ビジネス書ポートフォリオ

過去2年ぐらいはビジネス書、というよりもノウハウ的な本に手を出すのを控えめにし歴史小説なんかを優先してきたのですが、今年はビジネス書的なジャンルにもKindle買いの枠を再び広げていこうかと思います。

イメージとしては全体の20%ぐらいをビジネス系。次の20%ぐらいは学びを深めたい歴史系。そして残り60%はいまのところ自由で。読書ポートフォリオも走りながら見直していければと思います。

まずはKindleの1クリック買い連打に走る前に、手持ちの未読だった紙の本の在庫一掃から。読了した本はお世話になっている商工会の図書室に寄贈します。断捨離活動とセットで。

ライフネット生命の会長兼CEOの出口治明さんの本。これまで読んだ著作は15冊ぐらい? 著作が現在30作ちょっとあるようなので半分は読ませてもらっていそう。世界史関連を次は読まないと・・とウェイティングリストに入れてます。

驚くのはどの著作を読んでもご主張がぶれないこと。言葉を返せば内容は首尾一貫しているので複数冊を読む必要がないとも言えます。(そういうことでは自己啓発やノウハウ系のビジネス書は全てどこかで聞いたことのある内容です)

■「数字」「ファクト」「ロジック」で物事を組み立てる

自分のアタマで考えること。決断することの大切さ。捨てることを恐れない。迷ったら最後は直感で決める。そして最後はご自身の持論である、人は「旅・本・人」のインプットで磨かれる、という締めくくり。仕事にかける時間は長い人生の中で見れば2〜3割という「たいしたことのないもの」だから、どうせなら思い切ってやればよい、というお言葉。心に刻み込みたいと改めて思いました。

■ 100人分の成果をあげるためには100人に仕事を任せる

20人部下がいるなら20人の部下を信頼して仕事を任せれば良い。ではどうやって任せるのか。指示ははたして具体的且つ的確だろうか。期限と優先順位を示しているだろうか。そしてホウレンソウは上司が部下に行うものと心得なおす。感情は出しすぎず、部下の短所は放っておく。自らのコア・コンピタス以外は全てアウトソース・・悪しきプレイングマネージャーになりがちな自分を戒めて2017年は新たに臨みたいと思いました。

メンバー達との個別インタビューのコミュニケーションのヒント探しに。朝メール、夜メール、ここで今一度導入を検討してみようかな。

経営のスピード感を意識するために。少し前の本なのでヤフーの爆速経営が現在も順調に続いているか、経常利益は上がっているかを追いかけ確認。昨年から爆速あらためアップデート経営への転換を掲げているそうです。とにかく歩み(というか走ること)を止めていないのですね。

タイトル買い。打たれる前に準備。

巻末の凹んだ時の気持ちの切り替え方。自分も2つずつぐらいレパートリーは持っているなぁと確認。

■ カラダを動かす → 週1回のジョギングや月2回のダンス
■ カラダを休める → 疲れてきたら寝かしつけと共に即寝
■ 好きなことに没頭する → 料理とかゲーム
■ 自分と向き合う → このブログとか個人ノート書き
■ 人とふれあう → 家族時間と家飲み
■ ココロを満たす → 美味しいものを食べる、読書

自分も、メンタルタフネス(=打たれ強さ)が強いというよりも回復力が(無意識に)高いタイプなのかもしれない、と考えました。さて、いろいろと懸案事項ありますけど気持ち切り替えて新しい週に突入いたします。

■ 5冊(2017年)