「食べある記」カテゴリーアーカイブ

和心すだち〜鯛めしに和の心

連休中、雪が谷大塚の小料理屋和心すだちを3度目の再訪。

→2016年の初訪問では毛蟹の土鍋飯
→2017年の再訪時はそら豆と筍ご飯

・・さぁ、今日はどんな土鍋ご飯が〆に・・(ワクワク)

(パパママ、またあらためて東京でお世話になります!)

娘達には恒例の豪華お弁当・・そして大人コースは・・

(いきなり日本酒が欲しくなる前菜・・)

プレミアムモルツからの早々に冷酒シフト。

この贅沢な刺身盛りの連続。最初が絶品おこぜの薄造りとその仲間達(皮や内臓)。続いて旬の魚や貝が。。ウニとか最高。。

お椀で心を落ち着け・・

牛ランプ肉炙りを頂き、再び小鉢で心を落ち着け・・

魚と筍の焚き物・・

山菜の揚げ物・・ときて、

いよいよ本日の土鍋飯が登場。

今日は鯛めしですか!

ここで土鍋飯の王道が登場、和の心を再確認@すだち。

しみじみと優しいダシの味と淡い鯛の風味。さすがにお腹いっぱいで1杯頂いた残りは持ち帰ったのですが、長女が美味しい、美味しいと沢山食べていたのが印象的。やっぱり美味しいモノはわかるのか。

それにしても日本の食材の豊かなこと。海に山にとあちこちから集められた色々な食材がこうして繊細な料理に仕立て上げられるのですから、凄いもの。(すごい手間をかけて)

滅多にできない贅沢をさせて頂きました。
お父さん、ご馳走になり有難うございます。

自由が丘でビストロ小皿料理〜SARU Apero Bistro 自由が丘

新生活セットアップを急ピッチで進める中、日本帰国後、早くも2回目となる妻との二人ランチ。(娘達を預かってくれているパパママが神という話です・・)

ヤマダ電機自由が丘店に向かう道すがらで吸い込まれたのはコチラ。

我らがSARUの5店舗目が自由が丘に出店。

■ SARU Apero Bistro 自由が丘(→公式HP

新店をオープンするたびに野菜や魚介、肉に日本ワインとそれぞれの店で違うこだわり(コンセプト)を提示してきたSARUですが、今回は洋風旨いもん屋、って・・・それイイね!

(殆ど手が届きそうな距離感で料理が作られるライブ感)

今回はランチメニューでタパスを3種類選べるセットを夫婦で2つオーダー、つまり6皿の小皿を前にランチ泡とワイン。

あやうく本日の生活セットアップを忘れ3杯目を頼みそうになりましたが、さすがに自粛。引っ越し準備を進めないと!

今後、自宅近くまで戻ってきた時のホッと一息の二軒目利用なども考えられそうで嬉しい限り。ボス猿さんとの会話も楽しみに。

しかし・・次から次へと競合も出てくる中でお客さんに飽きられない工夫をし続ける飲食業というのは、まったくもって大変な事業だなぁと思います。勿論、やりがいも夢の実現も色々あるよねと思いつつ。(ストーリーが素敵です→公式HP

サービス業出身の妻が、今にも自分自身が働き出したくなる様子で横でウズウズしているのが、隣で食事をしていると面白かったりします。僕も、ダンスであれば、見ているより自分も踊りたくなるのと同じかな。(もはや踊れないけど)

追記:さっそく後日、夜の部にも再訪。ショーケースの上で立ち飲みしながら大賑わいの店内の席が空くのを待ちました。

小田原で居酒屋〜小田原バル

日本一時帰国中の小田原遠征(→小田原攻め2018)で、ヒルトン小田原から市内まで出かけて晩御飯を頂いた時の備忘録。

そもそも家族(+私の母親)で居酒屋に出かけるなんてシチュエーションがレアなので、それだけでテンション上がりました。

カラオケを1時間楽しんだ後、お土産の蒲鉾を買ったすぐ隣のこちらのお店に開店と共に飛び込みました。

■ 小田原バル(→食べログHP

立派な箱盛りの刺身、うまし!

料理長渾身の八寸。

八寸というのは先付けの後に出てくる前菜・・ぐらいの理解でいいのかしら、多分。きっと懐石料理のご出身なんでしょうね。

上から順番に飲んでいきます・・

いいですねぇ、金目鯛の頭の煮付け。

そんで〆は焼きおにぎりと雲丹の塩辛のコンボ。

このレベルのお店が食べログ3.0の評価(ごくごく平均)なんですから、日本恐るべし、大迫半端ねぇ(関係ないが)と確かに言いたくなりますね。

これでパフェまで備えているのですからまさに死角なし!

(このお店でも初志貫徹でポテトフライを美味しそうに食べていた米国育ちの次女・・・対照的に全ての料理に箸をつけてみる好奇心旺盛な長女)

日本本帰国の際は是非近いところから家族で少しずつ攻めていきたいと思います、特に海岸線沿い。

和歌山で鯛めし〜銀平本店

和歌山の魚料理の名店とよばれるこちらのお店で一番人気の旬の鯛めしコースを頂きました。

■ 銀平本店 (→食べログHP

今回の旅程でしっかり魚を味わえるのは実はこの夜だけ。心して味わって参りました。(接待する側なれど・・)

突き出しからしてなにやら美しい。。

豪快なディスプレイの造り盛り合わせ。ひっくり返すと・・

太刀魚様の鋭い歯がギラリ。

はまぐりを七輪であぶりパカリ。

車海老の天婦羅などをサクサクと頂き・・

金目鯛の煮付けの横には名物の梅干し。

そして〆の鯛めしが見た目地味なんですが、激ウマ。糖質制限をかなぐりすてて二杯目のおかわりを。。

仕事を忘れ腰を落ち着けてカウンターあたりでアラカルトで飲みたい素敵なお店でした。なにげに和歌山県入りは人生初。お隣の三重にもまだ行ったことがないはず。日本に帰国した折には家族連れての国内旅行にも出かけてみたいものです。

ご馳走様でした!

神田で鰻〜うなぎ処 おお葉

滅多に食べる事ができないものですが、滅多に行かない日本ですのでどうか記録させて頂くこと、ご容赦を。

■ 神田 うなぎ処 おお葉(→食べログHP

商店街に鎮座されるこの佇まい、日本ですなぁ。

 

貴重な肝焼きをしみじみと食べ、昔話に花を咲かせます。

ウナギさんや、君はいったいどこから生まれて、どうやって大きくなっているのであろうか。身はしっとり焼き上げられ柔らかく、少し甘めなタレがこれまた合いますね。。。

マリアナ海嶺あたりが産卵場所と言われますが、まだまだ謎の多いニホンウナギの生態。完全養殖も実験室レベルでは成功という話はありますが商業ベースに乗るのはまだまだ先の話。

稚魚の収穫量も激減しており、値段も更に上がっているそうです。(2018年1月でキロ390万円という記事あり、密漁があとを絶たないそうで・・)

すでに絶滅危惧種入りされているウナギ。孫達の世代に果たしてこの食文化を残すことが出来るのだろうか・・・と心配に思いつつ美味しく完食。

日本の消費量は既に過去のピーク時を大きく下回っているようですが、もう一段消費を控え資源回復に努める必要がありそうです。さてどうすれば実行できるのか。