「こびと株投資と積立投信」カテゴリーアーカイブ

積立投信1年目の結果(2020年末)

2020年1月より遅まきながら始めた積立投信。毎月の積み立てが12回繰り返されて一年目が終了。

コロナ禍もあって結構世界の株式や債権の相場は大きく動いた一年だったのではないでしょうか。日経平均も大きく落ちた後に30年ぶりの高値と回復していますし。

そんな中、設定後放置しただけの積立投信、一年目の結果は・・

(心を落ち着けてコーヒーを一杯)

どどん。

■ 評価額 340万円(損益 +40万円)

おぉー、なんと積み立てした額以上に増えてました。月25万円分を積み立てる設定としたので(原資は普通預金からの振替)、25万円x12月=年間300万円分を購入したのですが、現在の評価額が+40万円で10%以上の利回り。

相場が堅調に推移したので、今年積立投信を始めた人は皆さんうまくいったのではないかと想像します。ただ、単年の結果に一喜一憂せず、10年、20年と継続出来た先の結果を楽しみに。

問題は今後も積み立てを継続するためのタネ銭の投入。今のところあと2年分ほどの原資を証券口座に置いてありますが、その先をどうしたものか・・とも。ただ、数年先にまた海外勤務となった場合は積立活動も一時休止となりますので、10年分とかは不要。

今のところ問題なく回っているのでポートフォリオはこのままとします。(→積立投信はじめます〜ポートフォリオ設定

次回チェックは2021年末、これは楽チンです。

中間配当金が入金(2020年)

バブル以来の株高・・という全体トレンドを尻目に、目減りする一方の個別株から中間配当金が入金。色々言いたいことはありますが・・配当が継続することは株主視点では有り難いことです。

源泉徴収後の中間配当は約14万円の入金。国への所得税が15.315%、市区町村への住民税が5%の徴収。

だいたい2割ほどを税金で持っていかれてる計算ですが、考えてみると給与所得への累進の所得税と住民税より安い訳なので、給与ではなく配当でお金を得るのがお金持ちの常套手段というのは間違い無いですね。問題は、暮らしていけるだけの配当金を生む株式が仕込めていないという悲しい事実。

個別株の時価は現在650万円ほどなので、中間配当で税後14万円、年間で税後28万円のインカムゲインとすると、4%ちょいの利回りとなり、超低金利な時代としては悪くない利回り。(→足元の不労所得を点検(2020年)

しかし、例えば年間500万円の配当収入を得ようとしたら1億2,500万円もの個別株を資産として積み上げなくてはいけません。さすがにこれは現実的な目標と思えないので、とりあえず2,500万円まで個別株を積み上げたら年間100万円の配当収入が実現する、これを一つの目安にしたいと思います。それでも先は長い。

ナチュラルに利益確定売り

日経平均が29年ぶりに高値を記録しました。それと同時に6ヶ月前に購入した個別株が、設定していた売値に達したのでナチュラルに利益確定売りが発動。

購入から6ヶ月で25%の上昇。予定していた1年後よりも大分と早い手仕舞いとなりましたが、欲張らず自分の当初の目標売価に達したので利益確定。

ようやく描いていたオトナな個別株売買が出来ました。これも積み立ての投資信託に軸足を移そうと決めたからかも。

株価が上昇した時はもっと上がるかもと欲をかいて売り時を逃し、株価が下がった時は慌てて売り飛ばしてしまうか、大幅に下がって塩漬けカブとしてしまうなどをこれまで15年近く繰り返してきた気がします。

2020年は積み立て投資信託元年として、自社株の積み立て買い以外の個別株売買については、あくまで余裕手元資金によるサブの投資活動と位置付けていく考えです。

今回の売却益は将来の積み立て投信の原資の一部に。ちょうど積み立て設定の2ヶ月分ぐらいの額となりました。次回の仕込みはまた相場全体が落ち込んだ時かなと思いますが、割安株を探してみることもやってみたいと思います。

足元の不労所得を点検(2020年)

最近は、不労所得を構築し経済的な独立を早めに実現された、いわゆるFIRE界隈な皆様のブログを巡回し、その暮らしぶりから学ばせて頂いています。

(アーリーリタイヤやセミリタイア 生活では、ビールなどのお酒類はどのぐらい飲む前提が一般的なのでしょうか・・)

結局はリタイアまでに積み上げるべき資産額の多寡だけではなく、求めるリタイア後の生活で何をしたいのかという目的の整理、その生活を実現するのに必要な金額は実際幾らなのか、不足がある場合はどのようにその額に至る計画を練るのか、という具体的な計画が大事なのだというのが現時点の理解。

ブログなどでFIREを発信されている多くの方が、単身世帯であったり、ご夫婦でもお子さんがいない方が多いようで、子供という結構な不確定要素を折込みながら今後必要な生活コストをどう考えていくのかは難所です。

ただ、難所とはいえ不可能という訳ではなく、要は未来の生活費さえカバー出来れば良いという意味では一人でも二人でも同じこと。自分は子供達の大学卒業あたりの年齢が60代半ばなので、その点で、60歳でもFIRE・・と言えるのかも、、と思ったりも。アーリーかどうかは主観的でも良いのだと思います。

そんなことを考えながらの、足元の不労所得を点検。不動産からの僅かな上がりは全力で負債返済にふり向けてますので、現時点では個別株の配当金だけが不労所得。

現在、年間で約28万円、月額に直すと2万3千円。これは再投資ではなく生活費に紛れて消えていっている気がします。。

月額2万3千円で家族抱えて暮らせますか?

はい→FIRE出来ます。
いいえ→まだまだ働いて資産を増やしましょう。

全力で「いいえ」ですね。

どうやらFIREに至る道はまだまだ遠いようです。でも、2012年11月時点での個別株の配当収入は年間14万円程度だったと記録があるので、少しづつは前進していると言えるかと。

7年かけてマザーズの塩漬けカブを整理

2020年、7年モノまで成長した塩漬けカブを整理。

仕込んだのは2013年。

当時、相次いでマザーズに上場していたオイシックス、ライフネット、そしてトレンダーズの株を合計で150万円分ほど衝動的に購入。その後それぞれに動きがあったのですが・・今回、160万円ほどで若干プラスの手仕舞い。(個々の株価の動きは→カブ価チェックと方針決定

まとめると、オイシックスが2倍、ライフネットはトントン、そしてトレンダーズ が半分以下という結果に。トレンダーズは取得カブ価の半値ぐらいに相当する700円で市場に流し続けていたのがようやく9月に売れました。

投資判断は、慶應MCC夕学五十講で各々の創業者の講演を聞いて興味を持った・・という極めて安直なものだったのですが、その後の創業者の皆さんの動きを考えても、各社の業績を正確に反映した結果となったなぁと納得。

カブ価の動きに一喜一憂しないのであれば、各社の動向、業界の動きなどを身近に感じるためのアンテナとして、個別株を購入してみるのは一つのアイディアだと思います。お勧めの投資法とはしませんが。(私も実績を上げてませんし)

これで手持ちの個別株は、コツコツ買い続けている自社株と(持株会)、興味を持って追いかけてる一社の株のみに。これらはタイミングをみて売却し、投資信託の積み立て原資に振り替えるか、配当金目当てで長期保有するかを今暫く判断保留です。

それにしても・・何だか冷蔵庫(漬物倉庫か?)の掃除をしたような感じで気分スッキリ。してみると、古漬けカブ(含み損が出て売れない気持ちとなったカブ)は想像以上に心の健康を害すのかも。。