる機会が多かったからか、何の抵抗もなくターキーを楽しめる自分がおりました。また一歩、味覚がアメリカン化したか・・。(妻も同様の発言)
それにしてもテーブルを囲むB家友人つながりの輪は、カナダ、イタリア、中国、韓国、日本という感じで出身はバラバラ。肝心のアメリカ人がいないなぁ・・という話となったところで、うちの息子達は米国生まれだからアメリカ人だ!というオチに。また一つ移民国家アメリカを体感。

(ケーキは見るだけで持ち帰り)
翌日からの小旅行の運転があるので、飲みすぎないようセーブしていたのですが・・最後の〆のアイリッシュカフェとテキーラ、食後のウィスキーの3連コンボにしっかりやられてしまい帰宅と同時に居間で寝落ち。翌日妻に厳しく叱責を受けました。
・・・でも体重は予定どおり減っていてラッキー。
LeaseじゃなくてWreath。設備の賃貸取引のリースじゃなくて、室内の壁や玄関を飾り付けるリースのほうです。(きっと自分はLとRを正しく発音できなくて長女や妻に直されそう)
先週末、妻が近所で愛でてる雑貨屋Michaelsが主催するクリスマスリース教室に出かけ今年用のクリスマスリースを手作りしてきました。

たいしたものです。自分には非対称のモノを作る美的センスがないんだよなぁと冷静に分析。どうしてここでツノを右下につけられるのか。(それがセンスなのでしょう)
妻の母(ママ)も見事なリースを遊びに来た時に作ってましたし、きっとそうした分野での遺伝子があるのかも。手作り材料を幾つか持ち帰ってきており(なんと無料だったそうです)長女がさっそくオリジナルリース作りに挑戦。

(こちらもドキドキ)

(おぉーー、なかなか)
妻曰くも、なかなかこのぴょんと飛び出した花をつけるのは難しいとのこと。孫まで伝わるモノ作りのセンスは健在のようです。そう考えると妻のお爺様は陶芸から絵画、書道など様々に愛された方でしたし、何かしらの才能のかけらは娘達に流れてるのかも。
僕が大いに評価しております妻の室内装飾やテーブルセッティングの才能は今後も大いに伸ばして欲しいので、多少の雑貨出費は投資と考えて背を押していきたいと思います。

我が家の表玄関には常時何かのリースがかかってます。これはハロウィーンの時で、今は別のがかかっており(感謝祭バージョン?)、そろそろクリスマスバージョンに衣替え。
昨年買ったクリスマスツリーを今年はどのように妻が飾り付けるのかが今から楽しみです。(一昨年はアナ雪、昨年はマイリトルポニーで、今年のテーマはミニーとな)もう完全に妻にお任せの世界です。
妻が寿司を思いっきり食べたい・・と仰せゆえ、ご近所のKatyにあるSushi 9というお店に行って参りました。

(小綺麗な店内、オーナーは中国系か)
入店時に娘達2人の年齢を聞かれたのですが、この時点ではまだ料金体系はわからず。大人は定額、子供は年齢によって、という感じとふみました。

食べ放題メニューはかなり豊富。メインの握り寿司、巻き寿司はもちろん、天ぷらやフライ、うどん、チャーハン、カレーなどなんでもあります。ただし残すと追加料金を頂きます・・的な記述。これは胃袋と相談しながらオーダーですね。



握りのサイズはかなり小ぶり。ネタの種類はやはり少なめで、サーモン、ツナ、ティラピア、サバ、もうひとつなにかの白身、ぐらいが生のネタであとはほぼ加熱系。シャリはやはりそれなりですが全体の味のバランスよく、想定以上に美味しい。

妻子大興奮で寿司をほおばるの図、来て良かった!
僕は実はなんだかんだと立食パーティー的な機会がほぼ毎月あり、ここで寿司が並ぶので実はわりと満たされています。(本当に美味しい寿司が食べられる訳ではないですが)どれだけ食べても定額なので、ここはちょっとお勧めかもしれません。

(食べかけすみません)
ホタテ(イミテーション)のフライ、これが実に美味しくないので注文は避けて下さい。涙が出そうになりながら家族が一口食べて残した物体を腹に納めました。イミテーションというからには似た感じの蒲鉾か何かだろうと思ったのですが、謎の脂っこい物体が揚げられていました。かなり危険。
最後に気になる料金体系ですが、大人は1人20ドル、子供は年齢プラス1ドル。我が家は5歳、2歳ですので、6ドルと3ドル。4人で49ドルに税金、チップを乗せてだいたい65ドルほど。
今回は初めてなので色々頼みましたが、ひたすらサーモンというのもありかも。また家族で再訪したいと思います。
42歳になりました。
気がつかないようにしておりましたが、数え歳での42歳(通常の数え方だと41歳)の本厄の一年を無事に過ごすことが出来て良かった。(別に信じてもないけど)

(年に1回鑑賞するレミゼが活力をくれます)
8月に日本で受けた人間ドックにて便鮮血が発見されしぶしぶ大腸内視鏡検査を受けたらポリープが2個発見され即日切除。その後の検査でいずれ癌化するタイプだったことが分かったぐらいですので、むしろ大いにツイてる一年だったと言えるかと。
米国駐在生活は3年目に突入、期間を丸5年と想定すると折り返しを過ぎました。目に見える成果をあげたいと焦る気持ちもありますが、焦ったところでなるようにしかならないか。

(起きると居間に何やらお祝いセッティングが)
自分の力の足りなさを思い知る一方、どうせあと10数年しかこの職場で大いに働く機会も時間も残されていないのだから、大いに自分がやりたいようにやればいい、という開き直りの気持ちも。
何かと負担をかけてしまう妻には頭が上がらないものの、一番身近な赤の他人である彼女との距離が少しずつでも縮まり、分かり合える部分が互いに増えれば良いなと思うことしきり。出会いから8年、まだまだお互いに新たな発見があります。

(3人の女子達の為に毎日仕事しています)
自分は果たして5歳と2歳の娘に父親としてどのような価値を与えることが出来るのだろうか、どのような世界を残したいと思って日々を生きているのだろうか。そんなことをツラツラと考えたり、考えなかったり。

しかし、42歳だなんて、どう考えても中年のおっさんの年齢だと思っていましたが、なってみた本人からすると意外と重みもありませんね。江戸時代だとそろそろ家督譲って早めの隠居も出来るかもしれない歳だというのに。
また新たな1年、ブログ共々、宜しくお願い致します。
ながながとしたタイトルを書いてみましたが、要約するとUS CPA挑戦に挫折したのでそろそろ手仕舞いしま〜す、という意味です。(あらためて言葉にすると情けない)

振り返ると2015年5月にやや唐突に思い立って(なぜそんなことになったのか今となっては不明。単なる勢いか・・)US CPA受験をすることして教材にお小遣い50万円をぶっこんだのですが(→US CPAにトライ)、とてもとても、必要と言われる勉強時間1,000時間を仕事しながら捻出するだけの日々の気合も、要領よく勉強していく器用さも、そもそもの地頭も、さらには根性もありませんでした。
なんとか遅れながら当初計画にしがみつけたのは最初の英文会計入門と財務会計FARの途中まで。ようやくアラスカ州でCPAを受験するのに必要な財務・会計の単位がオンラインの試験突破で集まったぐらいで、ほぼ試合終了。(つまりは諦めモードに)
確かに4教科を順番に受けて、絶対評価で各75点を取れれば合格という仕組みは・・地道にやれば突破出来そうな印象を最初はもったのですが、いかんせん各教科で1,000題以上の出題問題パターンがあり、この大量の情報がスムーズに頭に入っていきません。覚えるそばから忘れていく感じ。

(もう昔のように記憶力もよくない・・)
財務会計FARが特別つまらないのかと思い、目先を変えて監査AUDやビジネスBECもやってみたのですが、どれも絶望的につまらないし。。
そんな訳でスタートから1年たった2016年5月に、せめて試験範囲をグルッと勉強するぐらいまではやろうと、突破から踏破に目標を大幅にグレードダウン。(→US CPA試験範囲踏破プロジェクト)
これだけでは動機付けが弱いかなぁと思いアメも設定(→苦手な勉強をするにはアメが必要)。ところがアメの発売日が2ヶ月遅れることになり、そのためプロジェクト終了期限を妻の両親(パパママ)が来ヒューストンする12月上旬に再設定、発売直後のアメの搬送をお願いしました。
期間限定とすることで自分に鞭打って、少しでも(一定の)目標達成に近づきたいと思います。最終的な総括(振り返り)はまたあらためて。
■ US CPA勉強・・累計165時間
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。