「利き酒師トレーニング」カテゴリーアーカイブ

日本酒の日〜雫再開

10月1日は日本酒の日・・知りませんでした。1978年に日本酒酒造組合中央会によって定められたとネット記事にありましたが、ますます知り得ない情報。

でも、緊急事態宣言がようやく解除され、時短営業の要請は今暫く残るものの、長きに渡る休業からようやく再開したお店達の中から日本酒のお店を選んだのは当然の流れ。

今年1月にオープンしたものの、思いっきりコロナに翻弄されて激動の船出となった日本酒バー、雫。佐賀出身のイケメン店長が九州の日本酒にこだわったラインナップでお客を出迎える素敵なコの字酒場です。

近場なので足繁く通いたいものだと思いながら、結局この日までをほぼ休業で生き延びてきました。再開を心から喜びたいと思います。

(画像は以前のもの)

こちらの雫、何と言っても入り口がお洒落。にじり口(躙口)という茶室的なやつとなっています。どんなに身分が高い人でも頭を下げて入らなくてはいけない・・というやつですね。

私が最初に見たときは指輪物語のホビットの家に魔法使いのガンダルフが訪ねてきたシーンを思い出しました。。

九州にもこんなに沢山の美味しい日本酒があるんだ!と驚きたい方にはお勧めのお店です。店長が優しく日本酒について教えてくれますので、まだ日本酒は詳しくないんだけど・・という方も楽しめるお店です。私も週一回ぐらいの頻度で通いだす予定。

1杯目はやはりビール

ビールの銘柄にこれほどこだわりがなくなったのは、2019年に日本に帰国してからでしょうか。

昔は日本でも少々拘ってプレモルを箱で買って庫内に並べたりしていた気がしますが、最近ではプレミアムビールどころか第三のビールが並んで上等、微アルまで登場するぐらいレギュラー不在な状態です。(→微アル習慣にクラフトビールが参戦

(昨日の冷蔵庫二段目、珍しくYEBISU揃い踏み)

昔はプレモル派でしたが、老舗エビスもやっぱり美味しい。

でも利き酒師としてはビールでも何か拘って飲みたいとなると米国で山ほど飲んでたクラフトビール、それもIPAなんだよなぁ、、と。地元ヒューストンの醸造場二箇所、Saint ArnoldとKarabach、どちらも大好きでした。(→地元のクラフトビール三昧

日本でもあちこちでクラフトビールを作るようになってIPAも色々出てるけど・・・なんかまだ一味違う気がします、気のせいかもしれんけど。そして・・ちと高い。(ビールはもっと安価で普段使いのお酒であって欲しい)

家でも外でも1杯目はやはりビールです(あれば)。

ひやおろし入荷〜四合瓶戦隊(2021年9月)

秋ですね、我が家の四合瓶ゾーンにもひやおろしが入荷。

(あちこちの酒屋さんにひやおろしディスプレイが)

ひやおろしとは日本酒好きな皆さんには釈迦説ですが、二度目の火入れを行わずに、冷や(日本酒的には常温)で卸された日本酒のことを指します。

春に絞ったお酒を、火入れを1度した上で夏の間は熟成させて、秋の頃に2度目の火入れをせずに出荷される、ひやおろし、秋あがりと呼ばれることもあるそうです。解禁日を9月9日に揃えようという動きもあるそうですが、果たしてまとまるでしょうか。

そうそうメモしとかないと。(仕入れは近所の素敵な酒屋であるかがた屋さんにて)

◇庭のうぐいす 特別純米 ひやおろし(福岡 山口酒造場)
◇AKABU 純米ひやおろし (岩手 赤武酒造)
◇梵 純米吟醸ひやおろし (福井 加藤吉平商店)

今回は3本とも何度か飲んだことがある蔵からのチョイス。ある意味冒険ゼロな感じですが、きっと作り手の皆さんは色々な種類違いで試されていることがあるだろうと信じて。

自宅用の半合(90ml)グラスも用意しました。以前、片口のサイズを小さくして酒量を抑えようとしたのですが(→晩酌の適量をリサイズ)、半合ずつ複数種類を飲むのも最近のお気に入り。

早くお外でも気兼ねなく飲みたい・・と思いつつ、今しばらくの辛抱期間が続きます。

微アル習慣にクラフトビール味が参戦

ビアリー 登場と共に新たなマイ飲酒スタイルの一つとなったのが微アル。(→微アルという選択肢

ここに最近新しいテイストが登場して興奮中。

これ、香るクラフト!

小麦を使った白ビール系なフルーティーな香りが癖になる新商品です。すっかりハマって割と高頻度で購入中。おじさんは清涼飲料水は飲めませんが、これなら暑い日にゴクゴク飲める。

微アル第二弾・・ということはまだ続きがあるのでしょうか。

ホント、この微アルというニッチに尖った商品を世に送り込んできたアサヒビールの人達、凄いです。スーパードライなんかで成功体験のあるおじさん役員世代には絶対製品コンセプトは理解されなかったはず、よく社内でゴーサインを取れたと思います。

ところで、この1ヶ月余りは飲み過ぎ(泥酔方向の)機会ゼロ。その結果としての完全休肝日もゼロ。どうやらこれまで休肝日を導入出来ていたのは、飲み過ぎる機会があるからこそのバランスだったようです。

総摂取アルコール量自体は落ちているはず・・に安心しきらず、そろそろ11月下旬の人間ドック受診を意識して肝機能メンテナンスを開始しなくては、とも。(一旦は改善しましたが→尿酸値と中性脂肪が下がりました

四合瓶戦隊(2021年8月)

すっかり酒量が減り、家でもビールを1缶飲んだり飲まなかったり。なので日本酒四合瓶も4本あれば1ヶ月近く持つことも。

先月仕入れの4本を飲み終えたので(→突撃、隣の四合瓶)、今月のラインナップはコチラ。

◇ 栗駒山 純米吟醸(宮城 千田酒造)
◇ 写楽 純米吟醸(福島 宮泉銘醸)
◇ 男山 ゴリララベル純米本生微発泡(山口 永山本家酒造)
◇ 新政 Colors純米生成(エクリュ)2020(秋田 新政酒造)

毎晩、半合ずつ4種類、1日2合を飲めば、16合あるから8晩は楽しめる・・。そんなことを考えていたらぴったり半合=90mlが入る日本酒グラスが欲しくなってポチり。木のマスまで揃えるのは今回は控えときます。(いずれ買いそうな気がしますが・・・)

ぐい呑みに注ぐような飲み会も長らくしていませんね。そんな世界がいつか戻ってくることを楽しみに当面は家飲みです。