中年が思い返す中学校時代

母と弟と一緒に、埼玉県に暮らす叔母に会いに行ってきました。自分が、中学2年から高校卒業するまでの5年間、北海道の田舎から出てきて家族で埼玉の郊外で暮らしました。

あまり変わらない東武線の駅、昔暮らした家を眺めて、叔母と近所の珈琲店でおしゃべり。盛り上がる75歳の姉妹を置いて、弟と二人で近所の小学校と中学校を散策。今も変わらず、でした。

中学2年で転校生としてやってきた中学校の校門、懐かしい。もう35年前の話だというのに断片的な思い出が蘇ります。

今の自分だったら、勉強も部活も人間関係も、もっと上手くやれそうな気はします。でも、そうしたうまく出来ない時間と経験が蓄積したからこそ、現在の自分に至るわけなので、やはり人生に必要な時間だったのだとも思います。

この校門前で好きだった女の子にもらったバレンタインのチョコ、心底驚いたし、あれは嬉しかったなぁ・・。そして1年後に卒業する時にはやっぱりフラれていたなぁ、とか懐古。

あれもこれも、人生の一大事だと大騒ぎした中学校時代の全てが今考えるとほぼどうでも良いことです。でも、やり直しができないからこそ、大事だったと言えます。

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