夕学五十講の七夜目。
講師は長沼毅先生、、広島大学の准教授。
(お隣の薔薇が綺麗に咲いてます)
テーマは・・・「辺境生物にみる適応環境適応力」 おぉぉ、遠い世界。著作も山ほどあり、プロフェッショナル仕事の流儀で紹介されるような生物学会のスター。 (多分)
南極にも3回も行かれており、科学界のインディージョーンズとのニックネームもあるようです。さすが類稀な経験をされているので、お話も大変興味深いものでした。
が、しかし、自分を一番興奮させたのは参加されている方の妙な熱気。これって、まさか生物学ラブな人達に囲まれている!?
うんうんと熱心にうなずきながらメモを取る前のOL・・・・あなた生物学専攻でしょ??、とか。質疑応答でワクワクしながら新生物発見の可能性に胸をときめかせているあなた!!、とか。
かくいう自分も決して嫌いな方ではないので、深海に群生するチューブワームとかの話に興奮。(消化器官をもたない変わった生物で、体内の共生微生物でエネルギーを得ている??らしい)
世界は広く、まだまだ誰も見たこと無い生物がいるかもしれない。そんな当たり前のことを丸ビルで思う夜。
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■ 夕学五十講 6/50
■ 63冊 (2013年)