「地球のさ迷い方」カテゴリーアーカイブ

ユナイテッドの奴隷〜SFC修行中断→プラチナ解禁

2018年、ANAのスーパーフライヤーズ(SFC)獲得を目指してのSFC修行、ようやく39,000プレミアムポイントに到達したことを久しぶりのANAサイト訪問にて確認・・ほっと一息。

これであとは日本⇄ヒューストンの一往復を年内に計画通り実行出来ればそこで13,000ポイントをゲット、50,000プレミアムポイントに到達できる算段が整いました。

む、それならば、これ以上ユナイテッドに乗りながらANAでプレミアムポイントを上積みする(=修行継続)必要もないか、と。

(プラチナの次のダイアモンド、どうせ到達しないし)

ということで10月からの出張は、ANAのSFC修行を中断し、本来のユナイテッドのプラチナステータスを解禁しグループ1で搭乗したいと思います。考えてみると、こちらの残る権利もあと年内3ヶ月ですし。(2019年には無印に降格予定)

ユナイテッドのPQMは未だ6,600マイル。初級編のシルバー会員への25,000マイル到達ですら残り3ヶ月と考えると困難。

今後は・・・ショッピングでのクレジットカード利用マイレージ獲得と併せ、どれだけユナイテッドのマイル貯金が増やせるか・・という観点にて楽しんでいきたいと思います。(楽しみ方が何通りも!というのはオタク的発想ですね)

ANAとユナイテッド、どちらでマイレージを貯めるのが良いかという話でもありますが、やはりユナイテッドで飛ぶのならユナイテッドに貯めるのがもっとも効率的だと思います。(アライアンスありとはいえ自社利用を優遇した制度設計なので)

マイレージ系の話題の師匠でもあるミリオンマイラーKCAさんにもご承認?頂きました。

ユナイテッドの奴隷〜NYが遠かった日

つねづねユナイテッドの奴隷であることを公言しておりますが、今週のニューヨーク出張の行きのフライトも久しぶりに自らの立ち位置を思い出させてくれました。

(早朝の空港は閑散として、ちょっと幻想的)

朝8時発のフライトは定刻で離陸。前夜の眠りが不足していたのでまずは追加で2時間ほど睡眠時間を確保。残る1時間半はいつものように日経新聞の山を消化することにあてていたのですが・・

あれ?そろそろ到着しても良さそうな時間なのに何かがおかしい。そういえば機長が何かアナウンスしてた気が・・・

次のアナウンスをよく聞いてみると、なんと目的地のNYラガーディア空港が悪天候(雷雨)のため、滑走路が一時閉鎖中。結局、我らの機体はぐるぐる旋回したのち、ずいぶん戻ってヴァージニア州のリッチモンド空港に一旦退避。そこから4時間以上えんえんと機中に軟禁されることに。

飛ぶ飛ぶ詐欺よろしく、スタンバイ中の他機と共に滑走路に並び、さぁ飛ぶぞ・・・!と思ったら、(機長曰く)コンピューターがオーバーヒートし一旦リセットするために列に並び直します・・というトンデモ説明があったり、タイヤの温度が下がるまで待たなくてはいけなかったり、今度はAir Traffic Controlの許可が下りずなぜだか飛び出せない、そうこうするうちに一旦給油・・と、ストレスのたまる状況が継続。

お昼抜きでいい加減お腹も空いてきたのですが、このクッキーだけで皆で頑張りました。(きっとファーストクラスでは食事の配給があったのでは・・・)

結局もともと12時半LGA到着の予定が17時半過ぎに遅延。実に8時間半も座席に拘束されるというロングフライトに。(半分以上は地上の機中)

重要な予定は移動日同日には入れないようにしてますが、さりとて打ち合わせなどは当然いれてますので、午後の予定は軒並みキャンセルの嵐。思わず迷惑を拡散してしまいました。

でもこの日一番大事な晩御飯の約束だけは守れたのでよしとします。地上に駐機している間、普通にメールで仕事も十分に出来ましたし、日経10日分、ビジネス書2冊、小説0.5冊のインプットと思索の時間も取れましたし。

米国の国内出張は心を強くする気がします。(麻痺?)

TSAとの攻防〜それ僕の朝御飯

飛行機に乗ろうとすると必ず通過しなくてはいけないのが空港の保安検査場。米国ではTSA=Transportation Security Administrationが担当してます。以前にTSA Preという優先チェック制度について調べたことがありましたっけ。(→TSA Preの選考基準は?

なんとなくの肌感覚ですが、トランプ政権になってから彼らのチェック体制が一段厳しくなった気がします。以前はバックから出す必要のなかったKindleも、タブレット扱いでノートPCと同じようにバックから出しての検査が必要になりましたし。。

だいたい行きのフライトは朝出発。さっさと保安検査場を通過し一息つきたいものですが、急いでいる時に限って引っかかるのがこの保安検査場。理由はわかっているんですけど・・

今回のNY出張でもやっぱり引っかかったなぁ。

係員が抽出されたバッグを開ける際「尖ったものは入ってない、俺は怪我しないか?」的なことを聞いてきます。そして彼らがX線撮影画像を見ながら慎重に探りだすのがジップロックに詰まった僕の朝食という展開・・

本日は前夜に食べきれなかった妻お手製のオムライスの卵抜き。ん、単にチキンライスでいいのか。朝握ったおにぎりを持っていく時も多いのですが、石炭のような黒い塊を不思議そうに眺めまわしている姿が笑えたり。

どうやら炊いたご飯に水分が含まれているからか、一定の頻度で検査でひっかかるんですよね。不思議な物体として写っているのかも。だいたいは、それ僕の朝御飯・・と説明すると、解放されます。

なるべく保安検査場に入る前に朝食は食べてしまおうと思いつつ・・時間がない時ほどそのまま突入し、結局、通過に時間がかかってしまうというこの矛盾。

日本のコンビニおにぎりが恋しいです。

高級耳栓ゲット〜BOSE QC35 Series II

複数のサイトで勧められており、周囲でも利用者が多いので初めて手を出してみました・・今更ですがヘッドフォン。

狙いは音楽を聞くという本来の機能よりも、ノイズキャンセリング機能。飛行機での移動中の機内での耳栓として。耳栓としてはかなり高級か。

電源をオンにすると驚くほど周囲のざわざわした音が急にシーンと聞こえなくなります。また飛行中のゴォォォという音が大幅に緩和されます。ちょっと耳を包んで吸い付くようなところが気にもなりますが、これはいずれ慣れるのかしら。(素潜りしているような・・)

この投資で出張時の疲労が軽減出来ると良いのですが。(あまり機中では寝ないタイプです、早朝フライト除き。。)ちょっと携行荷物が増える点はマイナスですが、次回以降も使用してみて効果を検証してみたいと思います。

ここ何回の出張や旅行では預け荷物があったり、接続の心配があったのでユナイテッドのプラチナ会員としてユナイテッドに搭乗しておりましたが、再びANA会員としてユナイテッドに乗ってプレミアムポイント獲得に励みたいと思います。(→SFC修行僧

サンディエゴ近くに野生アザラシ

ワイナリーホテルに宿泊し早朝から気球で空中散歩を楽しんだ私達。非日常の流れのまま朝食はゆっくりブランチに。

昨晩の食事も美味しかったけど、朝食もハズレなし。卵とポテトにベーコンという定番でも味に差が出るものですね。

朝からご自慢のスパークリングワインでミモザやベリーニなど頂きたくなりますが・・運転が控えているので自重。この日はテメキュラをあとにして次の目的地サンディエゴへ。

途中でラホヤという海岸沿いのエリアに立ち寄ることに。野生のアザラシやアシカに出会えるというネット情報を聞きつけ。

ん・・・あ!

ビーチの海水客のすぐそばに気持ちよさそうに日光浴をしているアザラシ達がいました。(アシカも一緒にいるのかは不明)

砂浜の方にも普通に人間とアザラシが佇んでいる絵図が不思議。近くに寄ろうとすると臭いに敏感な次女が臭い、臭いと騒ぐので長女だけを伴い接近。(確かに何やら臭い。アザラシの獣の臭いなのか、磯浜特有の臭いなのか・・)

(注意しながらですが、かなり近くまで行けます)

あくまで野生動物ですからお互いの距離感は保ちながらですが(手を伸ばすなんてもってのほか)、長女にこうした生きた海獣を水族館以外で見せる機会が出来てよかった。(道産子の父もこの距離でアザラシを見るのは初めて)

植村直己さんの冒険記録を思い出しながら、この石を頭に振り下ろせばこのアザラシを狩ることが出来るだろうか・・とぶっそうなことを父が密かに考えていたのは内緒です。

美味しいイタリアンジェラートを頂きラホヤを後に。サンディエゴまではあと少し。