「一万冊プロジェクト」カテゴリーアーカイブ

未来と過去を往復する濫読

教養に効きそうな厚め本に手を伸ばすのと並行して、未来や過去に思いを馳せるジャンルの読書も開始、SFと歴史です。

未来を描くSF小説と過去を描く歴史小説、この二つを往復することは脳の刺激になるのではないかと思います。今年は時の流れも意識した濫読を。

SFでは戦略読書の三谷宏治さんがオススメされた2作を。

歴史も同じく三谷さんオススメの中から。

いやはやどれも良作で(さすが賢者のオススメ本にハズレなし)2021年は幸先が良い感じです。著者全員の皆さんのお代わり買い(もう一冊!)を早速。この中では宮城谷昌光さんだけが二作目で(直木賞の夏姫春秋が初読み)、小川一水さん、アンディ・ウィアーさんは初読み。

ついでにどのぐらいの時間を往復出来たか確認すると・・華栄の丘は中国の春秋戦国時代 紀元前600年前後の話。火星の人は割と近い話で今から数十年後の未来。でも、青い星まで飛んでいけ(表題作)は地球の人類が滅んでから少なくとも30万年後というぶっとんで遥かな未来。30万年以上・・・。

なかなかこれだけの振れ幅の範囲を毎回超えることは難しいと思いますが(何でもありのSFならではですね)、未来と過去から普遍なものを感じ取って見たいと思います。

読書メーター効果〜一万冊プロジェクト

2021年1月の読書ログは残すところ10日ほどで現在11冊読了のペース。教養に効きそうな少し重い(厚い)本達を織り混ぜているので、まずまずではないかと思います。

いま面白がっているのが新たにはじめた読書メーター。(→読書メーター始動します

→読書メーターのマイページ

読書離れ、活字離れが叫ばれて久しいですが、このサイトを眺めているとまだまだ本好きな人達は沢山いるよなぁ・・と同好の士に巡り合った気持ちで楽しくなります。

読書記録が蓄積していくと(まだ11冊ですが)、誰に見られている訳でもないのに、少し手を伸ばす本や著書についても格好つけたい?というような意識が出てくるものですね。(自分の本棚は雑食性がバレバレだなぁ・・と思ったり)

人は食べたものでできていると言われるように、体型や健康が食のアウトプットの形だとすると、知性の一部は、何を読んでどう考えたか・・のアウトプットの形と言えるかもしれません。(三谷さんの戦略読書で似たようなフレーズがあったような)

さぁ次は何を食べよう・・という感じで次の一冊を物色して今晩もポチり、ポチり。。かくして積読の山はなかなか低くならないのです。。

読書メーター始動します

2021年は読書メーターへの記録を始動します。これ実は再始動。

2013年に1ヶ月だけ読書メーターを使ってみて、競合のブクログに移籍した過去が。(自分が忘れても全てブログに履歴が・・

その後ブクログも2013年8月まで112冊ほど登録したけど結局続いていません。きっと登録が面倒になったのでしょう。。今回の読書メーターへのアカウント登録はリアルで知っている方達との相互交流ツールとしての用途なので続けやすいかな、と。

まだ登録して8日間、登録した本も4冊だけなので中身は閑散としておりますが、このマイページを一万冊プロジェクト(2021年〜)とも連動させていくのは面白いアイディアかな・・と思っています、ちゃんと今度は続けば、、ですが。

一冊一冊の感想をこれまではサボっていましたが、インプットした直後のアウトプット習慣付けとして(筋トレ後のプロテイン的な)、2021年は3行程度の感想を残していきたいと思います。

読書メーターのIDはブログと同じくhiropon181としましたので、もしブログを読んで頂いている方で読書メーターを愛用されている方がおりましたら、是非お気に入り、お気に入られ登録を。

→読書メーター hiropon181のマイページ

どうせ3行感想書くなら、これまで一度もレビューしたことがなかったAmazonにも同内容を残してみます、手間は掛からないので。

これも2021年テーマの「積極的に伝える、発信する」の活動の1つとして。とりあえず足元は時間もあります。

今年は教養本を50冊〜読書戦略2021

2021年に意識したい3つの1つ目は「よく読み、よく学ぶ」。

よく読むというのは、量だけではいけないですし、質を上げようと思うと出会いの頻度を上げるための一定の量も必要ですし、、ということになりますので、年間200冊を目標とする大枠は継続で良いかと思います。

もともと年間200冊も50年続けると一万冊、これを30歳から80歳より前の75歳ぐらいで実現目指したい・・というのが、ざっくりとした計画。(→一万冊プロジェクト

結構歯応えのある目標だと思います。15年かけて45歳の2020年を終え、ようやく2,500冊を超えたところですので、まだ25%、少々ビハインドです。

そんな中ですが、2021年はいたずらに冊数を追うのではなく、教養に響くような本を週一冊、月に4冊、年間50冊読んでいくことをポートフォリオに組み込むことを、200冊読むことに加えた目標 in 目標にしたいと思います。

教養・・リベラルアーツにも色々と切り口があると思いますが、教養があるけど仕事が出来ない人ではなく、教養があって仕事も出来る人を目指したいので、尊敬できるビジネスパーソンの推薦に普通に乗っかっていくことで。。。(いまだに守破離の守のステージ)

(知の羅針盤として活用させて頂く三冊)

ブックガイドに載っている500冊ほどの推薦の中から気になった未読本をジャンル変えながら拾って読んでいき、週一ペースでブログでもアウトプットしてみます。アウトプットの場は、あまり活用出来ていなかった学問のスズメのカテゴリを、独学のスズメに改題して、ここで。

50冊以外の150冊は、ビジネス系に50冊、非ビジネス系の新書や小説に100冊・・ぐらいのポートフォリオ割り振りを考えていますが、ここは走りながら再考です。

2020年12月の読書ログ

少し早いですが12月の読書ログを締めておきます。年間目標であった208冊も首尾よく達成出来ました。(→208冊、読めるかな(2020年)

2019年が77冊とここ数年で一番の少なさだったのですが、米国から日本の帰国を挟んだこともありますが、歯応えのある教養本が多かったこともあり、読書体験の質としてはさほど低くなかった気がします。2020年は量を増やすことで濫読を再体感しようとしたのが特徴かもしれません。

紙の本に全力で回帰したのも面白い試みでした。(→紙の本を買ってみる

というわけで2020年ラストの読書ログ。

今年は将来への不安や期待が入り混じった一年でもあり、不動産投資関連本を中心に、人生設計を大きく見直したり、再勉強した上で色々と現状を検分するのに本を大いに活用しました。

そんな不動産関連本濫読の締めがこの本になるのも今年の出会いを象徴している気がします。改めて取り上げたいと思いますが、オススメの一冊です。

出来る人、出来ている人の真似をする。ビジネス系の読書の作法はもうこれだけでいいような気がします。戦略読書は先日の独学の技法と併せて2021年の読書の指針となりそうです。

リアル半沢頭取誕生に興奮。

2020年の嬉しい出会いの一つが今野敏さんの隠蔽捜査シリーズ。次に少し手を出したのがこちらの任侠シリーズ。娯楽に徹しているところにプロを感じます。

テイスト様々な3冊。最近の読書活動で心に残る一冊を選べというなら間違いなく血の轍をあげます。ズンと心に残ります。

意味づけをしない濫読もまた楽し。

2021年はどんな本との出会いがあるでしょうか。
今から楽しみです。

■ 13冊(2020年12月)
■ 219冊(2020年累計)
■ 2,511冊(30〜46歳)