前日にメキシコから戻ったばかりの気もしますが、
気力をかき集めて朝から家族引率しての帰国。
妻子の夏休み帰省の行き帰りは参加してないし、何気に初めて家族とのフライト。
次女を連れ飛んだ妻が疲労で幽体離脱しかけた話を聞いているので緊張もひとしお。
UAで予約を入れましたが機材はANAの直行便。
国際線のターミナルEにやってきましたが、出発はターミナルDからでした。
余裕をもってフライト2時間前に空港着いているので楽勝と思いきや、
まさかの妻が保安検査場で引っかかり、手荷物ひっくり返しての厳重調査対象に。
(ランダムで検出されたのか、それとも何か反応があったのか・・)
そもそも、なんの容疑かも教えてもらえないまま妻は別室まで連行される。
これ、僕がいなかったら娘達はどうなったんでしょう。
結局、1時間近くかかって解放されましたが、ほとんどフライト時間ギリギリ。
これで予定の飛行機に乗り遅れても何の補償もしてくれないんでしょうなぁ。。
エコノミーの座席は並び三席。
次女は2歳になるまで席無しで数百ドルのみの負担。(タダではない)
それにしても機内滞在時間(飛び立つ待ち時間含め)は約15時間。
大人でもしんどいのに、1歳半が耐えられるはずも無し。
数時間過ぎたところで次女の堪忍袋の緒が切れた模様で、泣くわ、叫ぶわ。。
鼻がつまり気味なので、鼻抜きがうまくできず耳が痛くなるのかもしれません。
4歳半の長女はさすが姉の貫禄、キッズの全ての映画とビデオを完全鑑賞。
簡単なゲームもやり尽くし何とか間をもたせてます。
次女は妻とジャグリングしながら(主に妻)必死であやし続けますが、
暗く轟音響く狭くて不快な環境になぜ留め置かれるのか、、と怒りまくる次女。
次女の立場も納得しつつ、残りフライト時間数が少しずつ減るのを凝視。
確かにこれは寿命縮みます。(妻に至っては心無い方のつぶやきで更に精神磨耗)
成田に着陸した時は、妻共々、疲労で膝から崩れ落ちそうでした。
あれだけ力の限りぐずっていた次女ですが、機内を出た瞬間にケロッと。
単にあの環境に居たくないと主張していただけのような。
孫をお待ちかねのパパママと合流、そして成田から妻の実家まで2時間のドライブ。
これが電車を乗り換えだったら死ねるな、、まして飛行機乗り換えとかないわ。
妻の実家が東京都内にある幸せを噛みしめたのでした。
実にヒューストンの我が家を出てから20時間の旅。
1週間っぽっちの休暇で日本に帰ることはもうないな、と確信した瞬間でした。
さて、しばし帰国の旅路を忘れ貴重な日本滞在を楽しもう!