2009年5月よりいよいよスタートした中古ワンルーム投資。初めての家賃収入の入金以来、継続して家賃が入ってきてローンが出ていきますが、特にやること無し。
やはり面倒くさがりな自分には向いていますね。仕組みを作ればあとは殆どメンテナンス不要。最初の繰り上げ返済実行まではまだまだ時間がかかりそうですし(@2年弱?)、3戸目購入に向けて何かしたいなー・・・と思っていたところ、格好の生きた教材が飛び込んできました。
よく会社に突然電話がかかってくる「節税に興味ありませんか?」というアレです。今までは丁寧にガチャ切りしてましたが一体どのような営業をしてくるのかと会ってみることに。
会社名を聞いてネットで調べても、非上場の企業ゆえ業績などの情報は事前に取れず。創業して10年弱程度の比較的若いデベロッパーの営業マンが2人やってきました。現れたのは、いかにも勢いだけで頑張ってます!というオールバックの新人君と、上から下までブランドで決められた20後半~30代とおぼしき「部長」。
いやー、キャバクラのスカウトかと思いました。
やっぱり営業マンの見た目と信用は大事だなぁと、わが身を振り返りつつ反省。彼らの営業のポイントを自分なりの理解でまとめると以下。
■ 彼らは自社開発の新築ワンルームマンション(約2,200万円)を売りたい
■ 新築物件の魅力は節税効果(但し購入者が相当額を本業で納税しているのが前提)
■ 毎月の収支は▲1万円、確定申告後の節税効果で黒字?となる
■ 白色申告のやり方についてのアドバイスは素人目にも脱税気味(この時点でアウトです)
■ ネゴ可能幅は約200万円程度の値引き(→約2,000万円に)
■ キャピタルゲイン(物件価格の将来の上昇)は今の時代、見込むものじゃないはず
純粋無垢な顔して(無理ですか?)感心した顔をしながら彼らの営業トークを拝聴。おかげで自分なりに不動産営業への理解が深まりました。(彼らを反面教師として)
やっぱり新築物件は価格の2~3割が販売手数料や広告費として乗っているのは間違いなさそう。いわゆる新築プレミアムというやつです。
しかし、自分は投資用物件を探している訳ですから、別に新築じゃなくて良い訳ですし。そもそも毎月のキャッシュフローが赤字になる投資なんて厭ですよんっと。
ずいぶん一生懸命に営業してもらったので、ちょっぴり悪い気もしますけど、2,000万円もの買い物は簡単にはできません。
不動産投資の師匠のO先輩の助言と、お世話になっている管理会社の受け売りですけれども、都内中古ワンルームマンション、築浅、駅近、実質利回り5~6%狙いで確実にいきたいと思います。
そういえば自分自身がプレミアムも消えた34年モノの中古物件でした!どうりでお買い得な訳だ。。でも、多くの人にとってはやはり新築物件が気になるものなんでしょうねぇ。