北海道という北の果てで圧倒的な存在感を誇るローカルコンビニチェーン、セイコーマート(セコマとも呼ばれています)。
大手に負けない品揃え、PB商品開発力、道民に寄り添う利便性で根強い道民の支持を勝ち得てきました。そんなセイコーマートが北海道大学構内にもさりげなく進出していたのを週末の散歩中に発見したので、北大の様子と共にメモっておきます。

懐かしの地下鉄南北線 北18条駅で下車。

少し歩いて北18条門から構内に入り武道場を越えると懐かしの教養が見えてきました・・左手は体育館。

高等教育推進機構・・・(名前変わったのか?)

1.2キロあるというメインストリート、本日もすっきりまっすぐに大学構内の広大な敷地と共に札幌市中心部北部の商業的発展を阻害しています。

むむむ・・このお洒落な外観の商業施設は何者?

なんと、セイコーマートかよ・・・という驚きをレポート。
大学構内といえば大学生協ぐらいしか置かないのかと思いましたが、セイコーマート誘致とは素晴らしいアイディアですね。
亡き父と自分の母校の構内を散歩しながら母とおしゃべり。なかなかないシチュエーションを楽しみました。父親は工学部卒、僕は犬猫経済学部卒、そしてここは札幌農学校。
恒例の実家メシ(→実録実家メシシリーズ)。
2020年から記録を開始して、これが11食目となります。

カレイ、ホッキ貝、タコの刺身、カレイの煮付け、生野菜というごく普通の晩ご飯の献立ですが、このカレイが絶品。
少し前に出会ったばかりのマツカワさん。(→初めましてマツカワさん)カレイの王様、王鰈という別名も持つ高級カレイ。そのきめ細かい白身の味わいはヒラメを軽々と上回ります。ヒラメより美味いカレイ、、何だか格好いいですね。

半身を刺身にして最高でした。(ホッキもいつものように美味、地物のタコはまぁまぁ、、)

残る半身は煮つけにしたのですが、これも身がしっかりとしていて美味しいのですが・・刺身の方がインパクトがあるかな。
30センチぐらいの型で1,950円とカレイとしてはびっくりなお値段ですが(隣の黒カレイや砂カレイは200円)、一度は味わってみる価値ありと思いました。その上で、ソイやアブラコなどの地物のマイナーで実は美味な白身の魚に戻るのもありかと。
コスパ的感覚では、貝好きの自分には活きの良い北寄貝に勝るものなし状態なので(今回は1個128円を3個買い)、ほぼ全ての実家メシで毎回リピート必至となっています。
かれこれ5ヶ月ぶりの帰省だったのですが、あらためて片道5時間と以前より旅程が短くなったことを噛み締めました。
これまでどんなに早くても5時間半(ラストはタクシー利用)、公共交通機関頼みなら6時間以上かかったのが、バシッと5時間。あ、この話前にも書いてました。。(→実家が30分近くなった)
新千歳空港からJRで一本、快速停車駅前にシン・ジッカ。
シン・キセイ。

(入ったことがなかった手打ち蕎麦屋トライ)
コロナじゃなければ新実家周りの飲食探検も進めたいのですが、当分は控え目な感じです。そもそも、これまでは実家の周りには飲食店などなかったので帰省時に外食するという選択肢はありませんでした。今後はあれこれ試すのも楽しみです。
行き帰りが1時間近く短くなったことは、大いに帰省へのハードルを下げてくれた気がします。そりゃ、片道1時間、2時間とは違いますが。帰省、またの呼び名を、母の定期生存確認。
駅チカは少し割高でしたが、それ以上の価値があります。
いつものようにランチを一人で食べていると、隣の中年のおじ様二人の会話が聞こえてきたんです。(私も中年のおじ様です)
「愛知の実家の庭の草がもうぼうぼうでさ、定期的に地元のシルバーサービスに頼んで切ってもらってるんだけど直ぐ伸びるんだよね。母は地元にいるのだけど最近介護ケア付きの施設に移ってもらったばかりで、この先実家どうするか、頭痛いわ・・」

あぁぁ、、これって自分の10年後ぐらいにありえた未来。
でも、母の意志力による終活実行により摘み取られた未来。
昨年の実家移転プロジェクトによる転居からトントン拍子に進んだ旧実家の売却(→実家片付け〜ラストは不動産屋に売却)。
あらためて母に感謝です、よくぞ踏み切ってくれました。
急いで処分せずとも朽ちるに任せ、当面は旧実家をキープするオプションB(判断先送り)も可能だったのですが、思い出は思い出として、将来の息子達に手間を残すことなく果断に処理頂きました。(大量の家財と共に)
そして、実家の庭や畑の手入れはもう永遠にしなくてよい、という副賞まで付いてきた。絶対に裏のさくらんぼの木の枝とか毎年剪定しないと無理だったので。
これまで沢山の楽しみを与えてくれた庭や畑には感謝しつつ。
先日の帰省、二晩目のメインは順番で肉を選択。(一晩目は・・→ホッキとツブが激安祭り)

・・と言いながら、つぶ貝128円、ホッキ貝68円の叩き売りを見逃せるはずもなく、この日も再調達。さらに198円のアワビ、ホヤも参戦です。左の白身の刺身は前回味をしめたマツカワ氏(→初めましてマツカワさん)。

本日のお肉達。ニュージランド産の羊達に加えての、右上は北海道産の鹿肉。エゾシカさんです。

(弟が焼き担当大臣)
おそらく害獣駆除目的でお縄となったエゾシカさんですが、生きたまま捕獲された上でしばらく飼育された後に出荷されているという説明書きがありました。まるで、大西洋の蓄養マグロです。
こうして鹿肉が地産地消で地元で安価に売られているのですから素晴らしい話です。赤身のお肉、さっぱり美味しく頂きました。

今回の滞在ではビールは勿論クラシックの一択ですが、日本酒は安定感抜群の大好きな紀土を選択。2人で2晩で一升ぐらいが飲み過ぎなくて良い感じ。
馬と鹿ならバカですが、羊と鹿なら・・何?と余計なことを考えながら美味しく頂きました。
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。