NewsPicksの記事をきっかけに初めて手にとりましたFIRE本。
前々回(→FIRE考察①)、前回(→FIRE考察②)に続いての考察(雑感)です。

Retire Early=早期退職については、若く健康なうちに自由があったらいいよね、ということについて部分合意するものの、仕事をすること=徹底的に不自由という大前提なのはどうかな?とも。
まして新コロ環境下ですと、単なる在宅勤務は不健康そのものなので、通勤をやめることと運動習慣の導入はセットにすることが不可欠ということを体感しています。
あとは、前段のFinancial Independence=経済的自立ですが、これは年齢に関係なくの普遍のテーマ。収入の範囲内で暮らすことは当たり前ながら、人生が想定以上に長くなったので、人生後半の収支をどう考えていくかが難しくなってきています。(だからこそ老後2,000万円問題などでの議論が)
自分なりの対策は、60歳以降に向けてプラスのキャッシュフローを複線化しようと不動産投資に着手したこと。投資収益を得る手段は4%程度が期待出来るのであれば、なんだって良いように思います。
■ 出来るだけ稼ぐこと
■ その稼ぎを出来るだけ確実な投資に回すこと
この2つの大原則に加え、将来の、今よりはずっと目減りする収入(不動産や金融資産からのキャッシュフロー)の範囲内で暮らせるよう生活を今から整えていくこと、この3つ目が自分には大きな挑戦になるな・・ということを改めてFIREという言葉を前に考えました。
40代でもFIREを目指せるの? へのアンサーはYESですが、どんな暮らし、人生を送りたいのか、という問いなんだと思います。
そのまま再現出来るかどうかは別にして(殆どの人には出来ないと思います)、人生のあり方について考えるきっかけをくれる点では学びありです。でも、自分の職場を豚舎と呼んじゃいかんでしょ。
NewsPicksの記事をきっかけに初めて手にとりましたFIRE本。
前回(→FIRE考察①)に続いての考察(雑感)です。

Financial Independence=経済的自立が達成出来たらいいよね、という点には一ミリも異論はありませんので、まずは後半のRetire Early=早期退職、セミリタイアってどうなの?ってところから。
正直これまであまり目を向けてこなかったコンセプトなのですが(幸いに仕事することが楽しいので)・・・確かにブログなんかでもセミリタイア生活を綴ったものは沢山出てきますね。
その開始(宣言?)時期は30歳の今回の一冊を頂点?に、30代、40代、45歳や50歳の節目だったりと様々。自分の場合は既に45歳なので、準備時間を考えると早くても50歳以降とかですね。。
現時点では、人生100年時代の中で、60歳だったはずの定年が65歳まで雇用延長されてきており、これはきっと自分の場合は70歳まで伸びるんだろうな(年金の受給開始年齢の変更と併せて)と想定しています。
そうした世界では、60歳でスパッと辞めることですら早期退職なのでは?と考えています。60歳以降のセミリタイア生活をどうするかは今から思い描いています。これを5年前倒しで55歳ではどうか?と考えることは面白い思考体操。(間違いなく妻が反対しそうですが。。)
FIREムーブメントのポイントの一つは、若く健康なうちに自由を得ること、だと読み取れます。だとすると、若いにこしたことはないけど、年齢が多少進んでいても、健康でいること(心身共に)が重要だといえます。ここには大きく合意します。
続く。
NewsPicksの記事をきっかけに初めて手にとりましたFIRE本。

FIREという言葉は少し前から目にしていた気がしますが、Financial Independence=経済的自立をさっさと達成して、Retire Early=さっさと早期退職しちゃおう、という考え方のようです。
もともと、一時期は集中して働いてお金を稼いで早めにリタイアという考え方は、ハードワークな金融の世界で前からあったと思いますが、徹底的に節約して貯蓄(投資運用)することや、より早い時期、例えば30歳でのセミリタイアやアーリーリタイアというのは驚く話です。(その後の人生設計は?)
確かに、理屈上は築いた資産からの運用利回り(不労所得)が年間支出を上回るのであればリタイアも可能といえますが。そのためには年間支出(生活費)の約25倍の資産がざっくり必要とのこと。
年間300万円必要ならば資産7,500万円ですか。30歳、いや30代で実現するのは大変そうです。(自分は30歳で300万円でしたし)
本書の著者の穂高さんは徹底した節約・倹約生活で(ご本人は支出の最適化と命名)、30歳でセミリタイアを実現したそうです。そういえば以前にブログ記事がバズっていて読んだ気が。
30歳で資産7,000万円をミドルリスクの高配当・増配株投資を積み立てで実現するとは大したもの。自分にとっては再現性ないものの、大変興味深いので少し考察してみます。
続く。
帰国以来、リビングでは床の生活を続けてきましたが、妻の強い希望も受けてダイニングテーブルとチェアを導入することに。
確かに座椅子も色々試してみたのですが、やっぱり長時間になると腰が痛くなりますし姿勢も悪い気が。やっぱりもう床では暮らせない現代人なのか、直近は米国生活でしたし。

ニトリのHPだけでみていてもサイズ感が湧かないので中目黒の実店舗でサイズなどを確かめた上で、あらためてネットで注文。
我が家はテーブル幅を135cmにするか150cmにするか、それ以上にするかを真剣に悩んでいたのですが、横ではカップルがひたすらテーブルのサイズで喧嘩をしており笑えました。
リビングが狭いのでどんなダイニングセットを選んでも4人でもギュウギュウになってしまうとは思うのですが、腰に楽な生活スタイルを選べればと思います。
それにしても米国生活で手に入れたテーブルと椅子の組み合わせはお気に入りでした(特に途中で入れ替えた椅子が)。わずか数万円で手放してきましたが、今の家にはやっぱり入らないからなぁ、、と思い出します。
30歳頃からかれこれ15年ほど、手取り収入の四分の一を天引き貯金してきました。本多静六博士の教えに感銘を受けたのがきっかけです。
それ以前は、社会人3年目で貯金5万円、社会人7年目の30歳でようやく貯金300万円・・と、とても褒められた貯蓄性向ではなかったのですが響くものがあったのだと思います。
残念なのは、単純に貯めるのではなく、15年前からインデックス投信の積み立てを淡々とやり続けていればもっと複利で増えていたはずで・・そうした頭は全く回らず。(むしろ個別株で累損が数百万円規模で発生。。)
今後については、生活防衛資金として三年分を、一年分は念のため現金で、もう一年分はインデックス投信に徐々に積み立て、もう一年分を個別株式として、三年分の金融資産以外は全て不動産投資に入れようか検討中です。(追記:その後の検討で金融資産を積み増すことに)
その投下資金の源泉となるのが、手取り四分の一天引き貯金の習慣です。これ、急に導入しようとしても難しいので、習慣になっていることが心強いと思います。
あとは、収入がほぼ増えない一方(減るかも・・)、子供達の成長と共に支出要素が増えるばかりなので、あらためて自分自身の消費行動と家計の見直しをかけたいと考えています。

(四合瓶で二千円以上する日本酒を家では飲まないのも、習慣)
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。