あれから18年

今年も一年が過ぎ、父親の命日が。

(画像は古いものですが・・気持ちだけ献杯)

日本に戻った翌日であんまり落ち着いて何かを考える時間もないうちに一日が過ぎてしまいましたが、北海道の母親が家族代表で墓参りもしてくれましたことに感謝。

母71歳、長男44歳、次男39歳、それぞれの場所で生きています。弟には今年とうとう子供が生まれる予定で、孫3人目です。

あの時から、もう18年。(あの時・・→あれから6年、まだ6年)まだ、というより、もう・・という感じがしてきました。あと8年もすれば、当時の父と同じ53歳に自分も。

歳を重ねる母の姿に時間の流れを感じ、結婚した9年前からは義父をみながら、父が生きていたらどう歳を重ねたか、を想像。

社会人として家族の一員として、どんな形で自分も53歳を迎えられるのだろうか・・と考えると、やはり自分にとっては一つの大事な通過点な年齢の気がします。

人生は有限だという当たり前のこと、それがいつ終わるともしれないということ、を身を以て教えてくれた父に感謝しつつ、しっかり、思い切って、生きていきたいと思います。

きっと8年後はまたどこか海外で働いている頃かなと思います。それまでの数年は日本での仕事や暮らしを満喫しなくては。人生を楽しむこと、生きることを楽しむことも大事な教えだったと思いますので。

ヒューストンでラストディナー〜Pappas Bros. Steakhouse

ヒューストンからの帰国前日。あいにく妻子は体調すぐれず、日中はホテルで眠り姫x3状態に。

確かに娘達は体調不良を押して最後まで学校行って、友達と連日別れを惜しんで、その間に妻は引越荷物を出して(その準備で徹夜もして)・・みんなここまで大忙しだったからなぁ。。

(前日は長女と最後の登校を噛みしめました)

僕は日中に出かける最後の予定があったので夕方に家族と再合流。やっぱり最終夜、どこか家族で外食に出かけたいよね。ではどこだろう・・という話に。

やっぱり・・ここか。自分の中ではヒューストンNo.1のステーキハウスと思っているPappas Bros. Steakhouse!

家族連れで来るのは初めて。4歳でPappasデビューなんて生意気なんですぞ、と。さて、最後まで行儀よく出来るかな・・。

(本日もいい感じの雰囲気)

楽しみにしていたはずの妻が胃腸の調子が悪く可哀想でしたが、、リブアイ、フィレ、そしてラムチョップをサラダ、サイドデュッシュと共にオーダー。

(妻とグラスワインで5年間の労いの乾杯)

考えてみると、赴任翌日か翌々日の自分の歓迎で初めてヒューストンで訪れたステーキハウスがこちら。以来、5年間かぁ・・と感慨にふけりました。

(16オンスのリブアイがするっと・・胃の成長を実感)

今日は何かの記念日ですか?とサービスのイケメン君に尋ねられたので、ヒューストンで最後の夜だから一番美味しいステーキハウスに来たんだ・・という話をしたらとても喜んで貰えました。隣の老夫婦にも娘達が行儀よくステーキを楽しんでいるのを褒められたり。

(最後にテキサスサイズのデザートを確認)

長女と次女が8オンスのフィレのステーキを分けあって、付け合わせのアスパラやポテトを美味しそうに平らげている逞しい姿に成長を実感。さぁ、そろそろお勘定・・と思ったら、、

なんとサービスのイケメン君の手配、お店からのサプライズとしてコックコートのプレゼント! 5年間で10数回ぐらいしか来ていないのに・・これは嬉しいなぁ(涙)

最後の夜がとっても思い出深いものになりました。
ヒューストン最高!

ヒューストンで車を売るなら〜Japan Auto Services

前回(→いよいよ撤収直前)からの続きです。ヒューストンで初めての車売却。売却作戦を開始するにあたりまず参照したのが、誰もがその名を挙げるKelley Blue Book。まずは情報収集。

■ Kelly Blue Book

車種や年式を入力すると、売却可能なレンジを大凡事前に知ることが出来ます。ここでイメージをもって、実際の査定を受けに行きました。売却の候補先にしたのは新興のJapan Auto Service。

■ Japan Auto Service(→公式HP

職場にチラシがあり、帰国日に空港で引き渡しが可能!という条件に興味を持ちました。

(Highway 6沿い、I-10からすぐそばの立地)
住所:630 Highway 6 South, Houston, TX77079

メールで事前にやり取りをして、査定依頼の申込書を提出、見積もり日時のアポイントを事前に取り付けておきました。やり取りが日本語で出来るというのも安心感があるかもしれません。

本当は事前に中古車売買の老舗Carmaxにも出かけて見積もりを貰っておこうと思ったのですが、時間が捻出できずこちらから。

(小綺麗なオフィス、まだ営業開始はじめて新しいのか)

営業担当のユンさんが丁寧に日本語で対応してくれます。まずは同じKelly Blue Bookのサイトをはじめとする複数サイトで売却車種のマーケット価格を一緒に確認。

(車種だけで調べると11,000ドル前後ですが・・)

(走行距離=マイレージも入れると11,698ドルから13,137ドルのレンジと出ます)

さらに車のVIN No.で、購入からこれまでのメンテナンス履歴もしっかりチェックされます。まるで信用調査的な。(ちゃんとメンテナンスを受けてきたことが確認され一安心)

つづいて実車の確認。我が家の家族車は妻がちょっとずつ車庫で擦ったりなんだりありますので少々目減りするはず・・・。

結果、前のバンパーは穴が少し開いているので丸々取り替えが必要、側面も板金とリペイントが必要。この部分の手間賃が売却額を下げることになります。ただし、車の補修は業者間の方が安くなるので売却前に自ら補修するのはお得じゃないのだとか。

(ヨン様ではなくユン様、ユパ様でもない)

査定交渉の結果、車の売却前の修理費用は全て先方負担。Kelly Blue Bookで出てきたトレードレンジの最高値13,200ドルで買取して頂けることになりました!

高値での買取の決め手は車の状態もさほど悪くなく(軽くぶつけたりこすったり以外は)走行距離が新車購入から5年で34,000マイルしかなかったこと。日本人オーナーは概して車を大事に乗っているから、ということだそうです。

そして50ドルの追加費用を払えば、帰国当日の空港引き渡しを選べることはこちらにも大きなメリット。ホテルから空港への最終日、UberでXLをオーダーしてもちゃんと全ての荷物が運べる車種が来るかは分かりませんからね。。その点、自分の車なら安心。

というわけで・・Carmaxの査定を取らずして、こちらのJapan Auto Serviceでの売却を即決致しました。時間があれば、納得感をさらに引き出すためにCarmaxでも査定を受けるのはありだと思います。

Japan Auto Service、中古車の売却だけではなく、新車や中古車の販売から普段のメンテナンスまで、何でも車関係のことは面倒見てくれるそうです。もっと早くお付き合いがあればメンテナンスでもお世話になれたかも。(やはり正規ディーラーのメンテナンスは安くはないそうです)

ヒューストンで車を売却する際の候補先に今後入れてみてはどうかと思いましたので周囲の同僚に伝えると共にブログにもメモ。(自分自身はこれが最初で最後の車売却ですが・・)

<追記>
車引き渡し(帰国日)の2日前に代金が自分の銀行口座に振込みあり、最終日の実車の引き渡しもとてもスムーズでした。
ユンさん、有難うございました!

(今まで妻子を守ってくれてありがとう、うちのシエナ!)

帰国大作戦〜いよいよ撤収直前

いよいよ5年間暮らしたヒューストンからも撤収直前。連日の送別的なお誘いを有難く受けながらも仕事や生活の引き継ぎをしつつ、自らの家族の帰国に向けた諸々を。

(夜22時過ぎにGENJIで高カロリーONするのがヒューストン男子の残業メシ)

さて、明日は船便第二便と航空便を搬出するとして・・・それ以外に手配しなくてはいけない事は何か。

電気、ガス、水道は全て電話で解約手続きをしなくてはいけませんでした。カスタマーサービスの自動音声対応でオペレーターに辿り着くまでが面倒なぐらい。米国外へ引越と告げると皆さん割とあっさりと対応してくれます。

AT&Tが少々面倒と聞いていたのですが、こちらも電話で家のインターネットとTV、そして携帯の解約を手配出来ました。ちゃんと自分達が出国する予定の後の日付で。ケーブルの受信機やWIFIルーターは最寄りのFEDEXかUPSでアカウントコードを告げるだけで返送可能。こちらは妻に対応してもらいました。

大家さんとは丁度2ヶ月ほど前に帰国が決まった瞬間からやりとりをしてきましたが、基本は1ヶ月の敷金の戻しを期待しないことで、残念ながら自然に返してしまった裏庭(入居時は数種類のバラや花が咲き誇る小綺麗なガーデン風でした・・)や室内のもろもろの傷んだ部分の現状復帰の原資としてもらうことに。

さて、大事なのが・・・車です。

通勤車だったマツダのセダンMazda 6。見た目がとても気に入り2015年モデルをリースで3年、2017年モデルをリースで2年乗り継いでの計5年。(→米国生活の家計簿〜新車リース)2年間のリース契約満了まで2ヶ月を残してますが、先に返却致しました。

(5年間、無事故で有難う!)

さて、次は家族車ですが、、こちらは売却です、

NYでラストディナー〜ドコイク?

NYで送別してもらう最後の夜。これまで何人も見送ってきたけど、自分の番が来るとはと感慨深い気持ちに。慣例として送別される主賓がお店を選べるのですが、さて・・・ドコイク?

少し迷った上でキーンズに2回目の訪店をすることに致しました。やはりアメリカでのラストディナーとなるとステーキ一択。(→2016年の初訪店で印象が良かったのですが、その後再訪の機会がありませんでした)

天井にはパイプが山ほどディスプレイされている独特の雰囲気。パイプだらけというのも丁度我々には良い趣向。。

この豪快なポーターハウス、久しぶりです。

前回は出来なかったマトンとラムの食べ比べも実現(主賓パワー)。まだまだマトン嫌いな方は多いもので。

毎月のように通ったNYでも、同じ部署の日本人の皆様には本当にお世話になりました。人に恵まれての5年間だったと思います。

NYのおすすめステーキハウスを2018年2月に一度まとめ記事にしていますが、もう一度書くなら、ベンジャミン、ポーターハウス、キーンズ、この3店が3強で、ピータールーガーやスパークスが続く感じかなぁ。たいして回数は行けていませんが(除くピータールーガー支店)偉そうなコメントですいません。

NYでステーキハウスに行ってもキョドらなくてすむ・・というだけで良い経験を積ませてもらいました。感謝。