「家計簿父ちゃん」カテゴリーアーカイブ

年収崩壊

今のところ自分の年収は頭打ちになっただけで崩壊はしていません。でも、5年後どころか2~3年後はどうなるかなんて、確かに分からない。

格差社会を斬る人気経済アナリストの森永卓郎さんの著書。ベストセラー「年収300万円時代~」の文庫版とセットで一気読み。

色々な意見があると思いますが、今の日本、特に都市部では年収300万では僕はしんどいと思います。人によって必要な額の違いはあると思いますが、ある程度の絶対額を確保した上で身の丈にあった暮らしや、その人にとっての豊かな人生を求めることができるのではないか、と。

自分の場合だと食費や本代や、ダンスに使うお金は削りたくない。でも、できるだけ「見栄」に属するような部分は節約したいと思っています。「年収崩壊」で指摘されている効率良くて確実な節約方法が固定費の削減。

わりと必要な手は打てている気がします。

● 住宅ローンの借り換え、繰り上げ返済
● 過度な生命保険、医療保険の解約
● 東京では車を持たない主義

でも、月収の範囲で生活できず、ボーナス月をあてにするサイクルなんでこれを何とかしないと。生活費の3年分、少なくとも1年分は預貯金として確保する事が本書の中では推奨されてます。

今は生活費5か月分ぐらいしか手元にないなぁ。。貯筋生活に続いて、もう少し貯金生活も考えないといけないかも。。

ただし、最低限の日常生活を確保した上で、人生の幸せを得れるかは自分次第。森永先生が巻末で良い事をおっしゃっています。

例え世間のトレンドと違っても自分なりの好きなものや、好きなことをみつけ、その喜びを分かち合える仲間とコミュニケーションを楽しむ。それがいちばん豊かな人生だ、って。

なるほどなぁ。

ブログを読み返すと自分が好きなもの、好きなことって明らかだから、後は仲間を探すだけだ!

■ 116/200冊(2008年)

医療保険を解約

ここのところ、色々な角度で我が家計を見直してます。

最近、保険全般について有用なアドバイスを貰う機会があり、検討の結果、まずは医療保険を一つ解約することにしました。

これは外資系の保険会社の終身の医療保険。払込は60歳までで以後を死ぬまで保障、主な内容は入院1日あたり5,000円、月々の保険料は3,700円でした。

社会人2年目ぐらいに入ったので支払額は低め。でも漫然と9年近く払い続けてきました。やっぱり入院するような事態になったらお金の面でも大変だろうなと加入した訳ですが、そもそも実際に入院した場合は、いくらもらえるのか?

10日入院して手術した場合、10日x5,000円=5万円プラス一時金5万円で10万円。20日入院して手術した場合でも15万円。あれれ、それほどの金額ではない。最近は医療技術の発達もあり、入院期間も短いようだし。。

今まで払い込んできた総額・・9年x3700円=約40万円。

これは絶対払い負けしそう。

手元に30~40万円がすぐ用意できるのなら、医療保険ってそれほど必要ない気がします。終身といっても70、80になった時の1日5,000円の価値は随分と下がっているかもしれず・・・考えれば考えるほど必要ない気が。

という訳で、この資金は近日開始予定の投資信託積立にシフト決定。そもそも33年間、入院したことありません。

いや、決してナースと出会いたかったと言っている訳じゃありませんが。