「利き酒師トレーニング」カテゴリーアーカイブ

2017年はじまりました

2017年が明けました。

前年30日昼に7泊8日の夢の国クルーズから戻り、妻のご両親と別れの晩餐、そして翌31日に空港へご両親お見送り。

(3週間、クルーズ含めお世話になりました!)

家族4人で急に静かになった我が家で迎えた大晦日。娘達寝かしつけと共に夫婦で寝落ちしてカウントダウンも完全スキップという珍しい年越しとなりました。(紅白歌合戦も除夜の鐘もこちらにはないので)

元旦はお昼から友人O家と合同での新年会。お節にお刺身が並び、そしてテレビジャパンで録画しておいてもらった紅白歌合戦を皆で鑑賞してようやくお正月気分に。

(Yちゃんにお節食材を揃えてもらいました)

(我が家はSeiwaの刺し盛り69ドルを手配)

(どうか今年もよろしくです!)

2015年末のクルーズをご一緒したO家。2016年末はフロリダとガルベストン、それぞれ別の船に乗ったので色々と旅の思い出の報告会から。(そして2017年末は再び一緒に乗る予定・・)

2017年口開けの一本は秋田の山本合名会社による、山本 深蒼 Midnight Blue Yamamoto。見た目が格好いい一本。(酒屋でのジャケ買いなので)

ラベルの説明書きではリッチな香りと穏やかな味わいが特徴の純米吟醸・・ということですが、それって特徴なのかな?少し甘め、平凡な純米吟醸という印象です。(日本から直送なので勿論美味しいですけど) 今年も酒類全般に間口を広げ利き酒師トレーニング継続です。

1月ですので、2017年の大テーマ、各分野での年間達成目標、毎月の目標などを順次設定(&宣言)していきたいと思いますが、まずはブログでは昨年末のディズニークルーズ振り返りから。

本ブログを見て頂いている皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。

米国で利き酒師自主トレ

恒例のほぼ毎月NY出張も年内あと2回。

11月の今回も何かしら晩御飯含めて予定がありながら、そこは折角のNY。自由になった寝る前の一瞬の一杯(ないし二杯)を求め毎夜の利き酒師自主トレーニング励行。

やはりベースとなるのは我らが安心のSAKAGURA(酒蔵)。平日も23時半まで開店しているので助かります。だいたい閉店直前に飛び込む感じ。(→NYで日本酒〜SAKAGURA

いつもカウンターの端に一人座り、日本酒メニューをはじから熟読しながら、まだ飲んでいない銘柄や、過去に飲んでいても味がイメージできない銘柄を拾って少しずつ飲んでます。(暗い?)

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頼んだ銘柄があいにく切れており、少し変わった日本酒であればこちらなんか如何ですか?とお奨め頂いたのがコチラ。

神奈川の熊澤酒造。500ボトルしか造っていない限定品のようで通し番号が裏に打たれておりました。純米吟醸か、大吟醸か、見事に僕の好みど真ん中でとても美味しく頂きました。(値段はまさかのグラス26ドルと大変いい値段ではありましたが)

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食事に合わせたのは千代むすびの特別純米。鳥取の酒蔵で強力という酒米を使っているんだったよな、、確か、、とネットで記憶を再確認。

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(なんでNYまで来て美味しくない洋食を食わなくてはいけないのだ・・と本日夜を振り返り、憤る気持ちを絶品うにのせ蕎麦を食べて浄化)

さて、そろそろお暇しようかと思ったところで、なにやらカウンターの前のスタッフさん同士の会話が耳に飛び込んできます。どうやらスタッフ内で熱燗にしたらオススメのお酒のアンケートをしているのだとか。オススメが聞いたことのないお酒だったので伺うと・・

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一口一緒に飲みませんか?と燗をつけてくれました。大分の酒蔵、萱島酒造。ふくらみのある味が確かに熱燗をうけとめる感じで美味しい。きっとこちら酒蔵の本醸造だとさらに美味しいのでは?と思ったり。(自分の中では熱燗、安いお酒の方が美味しい理論が。。)

きっともっと頻度高く通ってスタッフの方と仲良くなれば、色々出物の日本酒など飲めることも増えるのだろうなぁと思いつつ、たまにでもこのような楽しい機会があることに感謝。

冷蔵庫の未開封の日本酒四合瓶はわずか2本。年末年始に向けて彼らをいつ飲むかが思案のしどころです。折角なら日本酒好きのOさんあたり交えて飲みたいものです。

英国土産

1週間で欧州3カ国を回るという駆け足出張だったのですが、さて帰るとなると何かしら我が家に土産の一つも欲しいものだ・・と思わせるのが流石の英国。(米国から何か買って帰りたいと思うものがないのに比べ・・・)

ところが夜の時間は徹底的に飲みニケーションに投じてしまったので買い物する時間などゼロ。(というかそのような気遣いも周囲にゼロ) むー・・・と思っていたら、まさかの後輩の奥様からお土産が。。

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(ハロッズのおなじみの袋には如何にもな英国土産が!)

東京で何度かお会いしただけなんですけど、こんな心尽しのお土産まで持たせて頂いてすみません、有難うございます、有難うございます。(前夜3時まで旦那様を拉致してすみません・・)

我が家には既にダッフィー軍団もおりますので、ますますクマ達が増えて賑やかに。(妻がクマ牧場か・・と一言)

あとは土曜の朝の帰国フライトに駆け込む途中にあった免税店にて財布に残っていた50ポンド(約6千円)を使い切ってしまおうと買ったのがコチラ。

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左はスコットランドの高級ジン。見たことないボトルだなぁと帰国後に調べてみたところ1999年に発売開始なので、まだ歴史はそれほどでもないですね。2003年にWSJ紙がベスト・ジンと評したりおおむね評価は高いようです。普段ジンはボンベイですが、妻と味見するのが楽しみです。

右は残りの30ポンドで買えるということで選んだスコッチウイスキー。聞いたことのない無名のスコッチを買って帰ろうと決めていたので。ストレートや水割りでもいいですが、最近の我が家のブームはハイボール。(→ハイボールはじめました

やはり我が家が一番!

ハイボールはじめました

ここ数週間の糖質制限生活の流れを受けて、我が家ではビールの消費量が激減。醸造酒から蒸留酒へのシフトが進んでおります。

我が家の蒸留酒ストックというと、貴重な日系の焼酎達以外ではメキシコ製のテーキラ&メスカルぐらい。(→メスカルとは?

昨年10月に購入してチビチビ飲っていたバーボンのエントリーモデル2本もようやく空になったので(→バーボンはじめました)、1年ぶりのバーボン補充。

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今回購入したのは、よく名前を聞くMaker’s Mark。Maker’s Markはサントリーが買収したBeam社(現在はBeam Suntory)が保有するバーボンウィスキーの銘柄。

Wiki知識によると、一般的なバーボンがライ麦で作られるのに対して、こちらは冬小麦で作られるので柔らかい口当たりになるのだとか。Wild TurkeyやEarly Timesと比べてどうでしょう。

もう一本がJack DanielsのHoney風味。天然蜂蜜、メープルシロップ、ナッツフレーバーが加えられています。妻の糖質制限でも蜂蜜の糖分は可となっており、これなら良いかなぁと。

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さらに勢いで買ってしまったのがHIBIKI。

輸入元がBeam Suntryとなっており、Beam社の販売網に乗せて米国市場への攻勢をかけはじめたのかな、と。酒屋価格が税込で約65ドル。日本での希望小売価格が5,000円ですので、日本から輸入ウィスキーと考えるとリーズナブルな気がします。

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(いつ開けて飲み出そうかしら)

飲み方はハイボール(炭酸割り)を我が家の当面のスタンダードにしたいと思います。なぜかと言われると、ビールの後釜だから炭酸は捨てがたいなぁ、、ということで。勿論、食中酒として。

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(このハニー風味は少々癖になりますね)

これだけ読んでいるとまるで飲んだくれているようですが、今年の5月あたりから家での酒量を少し減らしてみたところ(→平日の減酒作戦)割と定着出来ております。勿論、お酒の在庫は切らさないのが鉄則ですので、現在も日本酒は四合瓶が冷蔵庫に7本、焼酎は8本、ワインは泡白赤合計12本を常備中。

妻が一緒に楽しんでくれるので心強い限りです。

日本酒ノート〜Sakenoteでマイ酒コレクション

日本一時帰国中にコレクションがググッと増えたのがアプリ日本酒ノート(Sakenote)内のマイ酒コレクション。

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日本での一週間は帰国日の青森の田酒にはじまり、帰国日前日T家で特別な醸し人九平次にて有終の美を飾るまで何とも贅沢な流れでした。(違う形で日本全国を巡る旅)

田酒も、米国NYでたまにお会いする一般的な純米酒ではなく、こちらは純米吟醸で白麹仕込みの甘めなもの・・なーんてことをイチイチ記憶できませんのでラベルと共に酔っ払いながら一口メモ。これを後でパラパラ眺めて楽しんでいます。(変態)

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本アプリ導入から1年弱で約50種類の日本酒を記録しておりました。(酔って記録が面倒になり、登録していないものも一定量あります)

日本酒はヴィンテージ(そのお酒を造った年)の概念がワインほどは強くないとしても、同じ酒蔵から沢山のブランドが発売され、そのうちの多くは翌年全く同じ製造工程を繰り返されない可能性もあり(酒米の出来だって年ごとに違うでしょうし)、やはり一期一会的な記録ともいえます。

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(久しぶりにTeppay@ヒューストン)

さらに食中酒である日本酒は、何を肴に飲んだかが味わいを左右する重要な要素で、実際美味しい料理と一緒に飲んだから美味しく感じた日本酒・・ということもありえる訳で、まさに出会い。

日本に帰国の暁にはあらためて日本酒を心ゆくまで楽しめるように、健康なカラダの土台作り(ガンマGTP標準数値下げ)と、美味しい酒の肴を自作するスキル上げ(家で晩酌も楽しめるよう)を今の米国生活でも取り組まなくてはな、、と。勿論、休肝日は織り込みつつ、米国ならではのクラフトビールや地のワインも楽しみながら。

日本酒アプリは、この日本酒ノートに限らず、中田プロデュースのSakenomyとか、さけのわとか、Pon酒とか色々あるようですが、先日NYでお会いしたS女史が開発中のアプリのリリースを楽しみにしています。

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(ご一緒させて頂いた日本酒達)

ポケモンを集めるのも良いですが、やはり日本男子たるもの日本酒コレクション(飲んでやったぞ〜履歴)を集めたいものだと思います。(ポケモン67種類>日本酒ノート登録51種類)