東京に中3日間の滞在、4泊5日の一時帰国。目的は、家族移住のための引越作業の指揮。モノを出す、モノを捨てまくる3日間。
日曜夜に帰宅。月曜午前は目黒区の粗大ゴミセンターに事前依頼した大量の粗大ゴミ搬出。ここで、マットレスや自転車、テレビ台など、夫婦でなんとか2階住居から集合玄関前に運べるモノ達を捨てました。(処分の料金はこの公共サービスがやはり最安)
そして月曜午後はリサイクル品の引き取り。ここで、冷蔵庫、洗濯機、ソファ、食器棚など、夫婦の力では下ろせない重いモノ達を有料で引き取ってもらいました。(4万円ほどかかりました)
火曜は朝から海外引越業者の皆様に、家に残る全てのモノ達を英国まで出荷してもらうための箱詰めと引き取りの作業。本来昼過ぎに終わるはずの作業が、結局夕方まで。
作業半ばで、このままでは大幅に会社の補助範囲の容量を超過して80万円程度の自己負担が発生するシナリオが見えてきたので、急遽一部の荷物を国内トランクルームに振り向け自己負担を最小限にする判断を。これだけでも35万円かけて自費で帰国した甲斐がありました。(結局、引越の追加費用は5万円ほどの自己負担に。トランクルームは会社の補助範囲内に。ホッ。。)
並行して、燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミをとにかく捨てまくりの3日間。引越直前に不要なモノを出来るだけ捨てようとしたところ、ゴミ袋が何十袋にもなりました。(収集が翌週となる燃えないゴミは一部ご近所の皆様に預って頂いたこと大感謝。。あとは困った時の義両親パパママ預かりで。。)
それにしても僅か70m2の2LDK賃貸物件にこれほどのモノが格納されていたのか・・と驚きです。妻は収納上手とは知っていましたが、食器や衣類、雑貨類がこれほどとは。
今回、海外発送(船便で計2便)が合計19m3、トランクルーム保管6m3、合計で25m3相当のモノが現在の最新の自己所有物と可視化することが出来ました。これは良い事です。
この数年で最大の断捨離に向き合って、もっと日頃から断捨離はやらんといかん・・と、モノとの距離感を再定義すべきと誓い直した3日間でした。私の人生にはこんな沢山のモノはいらない。この点について、もう少し考えて行動にうつさないと。
「人生の8割は35歳までに決まる」というタイトルのネット記事が流れてきて少しザワっとしたので雑感です。私、今年11月には50歳を迎えます。
確かに人生を大きく左右するビッグイベントは35歳までに起きるという論点で考えますと・・自分の場合でも、現在の家族を構成する起点となった結婚は35歳より前ですし、人生の大事な趣味となった社交ダンスに出会ったのは18歳ですし、そのきっかけになった大学入学はさらにその前、現在も家計を支える大事な仕事は20代前半の新卒就職の結果・・・
「8割」というのは、感覚的にも間違っていない気がします。
人生100年時代、割り引いても事故や大病がなければ70から80年が平均時間とすると、わずか半分弱の35年で8割も人生が決まるのか、残りの人生は2割程度の価値しかないのか?となると、その渦中にいる身として、やや反発する気持ちも。
しかし、生きる姿勢、活力というものは、若いうちに形作られて、後から変わるものではない(不可逆的)と考えれば、やはり同意せざるを得ない。
自身のCPUやHDDはもはやなかなか機能向上しませんが、OSを再構築して少しでも効率良く拡張することでヴァージョンアップで足掻きたい、凌ぎたい・・というのが現在の局地戦略です。
でも50歳にして、足元では仕事でヒィヒィいう毎日。ボケる暇がなくて良いのかもしれません。(・・だから急に定年の60歳や65歳で仕事を完全に離れると反動でおかしくなるのか・・)
週末からの一時弾丸帰国。初めて、プライベートでビジネス利用する機会を得ました、これは・・大人っ!

土曜夕方フライトで日本に向かうと日曜夕方に到着するという旅程となっており、時差的な負担も少ないのかなぁ、、と想像しつつヒースロー空港ターミナル2のユナイテッドのラウンジを初めて利用。(普段はルフトハンザのラウンジなので)
今回、プライベートの家族出迎え帰国なので(主目的は引越作業)、自費でエコノミーの往復航空券を購入。幸いないことに行きはビジネスへのアップグレードが出来ました。(SFCで貰えるアップグレードポイントを活用)
エコノミー往復が35万円、ビジネス往復が100万円ですので、迷うことなくエコノミーの一択ですが、段々とエコノミー席も、肉体的にはしんどいよね・・とは思うようになってきた中年です。(戻りの便はエコノミーからプラスへのアップグレードを申請)

(足が伸ばせるかどうか、それが問題だ)
仕事の出張でビジネスに乗る機会は、ありがたいことに何度かありましたがプライベートでビジネスに乗るのは初。到着翌日から怒涛の引越作業3日間が控えているものの、仕事ではないので、思いっきりビジネス席に付随するアルコール類を探索することに。

日本酒を2種類飲み比べして・・

泡と白。

そして、赤も2種類とも飲ませて頂きました。
気のせいか、杯を干すごとに、だんだんとCAさんの注ぐ量が増えてきた気が(面倒に感じてきたせいだと思います・・)。料理はともかく、大変美味しゅうございました。
でも、足が伸ばせなくとも、エコノミーで3往復する方が、ビジネス1往復より、やはり魅力です。マイレージもその方がたまりますし。。そのためにも、元気でいなくては!
少々時間がかかりましたが、英国赴任中に、日本払いの給与や個別株式配当での収入が入らない銀行口座を用意して、この口座に紐つけたクレジットカードも今後の英国生活で使えるようにする、というプライベートミッションが完了しました。(うーむ、もう少し簡単に描写できないものだろうか。日本語力が弱い)
簡単に言えば、個人の(所得)税務の観点で必要なセットアップ対応が無事に完了出来ました。
至極大したことのない話ですが、使用頻度の少ない銀行口座があれば直ぐに断捨離する傾向のある自分には、休眠口座がそもそもなかったので、少し手順を考える必要がありました。
基本は「ポンド収入の範囲内での暮らし」。でも、ポンドが足りない時は円で、というバックアップ体制が確立。ここで更にANAマイレージも回収する二毛作の設定も完了。タネ銭が少ないのでうまく家計のお金を回す仕組みを作らないと、です。
週末には一時帰国なので、色々と着いてから短時間で買い揃えたいものを書き出したりしています。特に重要なのが食料関係。
基本的な食材は、高いことを除けば手に入るロンドン生活ですが一部のレア調味料はやはり見つけられません。3ヶ月、持ってきた調味料達で何が追加で欲しいかを考えてみました。(→味の決め手は調味料)

・・牡蠣醤油、君だ!
牡蠣エキスが入ったダシ醤油なんですが、この1年ぐらい前から大好きで良く使っています。旨味が増すのがたまりません。TKGでも活躍してくれます。
魚介類系を中心に加工食品も、今回スペースが残れば少し持ち込みたいですね。(肉類や乳製品は加工食品含めて英国への持ち込みは禁止なので注意が必要です)
こちらでヘビーユースしたので直ぐにストックがなくなってしまった塩麹はまとめ買いしたので、手荷物にて持ち帰る予定です。
一番重要な、お酒類については、持ち運びやすさ、英国に持ち込んだ後の運用も含めまして、初回の渡航時は焼酎の紙パックとしましたが、今回は日本酒の1合缶での持ち込みを試してみることに。これは過去の米国駐在時は四合瓶で運用していたので初の試みです。結果はどうなるかしら。
こんなことを構想(妄想)している時間が幸せです。
よく食べ、よく飲み、よく踊る、中年男子のライフログ〜人生の達人を目指して生きてます。2024年〜ロンドン在。