今週の日経ビジネスの特集記事を興味深く読みました。
■ 早期退職の経済学
骨子としては以下。(詳しくはお買い求め下さい、その分の価値あります)
企業のリストラ熱が再燃、雇用者の10人に1人が候補となる時代。ところが、不況の中で大企業を退職するリスクは想像以上に大きい。(特に損得勘定で考えれば)
一方で会社に残留するにしても、企業が求めるのは中高年では2割の中核人材のみ。たとえ残れたとしても過酷な職場環境が待ち受けている。つまり、大企業のミドルは去るのも残るのも甘くないという苦い現実。
(それぞれの選ぶ道で、得る可能性、失う可能性、必要なモノの整理が秀逸)
複数の選択肢で一番割に合わないのは、会社に残り「ぶら下がり」を狙うこと。
ま、日経ビジネスですから「ぶら下がり」最強!とはできませんよね。 (必要なモノ:鈍感力・・)でも、間違いなくぶら下がって逃げ切れる世代でないことは間違いない。
やはり自分が取る道は、今からでも2割の中核人材を目指す、これなんだと思います。失う可能性のあるものとして、健康、プライベートの時間、家族の絆と配偶者の愛情、とあります。
これは・・・今のうちから良く言い聞かせておかないと。。中核人材を目指す勝負はおそらく今から15年が限界。 (そこからの起死回生は無いでしょう)
そこで夢破れたとき、視野にいれるのは転職や起業ではなく、アーリーリタイアかなぁ。リタイアに必要なモノは、十分な資産と楽観的思考、趣味。
後ろの2つは既に心配していないので、平行して求めるべきは・・十分な資産!?まずは、ぶら下がらない強い覚悟、これですね。
どうりで最近、会社でも意識改革を求めるような研修などに放り込まれているのか。。まんまと乗せられて行きたいと思います。