教養としての地震学

来週は所要あるため第二十四夜目にして、最後の夕学五十講前半戦。テーマは「教養としての地震学」、講師は大木聖子先生。

最初にことわっておきますが、情熱大陸で拝見して以来の一ファンです。美人過ぎる地震学者、としても有名。

注目すべきは・・・学部は、なんと、北大理学部卒。(その後、東大の院で博士号を)あの北大のキャンパス内を、それも理学部なんていうド理系な世界に彼女が存在したとは。

これだけで熱く語れて、ご飯三杯ぐらいいけるのですが、圧倒されたのは別のところ。地震学者の一人としての強い使命感と、東日本ではやり切れなかったという深い後悔。。

僕もちゃんと自分の大事な人達に今日の学びを伝えなくてはいけないと思いました。

■ M7クラスの直下型地震はいつでもどこでも起きえること

■ 1分以上の揺れは津波を想定して直ぐに高台に避難すること

■ 想定外は想定できないのだから、失ってはいけないものを考えること

さっそく我が家にもどって、落ちてこない、倒れてこない、移動してこない、の確認しないと。そして、木造30数年一戸建ての我が家の耐震補強で打てる手はあるのだろうか。

(絶対に失ってはいけないもの、ちゃんと想定できてますか?)

聴衆の一人一人の心に訴えかける見事なプレゼン。間違いなく今後の日本をひっぱる女性リーダーの一人なのだろうな、と確信しました。

印税は全て震災孤児に寄付されるという著書も迷わず2冊購入。
夕学前半の最後を飾る素敵な学びでした。

■ 夕学五十講 21/25
(全体の振り返りはまた後日別途)

つるや〜孤独のグルメロケ地巡礼

孤独のグルメ シーズン3がはじまり興奮してるのは僕だけではないでしょう。再びゴローに会えたことを祝してロケ地巡礼。

■ 八丁畷の一人焼肉「つるや」(→食べログHP

(たまりませんな、この場末感)

食べログのコメントを見ていると相当色々ありそうでしたが、全て飲み込む方向で。

(この状態になったのが入店から30分後)

なんていいますか、非常に丁寧な接客を非常に非効率に進めた結果、驚くべきほどのウエイティングタイムがディズニーランド並みに発生。

(ひとつひとつ注文をうけて丁寧に盛り付け味付け)

この僕の熱いゴローへの思いと京急沿いのわびさびを共有するのはチャンプこと後輩Hデ。ホッピーとかいいですね、たまには。

もう頭の中は「ゴロー」のテーマ曲が流れまくり。テレビ見て来ましたーとかバカっぽくてすみません。

ダイバーシティとデザイン

夕学五十講の第23夜は、ダイバーシティー・デザインの可能性。
講師はデザイナーの坂井直樹先生。

数々の大ヒットを生み出してきたインダストリアルデザイナーであり経営者ですが、つい最近までは慶應SFC教授として教鞭もとられてきたそうで、見事な講義。

(宇宙生物的デザインのアサヒガニ)

ここでいうダイバーシティーは、市場そのものと、作る人両方のダイバーシティー。ダイバーシティーという手法を活用しなければ、イノベーションは起きないとのご主張。

ダイバーシティーによりコンフリクトが発生し、その結果生じたハングリーがモチベーションに。・・・というストーリーがどう実際の現場で作用するのだろうかと色々想像しながら拝聴。

それにしてもデザインの歴史がわずか100数十年とは知りませんでした。デザインって身近でお世話になっている割には理解できてないことを実感する120分。

こうして知らないことを知る、自分は何も知らない、という学びの機会はつくづく大事。

■ 夕学五十講 20/23

穂のか再訪

利き酒師合格をきっかけに近所の高名な日本酒専門居酒屋再訪。

■ 穂のか

武蔵小山に越してきた当初は何度かかよったのですが、だんだんと疎遠に。なにしろ予約が取れないのと、やや吟醸酒中心の構成がいまひとつ響かなかった。

その後、利き酒師勉強と称し、色々な性格の日本酒に触れる中ですっかり何でも来いに。正確には、料理との併せ方も考えれば様々なシーンで応用可能と思うように。

(お勧め3種セットが、回転寿司の3貫盛りな感じでお得です)

(穂のか自慢の様々な焼き味噌がホント日本酒にあいます)

日本酒の名前、蔵の名前、産地、酒米、精米歩合、酵母、、、そして肝心の味や性格。このあたりが頭の中でリンクしてくれば良いのですが、まだまだインプット段階。

今までちょっと敷居が高く感じたのは、こちらに十分な基礎知識が足りなくて日本酒専門居酒屋!と銘打つだけの圧倒的なインプットが負担になったのかも。

ただ美味しいから飲む、ということで勿論良いとは思いますけど、、なんともオタク心を刺激してくれます。

7月勉強会

7月の勉強会は、あまりテーマを絞らずにフリートーク中心で。
自然と30代のもやもや感とキャリアアップから生き方論に展開するのはいつもの感じ。

(まだまだ迷える私達)

だんだんと限界や、このへんなのかなとの思いも出るけど人生はまだまだ続きます。守る家族があるものも、これから家族が増えるものも、まだ白紙のものも。

(前菜系は妻が事前に準備、メインは僕が準備という棲み分けに今回より)

本日も懇親会は白1本、赤2本のワイン試飲会で。 (試飲というかしっかり飲みますが)ワインに併せる簡単お手軽料理教室もセットで開催してくことにしようかな。

人生を語り、ワインを飲み、料理を作り共に食べる。いわゆる典型的な勉強会とは違うかもしれないけど、どう発展できるか楽しみ。最小催行人員2名で、まだまだ続けていきます。