家飲み86宴目〜これが競技BBQ

先週金曜夜のことですが、ヒューストンでの暮らしもとうとうカラータイマー点灯・・ということで同僚達を誘っての家飲み。一部NYからのゲストも含めまして大集合。

(急いで帰宅したものの買い物してるうちにギリギリ)

今回はゲストが10人以上のため立食形式として、妻に用意頂いたおかず達はブッフェ的に配置してもらいました。和風な惣菜とタイ風春雨サラダなどのアジアが混在しており大好評でした。

メインデュッシュはこの数年間の盟友、スコットご自慢のBBQブリスケット。ブリスケットとは牛の前股の内側、肩バラ肉のあたり。僕のたっての願いで前日夜中に何時間もかけ焼き上げてもらったのです。

間違いなく、この5年間で米国で食べた中で最高のBBQ!

肉はどこまでもしっとりと焼きあがっており、バラですが脂身もくどすぎず、硬いはずの肩肉が柔らかく、複雑な表面のスパイスの風味と力強い自家製ソース、燻された肉の香りが見事な調和。。。どこぞのパサパサなブリスケットはもう食べれません。

この数年は仕事が忙しく滅多に腕をふるえていないそうですが、スコットはもともとBBQの大会にエントリーを繰り返していたBBQ愛好家。(冗談みたいな話ですが・・ケーブルテレビのチャンネルを回すと大の大人が本気でBBQ道を追求している番組が見つかります)

競技ダンス出身としては、自分の裏庭BBQ(実際はグリル)がカルチャー教室レベルであり、彼のBBQとの違いをまざまざと感じました。そうか、これが競技BBQか・・・(なんじゃそりゃ)。

こちらは僕が裏庭で表面を焼いた後オーブンで中心まで軽く火を通したリブアイのグリル。そう、グリルであってBBQではないんですよね。わさび醤油や柚子胡椒、大根おろしポン酢などで食べてもらいました。(これはこれで目先が変わり喜ばれました)

平日夜開催ということで妻にはかなりの負担をかけましたが、こうしてヒューストンの同じ部署の全同僚に集まってもらう機会を最後に一度作ることが出来て本当に良かったです。毎度ながら、妻に感謝です。(ニューヨークの残る皆さん、すまん。。)

競技BBQの奥深い世界を今回チラリと垣間見れたのも大きな収穫でした。