「食べある記」カテゴリーアーカイブ

東京アラートと共に生きる

なかなか感染者数の推移も落ち着かず、まさに東京アラート共に生きる、これがwithコロナ時代か・・と感じさせます。

これまで東京都の要請にしっかりと従い、今なお細心の注意と工夫を払って6月から営業再開を決めた馴染みのお店達を、昼に夜に少しずつ応援開始したのが今週。

こことか・・

こことか。

ディスタンスがきいてて、どうやってもお店はスカスカしているので可能な限り客単価を上げるぐらいしか私達も応えようがありません。こうして顔をまた出してくれることが嬉しいと言って頂けますが、こっちもまたお会いできて嬉しいんです!

念のため、キャバクラでもホストクラブでもガールズバーでもありません。生きるために必要な酒場と食堂です。

魅惑のスパイスカレー〜エチオピア

前回→王道の欧風カレーボンディから続いての神保町カレー屋巡り3店目は、魅惑のスパイスカレー、エチオピア。

なぜアフリカにあるはずのエチオピアでインド風カリー?という疑問がわきますが、ネット調べによると元々は学生で賑わう喫茶店で、一番人気のカレーに絞った専門店に業態変更する際、こちらも人気だった自家製焙煎のエチオピアコーヒーを店名にしたのだとか。

歴史の香りがしてワクワクしますね。

(色々と名店ならではの注文にも独自の世界が・・)

選べる辛さは驚きのワイドレンジの0〜70だったのですが、普通の辛口は3だそうで、初心者らしく「3辛」でお願いしました。

待つことしばし・・(注文を受けてから作りますとの但し書き)

わ、凄いスパイスの香り!

自分もスパイスカレー作り駆け出しなので(→久しぶりスパイスカレー)名店のスパイス調合を興味深く味わいました。自分は基本のスパイスしか使っていませんが、それ以上に複雑で重層的な香り。いやー面白い。

あまりに辛過ぎると味も分かりづらいよな、、と思っていたら、隣に座った猛者が「辛50!」と注文しておりビビりました。

世は広い。

鴨の御狩場焼き〜諸菜 匠

外出がまだ許された世界の振り返り、鴨の御狩場焼き。

■ 諸菜 匠(→食べログHP

御狩場焼きとは、狩猟でとった鴨やキジ、猪なんかを焼いて食べる料理で、将軍や大名、天皇家なんかが楽しんできたようなハイソな季節の娯楽をサラリーマンも体験できる世界に乾杯。

御上品な突き出しにお椀、キジ刺しがいやがうえにもメインへの期待を高めます。これは日本酒ですね。

そして続くのが本命の鴨様。

数年ぶりの再会ですがお元気ですか? 網で捉えた天然の真鴨、この血の濃厚さを感じる肉色が凄いわ。(前回お会いしたのは・・・8年以上前?→フェラガモよりマガモ

ご主人自らが炭火に熱せられた玉綱で焼き上げてくれる鴨。最高の焼き加減で頂きます。

胸肉、もも肉のそれぞれの味わいを堪能し、ちょこっと串(レバーとハツ)も堪能。貴重な鴨ですから、完璧な焼き加減として頂くのも理にかなっていますね。

締めはすっきり素麺で。

はぁぁ、美味、滋味。都内でもこうした形で御狩場焼きが楽しめるのはこちらを含めて二店しかないそうです。貴重だなぁ。

カモ、アヒル、アイガモの区別が怪しかったのですが、この機会に整理。カモを家禽化したがアヒル。アヒルとマガモの雑種がアイガモ。英語だと全部ダック。ドナルドも美味いのか・・

王道の欧風カレー〜ボンディ

先週、元祖カツカレーで有名なキッチン南海を訪問して突然思いついたご近所カレー店巡り。(→漆黒のカツカレー

と言っても自分には社食状態な日替わり定食食堂があるので、そちらが定休日の月曜が活動日。毎日ランチがカレーなのも何ですので週一回ぐらいがいいのかも。

となると向かうのは王道の元祖欧風カレーを看板に行列ができる名店ボンディ。1973年オープンだから同年代。

(普段より行列は短かったものの15分ほど並びました)

定番だと思われるビーフカレー辛口をオーダー。

(バターライスにチーズが乗っているのも懐かしい)

(そして定番のじゃがいもにバターも懐かしい)

甘みが強いカレーソースに濃厚なこくと辛味が絶妙にあいまって何とも上品なお味。こ、これは・・美味しい。。。

創業者の息子さんであるオーナーさんの記事を後日読んだところ、じっくり炒めた玉ねぎ、たっぷりの野菜をベースに、トマトで酸味、隠し味のピーチで甘みと香り、そしてレッドペッパーで辛味、あとはバターと生クリーム、牛乳もふんだんに使ってコクを引き出してるのだとか。

いやー、1,500円払って満足なカレーってさすがです。これは直球ど真ん中ながら、簡単には再現出来るとは思えない高み。

SARU自由が丘からテイクアウト&デリバリー

こうして外食全般に自粛モードが広がると心配になるのは馴染みの・・つまり大事なお店の売り上げは大丈夫か、ということ。

パパ友 Sさんが経営する飲食店SARUの群れの中でも一番の新顔で近所なSARU自由が丘を帰路で様子確認。

陸前高田のロゼを頂きました。昨年実際に訪れて市長をはじめ何人かのお話を伺ったので機会あれば優先。(→陸前高田市の今

人の入りは勿論、やはり消費心理にも影響が出ているようです。ということで・・このお店で高いワインって何ですかー。(国産ワインや新世界のワインが多いのでリーズナブルなものが中心だからこそ出来る発言)

足元の状況を受けて、SARUの味を近所の御宅にも届けようと程悪アウト&デリバリーを3月から始めたというので我が家でも週末にはオードブルをオーダー。(平日も義父母宅などで活用)

→お得なオードブルSサイズは期間限定かも

なかなか子連れでお店には行けなくても、これならお家ビストロが気軽に楽しめますね。

(妻の盛り付けスキルSが発動)

さぁ、ワインを開けて。
早く気軽に外食したいけど、今暫くは辛抱です。