米国の都市人口の順位対決〜 vs フィラデルフィア

ヒューストンに暮らしていると、時々、少々のプライドを込めて口をついて出るのが「一応、米国でも第四の都市ですから・・」という言葉。

ほとんど市内中心部に出かけない田舎者が何を言うか・・という感じではありますが。市内人口で数えると、ニューヨーク、ロスアンゼルス、シカゴに続く全米第4位が我らヒューストン(のはず)。

ところが、これが都市圏人口で数えるとダラスやフィラデルフィアに負け6位に後退。さらに広域都市圏でみると10位までヒューストンが後退してしまうので注意が必要でもあります。(人は自分に都合の良い統計データを利用します)

そんな文脈でつい無意識にライバル視してしまうのが、ペンシルバニア州の都市フィラデルフィア。そんなフィラデルフィアに初潜入して参りました。

(世界遺産の独立記念館)

1776年に13州の代表者が集まって署名したのが、アメリカ独立宣言。なんかヒューストンではあまり嗅ぐことの出来ない歴史の香りがします。

たまたま時間が少し出来たので独立関連の展示がある博物館を見て回り市内を散策させて頂きました。外気温は氷点下ゆえ寒かったですが。

有名な自由な鐘ことリバティ・ベル。19世紀にひび割れが広がってしまい現在はその音を聞くことが出来ないのは残念ですが、どんな音がアメリカの建国の歴史の節目と共に鳴り響いたのであろうかと考えるだけで少々ワクワクします。

はっ・・・ひそかにヒューストンのポジショントークをするつもりが、すっかり初回から負けてました。確実に勝っているのは・・気温かな?