「No Food No Life !!」カテゴリーアーカイブ

とんこつラーメンが米国の味?

昔らからラーメンラバーではないのですが、とんこつラーメンだけは定期的に食べたくなります。

習慣が出来たのはおそらく社会人となって上京、独身寮があった最寄り駅前の博多スタイルのとんこつラーメン屋に時々通ったからではと思います。

なので、数ヶ月に一度の福岡出張の機会では、ランチはとんこつラーメン縛りと決めています。今回は二日間で二回のランチ。飲んだ後の締めラーメンは冷静に回避出来ました。

初日は焦がしニンニク系、最近のスタイルか。

二日目は安定の伝統スタイルが落ち着きます。

そういえば米国で飛び込んだラーメン屋さんは、とんこつ系のものが多かった気がします。(→ヒューストンでラーメン)きっと魚介だし系とかよりもスープの素材調達は簡単だとか、明確な理由がある気がします、分かっていませんけど。

そう考えると、うちの娘達はとんこつラーメンの味に米国の週末の思い出が残っているかも。北九州の味として再インプットの機会も作らないと。

麻辣と酸辣

少し前に本格的な湖南料理が食べられるというオシャレ中華なお店に行く機会がありました。その際、中華料理の体系について脳内を整理する機会があり、その一部を備忘メモ。

基本の入りは、広大な中国を大きく東西南北で大雑把に4つの地域に分け、上海周りの東方系、四川が有名な西方系、広東の南方系、あとは北京を中心とする北方系、にまずは纏めて、代表的な料理をイメージするところから。

中国では中華八大料理として、山東料理、江蘇料理、浙江料理、安徽料理、福建料理、広東料理、湖南料理、四川料理・・という正式な整理があるそうですが、名称的には日本人にはまだ馴染みがないので各省の名前や位置など、少し地理的な知識補足が必要な気がします。(山東は北京の源流とか、江蘇は上海とか)

その中で、西方系とざっくりまとめるエリアでも、地図を見れば四川省と湖南省は重慶市を挟んで相当広いエリアに広がっており、ここは詳しく見れば違いがありそうだな・・という予想が。

そこで本日の備忘メモのハイライトは「四川は麻辣、湖南は酸辣」です。共通点はどちらも辛い・・ですが、四川は痺れるような辛さ、湖南は酸味を伴う辛さが有名。

四川では「三椒」と呼ばれる、辣椒(ラージャオ、唐辛子)、花椒(ホアジャオ)、胡椒(フージャオ)が重用されるそうですが、湖南では辛味の他に酸味を効かせるところに特徴ありと。

そんな前提知識を頭に入れて、今度は四川の専門店を訪ねて先日の湖南との食べ比べ。

・・辛い。(違いを感じる手前)

サラメシ備忘録〜ねぎ塩定食豚少なめ

働くオトナは腹が減る!・・でも店とメニュー選びであまり手を抜いてはいけないよ・・という学びがあったので備忘録。

牛丼チェーン某大手へ久しぶりに入店。大人しく自分の定番メニューである特盛卵としておけば良かったのですが・・む、色々と定食メニューもあるんだな・・と迷い。

来た・・むむむ???

豚肉がペラペラで極少量。豚増量というオプションはあったが、豚少な目を頼んだのか? 結局、ねぎ塩だれの塩分と酸味で白米を食べる定食となりました。がっくし。。。

ちなみに同じ週のサラメシ(ランチ)は・・・

(某タカサゴ風ピラフ)

(マレーシア風のエビチリ弁当 by キッチンカー)

(セブンイレブンのカルボナーラ、混ぜる前)

うまいランチにありつけるかどうかも、自身の嗅覚と判断力頼みであることを改めて実感させて頂きました。カレー部改め華麗部活動のみならず、サラメシ活動全体の活性化をはかってきます。

せっかくの有限の人生の一食の機会、おろそかにしすぎてはいけない。

さしみ屋は手巻きの味方

実家に帰省した時の定番は原価1,000円刺し盛りですが、第二の実家では手巻きの日となったので、手巻き用の刺身を外部調達。

さしみ屋、潔い店名です。

通常の刺身か、手巻き用か、予算と共に好みを伝えて見繕っていただきます。5人分ですし予算5千円でお願いしました。

(美味しそー、マグロが存在感を放っています)

魚介王国、開店寿司パラダイスの北海道でも手巻き需要は高いのか、お店はとても賑わっておりました。

私は北海道の地元産かどうかについついと拘ってしまいますが(→原価1,000円刺し盛りの舞台裏)、それって観光客的視点だよなぁ・・とも少し考えさせられました。

地元に暮らす人は実は地産地消にはさほど拘っておらず、美味しければそれで良し。地元のものが美味しくて安ければ選ぶし、他が良ければそちらを選ぶ。マグロは産地に関係なく食べたい。

以前は近所の商店街の魚屋で手巻き用の刺身をオーダーできたのですが、あの店が閉店して以来、お手軽刺し盛り難民です。少し気合い入れて近所を再開拓してみようかしら。

マザー牧場以来・・ですと〜羊の伝道師

職場の後輩を何か一緒に食べようと誘うと、焼肉が食べたいと。

焼肉・・というと、なんとなく韓国方向に向かうのが一般的で、自分も特にそこには異論はないのですが、たまには変化をつけてみようかとジンギスカンを選択。

そう、自分の中ではジンギスカンは焼いた肉というカテゴリーの下にデフォルトで存在感を放つ選択肢。なんなら自宅での焼肉では超高頻度で選択しがち。(道産子の血なのか→道産子がNZに向かったのは必然

さぁ焼くか・・と腕をまくると、同行した同年代メンバーが「ジンギスカン、久しぶりですねぇ。修学旅行のマザー牧場以来ですよ・・」と聞き捨てならない発言を。何十年ぶりですと!?

育ってきた地域や家庭が違うと、それだけ焼く肉にも違いが出てくるのかという事実を再確認。よく関東と関西で豚肉と牛肉の位置付けが話題になりますが、牛、豚、鶏があって、魚がいて、羊が永遠に出てこない家って沢山あるんだろうなぁと。

羊肉を喰らうジンギスカン、個人的にはオススメするだけの価値があると思うので、時々は向かう先の提案の選択肢に加えてみたいと思います。そう、羊の伝道師。

BBQの機会が日常的にあれば、もっと伝道しやすいのだけど。