Alita、ガリィじゃなくてアリータ(ネタバレ少し)

Alita: Battle Angel、観てきました。予告トレイラーを劇場で、ふーん・・・と眺めていて、銃夢じゃん!と驚いた瞬間を思い出します。それから公開を楽しみにしておりました。

銃夢は1990年から1995年の連載なので、高校生から大学生の頃にリアルタイムで読んでいた大好きな漫画。あの独特の世界観が胸に染み入ったSFバトル系漫画の名作です。その後、続編が出ていたようですが、読んでいないなぁ。

映画版のヒロインの名前はガリィではなく、アリータ。細かな設定も色々と変わっている気がしますが、原作9冊のうちの前半数冊分の内容、出だしからモーターボール編までをコンパクトながら上手に、且つ原作の魅力を十分に織り込んで編集されたように思います。原作漫画の木城ゆきと先生も、映画版の出来栄えに納得され褒めるコメントをブログ上で出されていて納得。

ヒロインの目がアニメ調に大きくCG加工されており、この点では賛否が分かれそうですが、これって漫画の実写版?という意味では非常に忠実な表現かも。(キャプテン翼が実写版になったら、膝下があんなに長くなるのか?という疑問と併せつつ)

しかし、2017年のゴーストインザシェル、攻殻機動隊でも驚きましたが(あちらは興行的には残念ながら大ゴケでしたね・・)、ハリウッド、なんでも実写で飲み込んでいきますね。ドラゴンボールとか一体どんな描写になるのか気になります。(今から失敗しそうで不安ありつつ)

本作、銃夢ファンならばMUST WATCHでしょう。ここまで映画の表現技術が上がったのか・・と素直に驚きもしますし、なによりクズ鉄町を実際に存在する世界のように感じられることは単純にファンにとって幸せだと思います。

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