外出がまだ許された世界の振り返り、鴨の御狩場焼き。
■ 諸菜 匠(→食べログHP)
御狩場焼きとは、狩猟でとった鴨やキジ、猪なんかを焼いて食べる料理で、将軍や大名、天皇家なんかが楽しんできたようなハイソな季節の娯楽をサラリーマンも体験できる世界に乾杯。
御上品な突き出しにお椀、キジ刺しがいやがうえにもメインへの期待を高めます。これは日本酒ですね。
そして続くのが本命の鴨様。
数年ぶりの再会ですがお元気ですか? 網で捉えた天然の真鴨、この血の濃厚さを感じる肉色が凄いわ。(前回お会いしたのは・・・8年以上前?→フェラガモよりマガモ)
ご主人自らが炭火に熱せられた玉綱で焼き上げてくれる鴨。最高の焼き加減で頂きます。
胸肉、もも肉のそれぞれの味わいを堪能し、ちょこっと串(レバーとハツ)も堪能。貴重な鴨ですから、完璧な焼き加減として頂くのも理にかなっていますね。
締めはすっきり素麺で。
はぁぁ、美味、滋味。都内でもこうした形で御狩場焼きが楽しめるのはこちらを含めて二店しかないそうです。貴重だなぁ。
カモ、アヒル、アイガモの区別が怪しかったのですが、この機会に整理。カモを家禽化したがアヒル。アヒルとマガモの雑種がアイガモ。英語だと全部ダック。ドナルドも美味いのか・・