久方ぶりの、ご近所ムサコ開拓使。
利き酒師を目指すにあたり、近所で日本酒を味わうホームを現在探しています。本日はその有力な候補先として、以前からマークしていたコチラを訪問。
■ 酒縁 川島
日本酒にこだわりのある地元の老舗居酒屋で、高名な酒場放浪記でも紹介されたお店。朝のジョギングの際にいつも空の一升瓶が外に山積みされているのが気になります。
二度ほど予約せずに外から覗いたのですが、どちらも満席で今まで縁がありませんでした。ところが本日は・・・丁度入れ替わりのタイミングでガラガラ!
気さくなマスターと日本酒ソムリエ氏を相当時間独り占めするという贅沢な初日。いやはや、飲みました、食べました。
(突き出しが立派)
こちらは初めてですか?との質問。
はい、初めてです。近所のものです・・とまずは控えめに反応。当店はビールと日本酒しかありませんが良いですか?と。
はい、日本酒を飲みに参上いたしました、と少し力強く回答。
こちらはお勧めの日本酒を選んで頂いたおちょこで出しますが、それで良いですか?と。はい、お願いします、と最後はきっぱりとお返事。
そして開演したのが魅惑のレア地酒ショー。
(〆のとり焼き丼に至るまでに、地酒10種類、約4合ほど)
巷の食べログのコメントでは、「好きな日本酒を選んで自分で料理に合わせたい・・」などの上級者な異論もありますが、飲みっぷりと料理のオーダーを見ての日本酒おまかせとは凄い!
ややMなところがある自分はすっかりこの特別な仕掛けと展開で楽しませていただきました。自信があるのであれば、どんどんその自信ある世界を魅せてくれればよいのです。(またリピートするかは顧客次第ながら)
お酒がオーダーできないかわりなのか、料理は食材決めて調理法は何でも注文どうぞ、と自由。マスターの懐の深い丁寧な手料理を地酒ともども堪能させて頂きました。
また足を運ばせて頂き、日本酒のことを身をもって勉強させてもらいたいです。他のお客さんも日本酒通が揃っていそうでお話するのも楽しそう。
しかし、我が家からわずか徒歩1分・・・これだけの至近距離にこのようなお店があるとは。まさかの地酒100種類確保です。(ただし、自分からは飲みたいお酒は選べず!)
(久々の記録です)
■ ムサコ食べある記 73/100軒 (since Jan. 2011)