先日のニューオリンズ(NOLA)出張時に発掘したオススメレストランを一つご紹介。
Superior Seafood & Oyster Bar (→お店のHP)
4338 St Charles Ave, New Orleans, LA 70115
(504) 293-3474
ニューオリンズ名物と云うと魚介や肉を使った米国南部伝統のケイジャン料理、あとは米国ガルフ産の生牡蠣が定番です。(→こんな感じの食事)
(シーフードガンボ)
どこのお店に入っても頼んでしまうのがガンボというスープ料理です。肉または魚介でしっかりと煮込み、野菜も入り、とろみがついているがの特徴です。とろみについては、オクラを使う場合と、サッサフラスという植物の葉の成分を使う場合があるそうですが(Wiki調べ)自分はオクラを使ったものが好きです。
お店によっては味付けがかなりスパイシーだったりもしますが、ご飯が添えられ、ちょっと西洋的雑炊な佇まいで日本人テイストにバッチリ合うので出張者にも好評です。
(シーフードパスタ、麺の茹で加減良し)
これまでNOLAだけで10店舗以上の各店自慢のガンボを食べてきましたが、Superior Seafoodのシーフードガンボはかなりの高レベルと感じました。今回出張では他にも三店舗でガンボを食べましたが、それらよりは上。
(フライドオイスターサラダ@LUKE、ヒルトンホテル横)
こちらはガンボ、エトフェ、ジャンバラヤの地元名物三種盛り合わせですが、如何にも観光客向けですという感じが丸出しの凡庸な味。痛恨の店選び失敗です。だいたい街の中心部の大通りの路面店で当たった試しがありません。
ガンボはまさに米国南部の歴史そのもので、フランスのブイヤベース、地元インディアンが持ち込んだ魚介、そして西アフリカからの奴隷達が持ち込んだオクラ、それらが渾然一体となって見事に新しい料理の形と事例だと思います。(人種のるつぼ=メルティングポット的な)