米国のアニマルシェルター見学

家族を連れてヒューストンの動物愛護団体が運営するシェルターを見学してきました。(→Houston SPCA

シェルターとは元々誰かのペットだったり、野良の犬や猫を引き取って里親を探したり、面倒を見る施設だそうです。米国ではペットショット的な機能を補完しているとも聞いたことがあります。

妻は出会いがあったら困るわ・・とちょっと乗り気じゃないところもありましたが、僕は部下の一人が毎週土曜日にここでボランティアスタッフとして働いているので、ドーナツの箱をもって陣中見舞い。

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小さい猫と犬、そして大きい犬はオスとメスにゾーンが別れております。施設内は掃除も十分に行き届いており、訪問者も多くて明るい雰囲気。

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(この子は器量好しなのですぐ誰かにもらわれそう)

驚くべきことに毎週、犬だけでも100頭以上が引き取られていくそうです。週1回のボランティアですと毎週預かっている犬たちが入れ替わっていくそうです。(中にはそうもいかない子もいるかもですが)

気になった子はケージから出してもらい、室内の小部屋や外の庭で実際に触れ合うことが出来ます。

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犬に詳しい妻によると、犬種もしっかりしているし、見た目もきちんと綺麗に手入れされているそうな。へー。

こうした活動や施設の維持には当然お金がかかるわけで、その資金は里親が動物を引き取りする際の支払いや寄付で運営がなりたっているようです。(当初より引き取る気がない自分はちゃんと寄付してきました。)

子猫のゾーンに、今子猫を1匹引き取った方には無料で大人の猫を1匹つけます・・というチラシがあり、・・・ウォールマートか!?と突っ込みそうになりました。(このリンゴ1個買うと、リンゴもう1個無料的な)

ところがこれは別に冗談でもなんでもなく、最近テキサス州ダラスのシェルターが一時閉鎖になったそうなんですが、なんと引き取り料(50〜500ドル程度だそうです)を無料にするイベントを1日開催したところ、全ての犬・猫達に里親がついたそうなんです。(→日本語記事

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(うちはもう2人いるので3人目の子は、ね)

ところ変われば様々。

そういえば、1年半ほど前に遊びに来てくれたS夫婦を伴いこちらを訪問した際は、馬がいたっけ。野良馬・・って。。(実際は牧場で飼いきれなくなったのか何かの理由と思いますが)

我々は野次馬ですいません。