定期的に「ご所有のワンルーム売りませんか?」という連絡が入ります。皆さん、あの手この手で連絡先を突き止めてくるのが驚きです。
多くの方達は「ご所有の物件の購入に興味があるお客様がいるので仲介させて下さい・・値段だけでも提示させて下さい・・」というアプローチなんですが、私の経験の範囲内の数十件ですと、ほぼほぼ相場より少し低い買い取り価格をぶつけてきます。
安く仕入れたい物アゲ業者の方にとっては勿論、仲介する立場の場合でも、出来るだけ物件を安く仕入れる方が、簡単に利益を乗せたり、仲介する販売先を見つけられるので楽勝ですね。
完全に情報の非対称性というか、直近の売買相場を把握してないけどキャッシュニーズが急ぎであるオーナーをカモにしようとかかってくるので、本当に売りたい場合は徹底した相見積もりとリアルな相場の把握が重要と思います。
登記情報から金融機関に対する残債を想定し、この売却価格なら、ちょっとはプラス、あるいは少しのマイナスになるから・・まぁ精算して良いかな、と思えそうな下限の値段を探りながら提示してくる姿勢が丸見え。
こうして、安く仕入れて高く売ることで儲ける仕事を生業とする皆さんをただ否定は出来ませんけど、それはプロ同士でやって欲しいですし、基本カモを探す世界とは距離を取りたい。
所有する中古ワンルーム3戸については、次のカモを探すタネ物件とせずに、このまま最後まで出口戦略を超遠景にとって(何なら物件を看取るまで)、この投資の成否を自分の人生を通じて確認しようと思います。