「地球のさ迷い方」カテゴリーアーカイブ

パリだ!

珍しく、パリに仕事で出かける機会がありました。訪れるのは、はるか昔のドイツ駐在時以来なので、かれこれ20年ぶりのパリ詣でに自身の時の流れを感じます。

良く訪れるドイツのすぐお隣の国だけど、まず到着後に改めて思い知ったのが自らのフランス語の分からなさ。読めん。。。(確か、第二外国語に選択したはずですが、勉強しなかったので)

空港から電車を乗り継いで向かう駅名。3度目に見返した時に、ようやく、シャルル・ド・ゴール・エトワールと読めました。初見で普通にチャールズ・・とか脳内で英語で読み出していた。。

凱旋門を眺めて、シャンゼリゼを歩きルイ・ヴィトンに通りかかると沢山の中国人観光客と思われる皆さんが入店待ちの行列。日本から観光客が押し寄せた遠き時代に思いを馳せます。

フランスという国の欧州での立ち位置を、英国と比較しながら考えてみたり、そのアグレッシブな外交戦略を理解しようとするためにも、実際にその国の首都の空気を感じてみるのは重要だろうなと思います。

来年あたりには、家族でのパリのディズニーランド参拝とパリ市内観光も企画しなくてはとの思いをTO DOに追加しました。さて、時期はいつにしようか。

リンドバーグが「翼よ!あれが巴里の灯だ」と言ったわけでもなく、映画では「Paris!」というシンプルな言葉だったようで。

華やかなパリの夜景と喧騒を目の当たりにすると趣のある訳ですが、普通に考えれば「パリだ!」。

ドイツの古都ドレスデンちらり

エルベ川の真珠、19世紀にはザクセン王国の首都として栄えたドレスデンを家族で週末に訪れる機会が先日ありました。

市内中心部はわずか30分ほど歩いてみた・・ぐらいの一瞬の訪問ではありましたが、ザクセン選帝侯の居城の有名な君主の行列という壁画は眺めることが出来ました。

もう少し時間があればドレスデン城内を観光するなども出来たと思いますが、いかんせん前夜に気持ちよくドイツビールを飲み、ブランチでは泊まったホテルの近くのカフェで美味しくあれこれ頂いたので、あまり観光に時間を割かず。(我が家、あまり建造物などを巡るのにも時間持たずにて)

カトリック旧宮廷教会、聖十字架教会、聖母教会など、市内広場中心部には幾つか名所と呼ばれそうな威容の教会達が立ち並んでおり、流石はドイツの古都という風情です。(多くの歴史的建造物が第二次大戦で失われたというのは残念な限りですね)

(エルベ川を眺めながら一杯飲みたい・・)

ドレスデンを舞台にした作品、革命前夜という須賀しのぶさんの小説、冷戦下のドイツでの音楽家たちの成長を描いた作品に引き込まれたことを思い出しました。

その後、須賀しのぶさんの著作に手を出せておりませんでしたが、人気順に並べると欧州を舞台にした歴史小説が幾つかありますので、まずはもう1冊読んでみようかしら。

実際にその土地に足を運び、Wikipediaなどで歴史の流れを確認し、そして歴史小説でも味わい直したりする、そんな自分なりの楽しみ方の型を今後作っていきたいと思います。

初めてのワルシャワ

記念すべき→50カ国目の訪問となったポーランド。首都のワルシャワに初めて2泊してきました。

流石、東ヨーロッパらしい街の色使い。都心部の建物もどれも戦後復興なので新しく感じます。(口には出せませんが)

ポーランドの3大偉人といえば、ショパン、コペルニクスにキューリー夫人だそうです。先輩はキューリー夫人の代わりに、ヨハネパウロ2世を挙げておりました。確かにローマ教皇輩出も凄い。

その他にも、ヘンリク・ヴィエニャフスキ、ヘレナ・ルビンスタイン、ヤヌシュ・コルチャックなどのポーランド出身の偉人あり。こうして旅先で興味を持って、その国のことを調べてみるという循環は大事ですね。欧州では歴史を掘り返し始めたらいくら時間があっても足りないぐらい楽しめそうですし。

ショパンの心臓が柱の中にあるという聖十字架協会をチラリ。遺体はフランスのパリで眠るそうです。

Delicja Polskaというちょっとお洒落なレストランで、ポーランド料理も頂いてみました。伝統のスープとチョウザメをメインに選択、美味。食後の〆には地元のウォッカ、ズブロッカを。

せっかくなので酔い覚ましに都心部を1時間ほどナイトハイクしてホテルまで帰還。明るい大通りを歩く分には治安も問題ない感じでした。油断は禁物ですが。やはり歩くスピードで景色を眺めて、公共交通機関も使ってみると街が身近になってきます。

趣味のマイル&ポイント再び(2024年10月)

渡英から半年、海外駐在時ならではの、趣味のマイル&ポイントの日々が戻ってきました。

自身、ヒースロー空港に戻ってくると「家に帰ってきた!」と感じるぐらいには英国生活が身に刷り込まれて参りました。まだ年内、何回か出張予定を残すものの、マイル&ポイントの定点観測として、10月時の進捗具合を記録しておきたいと思います。

→BAの奴隷(新人)

引き続きのBA最下層民ですが、来年3月末までのブロンズ到達は視野に入ってきた気がします。現在のTier Pointは170ポイント。残り130ポイントでブロンズですので、どんなにしょぼい近距離でもいいので、あと7往復の出張機会があれば達成。まずは初年度にブロンズへ。そして翌年以降でシルバー獲得を狙います。

■ ルフトラウンジ改修中(おい!)

ヒースロー空港ターミナル2のルフトハンザのビジネスラウンジが来年1月まで改修中です。これによりドイツ行きのEurowings搭乗時、ANAのSFCカード効果によるスタアラゴールド利用が出来ません・・残念無念。(それであれば常にBAを使いたいですが、値差も激しいため、デュッセルはEurowings一択か。。)

■ JAL JGCへの野望・・

まだ妄想の域を出ませんが、JALのJGCになれないものか・・と。JALの制度改変(悪)により安直な修行はもう通じず、ライフタイムで30万マイルをJALで搭乗しないと、JGCへのクラスチェンジ案内は今後来ません。自分は、残り17万マイル、ロンドン〜東京12往復の計算。あと4年半で12回の日本出張は流石にないなぁ。

長距離でJALを選ぶと、ANAで25万マイル貯めて一時帰国作戦はクレジットカード利用のみで達成を目指すしかなくなります。そうなると、こちらの実現も難しいか。

なお、HiltonやBonvoyのホテル系ポイントは全然欧州では貯まらないので、ホテル系で上級会員となるのは難しそうです。米国生活では系列の安ホテルを使えたからであることを再確認。

・・でも、こうして再びマイル&ポイントを追いかける日々が戻ってきたこと自体が嬉しい。次のチェックポイントは3ヶ月後。

■ BA 170 Tier, 12,700Avios
■ JAL 3,000 MILES
■ ANA 72,000 MILES
■ UNITED 149,000 MILES
■ Hilton 9 nights, 57,000 points
■ Bonvoy 6 nights, 16,500 points

50カ国目はポーランド

人生50カ国目はポーランド。

20代の終わりに欧州で2年過ごした際に幾つか逃したうちの一国です。たまたま自分には訪問の機会が回ってきませんでした。

それが20年を経てようやく。首都ワルシャワの街並みを眺めながらのナイトハイクで、感慨深く思いを巡らせました。(当時は同国で馴染みのある都市名といえばクラコフでした)

何事も、百聞は一見に如かず。現地に赴いて分かること、実感出来る事がありますので、機会があって予算も許せばフットワーク軽くあちこちに出向きたいと思っています。

歳の数だけ・・という意味では、50歳を目の前にして50カ国、並走する感じとなりました。これからどれぐらい実年齢が追い付かないように貯金を作れるか。

■ 海外100カ国訪問プロジェクト・・50カ国目。海外滞在は累計で約9年ほど。

20代・・香港、マカオ、韓国、ニュージーランド、米国、オーストリア、ボスニア、クロアチア、インドネシア、ヨルダン(のべで3ヶ月超)、イラク、ドイツ(デュッセルドルフに2年の駐在)、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フランス、スペイン、ジブラルタル、スイス、フィンランド、英国、チェコ、ハンガリー、イタリア、バチカン、ギリシャ。

30代・・ベトナム(10ヶ月の長期滞在)、タイ、ラオス、カンボジア、中国、メキシコ、ロシア、台湾、カナダ、フィリピン、グアム、マレーシア、シンガポール、トルコ、オーストラリア、UAE。(2014年4月から米国テキサス州ヒューストンに丸5年の駐在)

40代・・スリナム、バハマ、ノルウェー、パナマ、ホンジュラス、インド、モロッコ、ポーランド(←今回追加)

*初上陸順。1996年の返還前に訪問した香港とマカオを、中国とは別で数えています。英領ジブルラルタルと米領グアムも国ではないですが、地域としてカウント。