エルベ川の真珠、19世紀にはザクセン王国の首都として栄えたドレスデンを家族で週末に訪れる機会が先日ありました。

市内中心部はわずか30分ほど歩いてみた・・ぐらいの一瞬の訪問ではありましたが、ザクセン選帝侯の居城の有名な君主の行列という壁画は眺めることが出来ました。
もう少し時間があればドレスデン城内を観光するなども出来たと思いますが、いかんせん前夜に気持ちよくドイツビールを飲み、ブランチでは泊まったホテルの近くのカフェで美味しくあれこれ頂いたので、あまり観光に時間を割かず。(我が家、あまり建造物などを巡るのにも時間持たずにて)
カトリック旧宮廷教会、聖十字架教会、聖母教会など、市内広場中心部には幾つか名所と呼ばれそうな威容の教会達が立ち並んでおり、流石はドイツの古都という風情です。(多くの歴史的建造物が第二次大戦で失われたというのは残念な限りですね)

(エルベ川を眺めながら一杯飲みたい・・)
ドレスデンを舞台にした作品、革命前夜という須賀しのぶさんの小説、冷戦下のドイツでの音楽家たちの成長を描いた作品に引き込まれたことを思い出しました。
その後、須賀しのぶさんの著作に手を出せておりませんでしたが、人気順に並べると欧州を舞台にした歴史小説が幾つかありますので、まずはもう1冊読んでみようかしら。
実際にその土地に足を運び、Wikipediaなどで歴史の流れを確認し、そして歴史小説でも味わい直したりする、そんな自分なりの楽しみ方の型を今後作っていきたいと思います。
ロンドン市内の中心部から一番近い空港、ロンドン・シティ空港(LCY)利用時には注意です。
この空港からはアムステルダムやパリ行きなどの小型のシャトル便が運行しております。なんとなくシャトル便は定刻通りのフライトではなくなる恐れがあるものの、オフィスからの距離が近いため午前に戻って午後はオフィスで仕事したい時などに選択。
しかし初めての利用時にはしっかりと罠に嵌りました。DLR、ドッグランズレイルウェイで空港のある駅に到着したところ、あれ?降車時の改札がないよね・・と歩いていくうちに、直結する空港内に搭乗券で入ってしまいました。
そして、翌日、区間内の最大運賃がクレジットカードから引き下ろされておりました。。なんでやねん。。
2回目の利用時にあちこち探してみると、見つけた・・

なぜ、こんなにひっそりと改札のタッチポイントが。
どう考えても、旅慣れない乗降客からしれっと超過乗車料金を巻き上げるためのレイアウトとしか思えない設計。せこっ!
そういえばスタンステッド空港に向かう際に乗るスタンステッドエクスプレスはタッチ決済のクレジットカードやオイスターカードが使えないので(ルートンも同様の様子)、旅行時には注意です。家族全員でキセル扱いとなったら目も当てられません。
また来月に久しぶりにLCY発の機会があるので、駅に到着後はクレジットカードのタッチを忘れないようにしないと。。という備忘録でした。
だんだんと陽が落ちるのが早くなり、冬の足音が耳元で聞こえてきたロンドンです。朝も晩も真っ暗になる日々が目の前に。
そんなロンドンですが、市内パブの外で飲む人たちの群れはいまだ健在です。流石に真冬になったら屋内に引っ込むのではないかと思いますが、まだまだ元気に外で粘っております。
早ければ17時ぐらいから(人によっては昼からでも1杯)、パブの外でビールジョッキを片手に楽しくおしゃべりして、立ち続け飲み続け・・の皆さんを眺めながら、立ち飲みは実はあまり得意ではない自分はいつも感心。出来れば座りたい派です。
まだ渡英初年度ですので、これから徐々にパブ文化を楽しむ中で自分も外の立ち飲みを志向するようになっていくのかどうか。食わず嫌いはせず、まずは同僚を気軽に誘って、ちょっと一杯、から挑戦してみたいと思います。

そういえば、先日訪れたドイツでも中庭のテラス席で飲む人多数。単に外で飲むのが好きな人が欧州には多いのかな。
記念すべき→50カ国目の訪問となったポーランド。首都のワルシャワに初めて2泊してきました。

流石、東ヨーロッパらしい街の色使い。都心部の建物もどれも戦後復興なので新しく感じます。(口には出せませんが)

ポーランドの3大偉人といえば、ショパン、コペルニクスにキューリー夫人だそうです。先輩はキューリー夫人の代わりに、ヨハネパウロ2世を挙げておりました。確かにローマ教皇輩出も凄い。
その他にも、ヘンリク・ヴィエニャフスキ、ヘレナ・ルビンスタイン、ヤヌシュ・コルチャックなどのポーランド出身の偉人あり。こうして旅先で興味を持って、その国のことを調べてみるという循環は大事ですね。欧州では歴史を掘り返し始めたらいくら時間があっても足りないぐらい楽しめそうですし。

ショパンの心臓が柱の中にあるという聖十字架協会をチラリ。遺体はフランスのパリで眠るそうです。



Delicja Polskaというちょっとお洒落なレストランで、ポーランド料理も頂いてみました。伝統のスープとチョウザメをメインに選択、美味。食後の〆には地元のウォッカ、ズブロッカを。

せっかくなので酔い覚ましに都心部を1時間ほどナイトハイクしてホテルまで帰還。明るい大通りを歩く分には治安も問題ない感じでした。油断は禁物ですが。やはり歩くスピードで景色を眺めて、公共交通機関も使ってみると街が身近になってきます。
月に2〜3回の頻度での近距離出張を繰り返す日々がどうやら今後のデフォルトになっていきそうです。
宿泊数は1〜3泊、4泊になることは殆どありません。1〜2泊ぐらいだと最近はバックパック一つに着替えも詰め込みますが、3泊だとズボンの替えが欲しくなります。如何に出張を軽量化するかも研究中です。石畳が多い欧州域内移動はコロコロが邪魔にて。
そんな手探りの中で一つ定まってきたのが、出張初日に空港で取る朝食は、塩にぎり。という型。

(基本は朝に2個を握って家を出ます。塩はろくすけ。)
そういえば、以前の米国生活でも朝に加え昼の分まで握っていたことも思い出しました。(→おにぎりは液体・・ではない)
今はまだ出張した先では欧州仕様のランチを素直に受け入れておりますが、これも段々と許容の度合いが下がっていくのでしょうか。(きっと徐々に飽きがきて・・)

ポーランド出張時の昼食は口にとても合いました。

この食堂のバッフェなら毎日でもいけそう、米がなくても。
しっかり働くためには毎日何を食べるか、食事はとても大事。家にこもって自炊だけでは過ごせず、定期的にロンドンから出かける必要がある仕事の日々では、自分なりに体調と食事の管理の型を作っていくことが肝になりそうです。
にぎりめしを持って、旅に出るおじさん。いいね。
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。