「オススメ本、漫画、映画」カテゴリーアーカイブ

マンガもまた良し

我が家から漫画が蔵書対象として外されてから久しいですが、最近再び購入しています。しばらくするとBOOK OFFに売られる運命ですが。

銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)/小学館
¥440
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以前の住まいでは近所のTSUTAYAが貸し漫画なる神機能を有していたのですが、現在は無し。家族を置いて漫画喫茶にこもる時間もありませんので、ついつい大人買い。

テルマエ・ロマエ IV (ビームコミックス)/エンターブレイン
¥714
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きのう何食べた?(6) (モーニング KC)/講談社
¥600
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漫画肯定派ではありますが、さすがに通勤電車で週刊漫画はもう読めないなぁ。娯楽小説読んでいるのとどう違うんだ?と言われればそれまでなんですけど。

なにかの境界線が自分には出来ているようです。出張時の新幹線の車中、飛行機の中では週刊漫画も一応解禁されます。

帰りだけですが。

好漢達の革命物語

とうとう手を出してしまいました。本来は平行して何冊か読むタイプなんですが、最近はすっかりこの世界にどっぷりと。

水滸伝 1 曙光の章 (集英社文庫 き 3-44)/北方 謙三
¥630
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全19冊という圧倒的なボリュームと、未だ踏み出していなかった北方ワールドだったのですが驚くほどすんなりと世界に入っていけました。

緻密な人物描写や背景設定を、過去に読んだ何種類かの水滸伝の上に上書き。もう北方水滸が脳内で正史?になる勢いです。

水滸伝 2 替天の章 (集英社文庫)/北方 謙三
¥630
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水滸伝 3 輪舞の章 (集英社文庫)/北方 謙三

¥630
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水滸伝 4 道蛇の章 (集英社文庫 き 3-47)/北方 謙三
¥630
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水滸伝 5 玄武の章 (集英社文庫 き 3-48)/北方 謙三
¥630
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壮絶な青面獣楊志の散りざまに涙しつつ、ここが帰宅ラッシュの満員電車であることを思い出す。あと14冊も物語が続くなんて幸せ!! (さらに楊令伝なる続刊があるようで。。。)

志あふれる漢(おとこ)たちの革命物語。かなりお勧めです、まだ全巻読み終わってませんけど。

■ 65冊 (2012年)

図書館戦争

GWに出会った有川浩さんの代表シリーズを一気読み。やはり自らのモチベーションさえあればいくらでも読書時間などひねりだせますね。(これを勉学に応用したいところなのですが、、、)

正直、「ベタ甘」と呼ばれる恋愛的なくだりではもどかしさに身もだえてるお年頃じゃないなと思いつつ存分に世界を堪能させて頂きました。(ジャンル的にはSF小説でもあります)

図書館戦争シリーズ 文庫 全6巻 完結セット (角川文庫)/有川 浩
¥4,122
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シリーズ累計で125万部とは凄い人気、アニメ、漫画、映画とマルチメディア展開もしっかり。10万部も売れればベストセラーのビジネス書とは大違い。

シアター! (メディアワークス文庫)/有川 浩
¥641
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これで既読13冊、未読作品は10冊弱ですがハードカバーばかりなので、あとは少しずついきます。それにしてもまだまだ見逃している面白い作家さんがいるんだろうなぁと思うとワクワクです。

■ 60冊 (2012年)

そこにストーリーがあるか

GWの時間を利用して久しぶりに一冊精読。

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business …/楠木 建
¥2,940
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最近周りで1冊のノートを大事に長く使って読書メモをつけているという話を2つ続けて聞いて一念発起。今までその手のメモはあちこちに散逸していたので、今度こそと新たに一冊購入。

Do, or do not. There is no try.

ワクワクするような競争戦略のストーリーの数々をじっくりと読み込ませて頂きました。我が組織や人生に置き換えつつ、考えつつ。

抽象化と具体化を往復する事で物事の本質は見えてくる・・・なるほど。ベストプラクティスを疑い、背後にどのような論理が隠れているかを考える癖をつけるには。

良い競争戦略は良い筋立てのストーリーがあり、その起点となるのはコンセプト。脳のあちこちが刺激される良いビジネス書でした。

■ 53冊 (2012年)

美味礼賛

MUST BUYな一冊に出会いました。
これだから、読書はやめられません。

美味礼讃 (文春文庫)/海老沢 泰久
¥740
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辻調理師学校の創始者であり、日本に本当のフランス料理を紹介した辻静雄氏の半生を描く伝記小説。食いしん坊の僕だからというわけではなく、その凄みに背筋が震えました。

まさに自らの命を削って向き合うその真摯な姿、うまい料理が毎日食べれて素敵だねーとかいいそうな輩に読ませてやりたい。 いや、3日3晩フレンチのフルコース漬けにしてやりたい。
(自分には無理)

とりあえず読み終えて、妻に一言。
「フレンチ、食べに行こう」と。

プロフェッショナルサラリーマン ― 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術/俣野 成敏
¥1,575
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2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書)/神田 昌典
¥882
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あまりアタマに何も残らず通り過ぎてゆく。自らのアンテナの感度の問題もあるけど、そんなときはサラサラ流す事でOK。

この読書で絶対何かを得なくては・・・と考えるのも面倒、というか欲張り。少なくとも、仕事帰りの電車で活字を手に取っている自分を褒めたい。

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義/ティナ・シーリグ
¥1,470
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20歳といわず、37歳でも遅くないよね、きっと。

■ 40冊 (2012年)