「オススメ本、漫画、映画」カテゴリーアーカイブ

初期の美味しんぼは傑作

今回帰省時に実家の漫画本棚を漁り、美味しんぼを1巻から20巻まで再読。結果、初期の美味しんぼは傑作であることを確認しました。

山岡士郎と海原雄山の父子の確執や、究極と至高の料理対決の初期の流れは今読んでも30年前の漫画とは思えぬ興奮が伝わってきます。もちろん、現代であればとても許されぬような内容も多いのですが。。(クレーマー、パワハラ、モラハラが跋扈)

そして、巻を重ねるごとに段々と原作者のトンデモ主張が幅を利かせてきて・・最後は福島の真実編を持って休載に。

50巻あたりのゆう子との結婚あたりで大団円とすることで良かったのではないかと今なら思いますが、長期連載の漫画ってやめ時が難しいのでしょうね。いやはや。

小学生の自分が美味しんぼに出会った偶然により食への興味を大いに掻き立てたことは間違いない事実。町内の廃品回収の手伝いで、美味しんぼ1〜8巻をもらって帰ったことが運命の出会い。

俺だけレベルアップな件

通勤途上では行き帰りはスマホゲームはやらない・・・行きの車中はビジネス系のインプットか仕事、帰りは娯楽の読書か仕事、と決めているのですが・・最近漫画を読んでしまってます、テヘペロ・・的な。。

ピッコマの「待てば0円」で、毎日1話ずつ読み進めている一番のお気に入り作品が「俺だけレベルアップな件」。

もともとは韓国漫画で、日本語版は舞台設定を日本に変えてピッコマで連載開始となり日本でも大ヒット作になったそうです。2019年にピッコマアワード受賞、この2022年1月で惜しまれて連載は終了したとか。

最近流行りの異世界転生系と同じく、主人公最強なご都合の良い異世界バトルものですが、世界設定の雰囲気とテンポが良くて絶賛で気に入ってます。今は全179話の80話あたりを読み進め中。

152話まで無料で読めるようですが、エンディングまでの残る27話の展開が気になってお金を払って読むと思います。いや、その前に我慢できなくなって課金するのが早いか、どちらか。

24時間待てば0円で1話読めるので、基本は1日1話。毎週発売の週刊漫画誌を待っていた日々を少し思い出します。毎日楽しみなことがある・・ということは精神的にも良いかも。

しかし、俺だけ・・とは欲張りませんが、俺もレベルアップしないと。。。

ボリウッドダンスのパンチ力

サザエさんのことを考えていたら、先日素晴らしいサザエさん動画に出会ったことを思い出しました。

サザエさんが・・というよりも、ボリウッドダンスのパンチ力がアメージングという話ですが、サザエさんのテーマ曲を聞いて不安になるぐらいであれば(→サザエさんは怖くない)、こうした動画を眺めて頭をカラにする方が断然良いかと。。

ということで、備忘メモ。

辺境の老騎士が素敵〜ハイでライトな世界

1月に出会った支援BISさんの作品に絶賛どハマり中です。ジャンル的にはハイファンタジー・・?で良いのかな。

小説家になろう、という有名サイトで著作を発表されており、今もネット上で作品を読めるのですが、紙になった書籍の方が読み心地が良いのは中年の証。

ハイファンタジーってナンジャラホ・・と調べたところ、異世界を舞台にするファンタジー作品の総称のようで、通常のファンタジー≒ハイファンタジー、むしろ現実世界を舞台とし、そこに非現実的な要素を持ち込んだのがローファンタジーということのようです。勉強になりました。(ドラえもんやトトロがその一例)

では、ついでにライトノベルのライトとは何ぞや・・と当たってみたのですが、これは捉え方が様々ではっきりしないのですが、ソノラマ文庫から角川スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫を当時読み漁っていた中高生の自分はラノベ黎明期のど真ん中を育ったように、、と思います。

支援BISさん著作のうち、まずは割と最近の「迷宮の王」全三巻から始まり、現在はデビュー作の「辺境の老騎士」の素敵さに身悶えしてます。このあとは「狼は眠らない」を楽しみに読もう・・と一連の過去著作を堪能中です。(図書館で借りる形となり、すみません!)

クリエイティブとはこういうことか〜絶望ライン工ch

世に動画は溢れておりますが、一億総人気Youtuberの世界に向かっている・・訳でもないのが現実。やはりそこには創作の壁、というものが厳然と立ちはだかっているからではと思います。

そんな玉石混交のYoutubeの世界で私の心を掴んで離さない幾つかの動画を勝手紹介していければと思います。

ここまで1年近く見守っってきました、絶望ライン工chさん。

絶望さんと絶犬さんが繰り広げる不思議な世界。あぁ、クリエイティブとはこういうことかと実感させる強固で独自な世界観。センスに溢れています。

こんな方が現在非正規ライン工をしているということは、おそらくライン工というお仕事にはクリエイティブさが求められていない、ということかと理解します。(さもなければあっという間に職場でも頭角を表しているはず、あるいはクリエイティブを発揮していた過去の世界では食えなかった・・ということか)

在野に埋もれた才能がこうやって掘り出されていく、あるいは正しく評価され直されていく様子を見守りながら(現時点でチャンネル登録者数14万人)、どこかで現在のスタイルは変わっていくのか、あるいは変わらないのか、というような近未来を妄想するのも楽しみ。

これまでに紹介したお気に入り動画チャンネル
▷エレクトーンの旋律に戦慄〜826askaさん
▷頑張れ、オカジ兄やん
▷ワルツを聴いてリラックス〜Ballroom Music