「米国に暮らす」カテゴリーアーカイブ

ヒューストンに武器屋

先週末のジャパンフェスティバル、ボランティアでのお手伝い後にぐるっと会場を一周してみたのですが、例年のことながら、いるわいるわコスプレ好きの皆様。(流石に画像は残せておりません)

これはこれで日本のソフトパワーの影響力の現れだな・・と納得しながら歩いていると一軒の怪しい店が。

これは・・・刀剣屋?

なるほど日本の模造の刀ですか。

と思ったら、斧や鎌や西洋の刀が・・。純粋に日本の文化としての刀剣屋かと思ったら、手広くコスプレ客もカバーするファンタジーな武器屋でした。商品はそれぞれ結構な値段ですがどのぐらい売れるのでしょうか。

(BLEACHな感じで刀を背負ったコスプレの人達が多数)

武器屋という点では、普通のスポーツショップでハンドガンやハンティング用のライフルが普通に売られている国なので、模造の大きい刀なんて幾ら売れたところで平和なものだ・・と思います。自宅や車に護身用の銃を持っているのは普通と聞きますし。

(この刺身包丁と出刃包丁が我が家の最大の武器)

守りたい家族がいる一方、中途半端な武装はむしろ危険を招く気もするし・・と悩みつつ、包丁以外は非武装のまま米国生活4年目に突入しています。(幸いに今のところ危険な目にはあっておらず)

ウェルカムリースのある暮らし2017

我が家の玄関はクリスマスの時期のみならず、通年、妻がプロデュースするウェルカムリースが途切れることがありません。かなりの頻度で色々変わっていくので僕も楽しみにしています。

(お、テキサスの旗だ・・)

妻曰く、好きな雑貨屋を巡りながら気になったパーツを組み合わせているだけでゼロから造っている方達に比べれば簡単、簡単、ということなんですが、それはそれで相応のセンスが求められる気がします。(デザインというか編集力が)

(現在はコチラ)

ウェルカムリースはお客様の歓迎のみならず、リースの終わりのない輪の形が永遠を意味し、玄関にかけることで家族が無事に帰ってくることを願うおまじないにもなるのだとか。僕の無事の帰宅も願ってくれているのだとしたら嬉しいですね。(また勝手に都合の良い解釈をして・・と言われそうですが)

妻が少しずつ買い集めてくるテーブルセッティンググッズや、家の内外で使われる雑貨への出費も、妻が目利きの力を鍛える為の必要な投資という考え方も出来るなと最近感じています。事実、僕が楽しんでいるので。

自動車登録税ステッカー

米国では年1回、自動車登録税を支払う必要があります。州が定める車検をパスしてから税金を振り込むと新しいステッカーが郵送で送られてきます。

これが・・・いつまでも送られてこなかったんです。3ヶ月ぐらいボーッと待っていて、これはまずいなと思い、再発行の費用6.5ドルを払って再度申し込んだのです・・・が、まだ来ない。

さすがにカチンと来て州の税金のカスタマーサービスに問い合わせしたものの、あちらの記録ではキチンと発送済みとなっているとのこと。これで争うのも面倒・・というのは経験則であるので、素直にもう一度6.5ドルのチェックを入れ3度目の正直。

先日、とうとう届きました。

 

昨年8月末でステッカーは切れていたわけですから、都合半年ほど税金未納の疑いをかけられる状況だったという訳です、危ない、危ない。(調べてもらえばちゃんと納付済みだったものの)

たいしたことない話ながら、実はどこかでずっと気になっていたことを解決した時に気付いた気がするので、2017年度はこの手のペンディング事項はもっと優先順位を上げて潰していくことにしたいと思います。(すぐやる課、的な)

何事も面倒くさがらず、後回し禁止で。(自分に言い聞かせ)

米国のカップヌードルは具が無い

当地の会員制スーパーSams(ウォールマート系)で見かけて思わず購入した日清カップヌードル24箱セット。驚きの20ドル以下で叩き売られてました。

とりあえず非常食として職場に置くことに。

(机の下に設置)

ワクワクして1つ目をあけたところ・・・なんじゃこりゃー!

具が無い・・コーンが3粒、人参が3かけら・・?

もともとカップラーメンは常食しておりませんのでそれほど詳しい訳ではないいですが・・それでも定番の日清カップヌードルといえば、卵、謎肉と言われる豚肉、エビにネギあたりが具(かやく)として入っていたはず。

ネットでも探ってみると・・どうやらカップヌードルは各地域に併せて具材や味付けを変えており、米国には肉由来の成分は持ち込め無いことと、様々な嗜好があることを加味して・・という結果のようです。それにしても・・見た目も口も寂しい感じ。

但し昨年より、減塩、化学調味料、人口香料を使わないという方針でレシピを変えたそうで、意外にも健康志向の仕様となっているそうです。(そこは感心)

先日夜に若手後輩からメール着信。「残業中の空腹に耐えられずカップラーメン頂きました!」という報告でしたので「どんどん食べて!」と返しておきました。

ラガーディアの朝食

毎月のNY出張。仕事の効率を考えると朝8時頃のフライトで昼にヒューストンに戻る流れに落ち着いています。

夕方のフライトでも結局昼過ぎにはオフィスを出る必要があり、たいして合計の仕事時間が確保できないことと、空港までの渋滞を考慮するのが億劫なので。(まるで仕事好きですね・・)

どうしてもユナイテッドの奴隷として生きるしかない米国生活3年目、ユナイテッドとなるとNYエリアの空港は、ニューアークかラガーディアですが、基本はラガーディアの一択。そう、NYが誇る一番残念な空港、ラガーディア。

(このTSA係官達の手際の悪さも表彰もの・・)

悪天候に弱いへたれぶりもさることながら、凄いのは保安検査場通過後の荒野っぷり。

ない・・なにもない。
正確に言うと何かしらの食べ物にありつけるのは三店舗のみ。

CIBO EXPRESSと、プレッツェルのAuntie Anne’s。

そして、au bon pain。 これだけ、他には何もなし!

毎度、この選択肢で朝7時に何食べればいいんだよ・・と頭を抱えて試行錯誤していたのですが、最近ようやく自分の中で納得できる解にたどり着いた気がします。

au bon painの12  Veggieというベジタブルスープ(左)が実は美味しい!・・という重要な事実に気がつくまでに2年半近くを費やしました。

スープ大とゆで卵2個、水(ないしブラックコーヒー)が糖質制限も押さえた最近のラガーディアの朝食の定番。

パン系はバターたっぷりカロリーたっぷりのクロワッサンか甘すぎる菓子パン、あるはハムやチーズまみれの高カロリー惣菜パンしかないので何度かトライしましたがギブアップ。NY出張ってどうしても過食なので、帰り道ぐらいは軽めにしたいんです。

長らくバナナとコーヒーでしのいできましたが、具沢山の温かいベジタブルスープ、これでラガーディア発の朝NY便(ヒューストン戻り)もへっちゃらに。また一つ米国生活で苦手なものが減りました?

(日本のコンビニが米国に進出してくれたら即座に解決する話)