初めての師匠の師匠〜落語鑑賞メモ

本年から追っかけ開始させて頂いているのが立川志の春師匠。志の春師匠の師匠は、皆さんご存知の、立川志の輔師匠。

僕の中では、志の輔師匠といえばNHKの試してガッテン!の司会の方・・という印象が殆どで、最近だと煙突町のプペルのブルーノの声というお方。志の春師匠を追いかけようと志して以来、本業の落語が気になっていたのですが、今回縁あって初高座鑑賞。

(志の輔らくご in 下北沢)

さすが・・もっとも券が取れない現役落語家の一角と言われるだけあって、下北沢の大きな本多劇場もぎっしり満席。券は毎回一瞬で売れるのだとか。

ビギナーの自分の落語鑑賞経験は本当に限られており、志の春師匠を中心に、立川志の輔一門の兄弟子、弟弟子だけなんですが、そんな一門を率いる師匠の存在感はやっぱり別格でした。

多少は凄いと感じるのかなぁ・・とは事前に思っていたものの、もはや別格というか、端々の表現力といえば良いのか、演技力?でもないし、とにかく総合的な落語力が相当上でした。もう60代も後半ですよね・・と思いつつ、御威光は衰えず。

本日の牡丹灯籠という大作落語について、詳細な感想はここに書く力もないので見送りますが、この凄さは何なんだろう・・と自分の中での消化には暫し時間がかかりそうです。是非、また志の輔師匠の落語を観てみたい、と思います。

そして、あぁ・・こんな感じで社会人3年目だった志の春師匠が落語で人生が変わっていったのか、、とも想像。私も人生の楽しみが増えました。