「ヒューストン事情」カテゴリーアーカイブ

ザリガニにも旬がある〜BB’s Cafe

やはり「旬」と聞くと季節に一度は楽しみたいと思うのが旬好きな日本人。テキサスでは3月から5月までがザリガニの旬と言われています。

・・そう、ザリガニにも旬があるのです。

(近所に新店舗がオープンしたテキサススタイルのニューオリンズ料理カフェチェーン)

■ BB’s Cafe(→公式HP

ザリガニは世界的には中国や、意外にも欧州で好んで食べられており、どこでも初夏あたりが旬のようです。(中国では7月、欧州のノルウェーあたりでは8月というネット情報あり) テキサスはさっさと灼熱の夏になるので少し前倒しで3月〜5月が旬ということなのかなと想像してます。

本日の生カキはイマイチかも、身の入りが・・あ、それこそ旬じゃないからか。まずは心を落ち着けテキサス醸造の生ビールで乾杯。(公式HP→Saint Arnold Brewing

普段は瓶で飲んでいる地元のクラフトビールが生で5種類も揃っていてウキウキしてきます。

キター! 旬のザリガニを2ポンド。ここからはひたすら解体作業に入って、会話が減るのは甲殻類を前にした際の人類の共通の現象です。ザリガニは、エビやカニよりも中の身が少ないので、頭をもいでリズミカルにミソをすすり、ちっさい身を食べ・・を繰り返していく感じです。

どうしても川魚と同様に少々泥臭い後味が感じられるのですが、そんな臭みは強烈なスパイスとガーリックでかきけすのが米国流。(きっとザリガニも清水で育てば泥の味はしないはず)

生ビールの種類が多いのが楽しいで旬のうちに今度妻を誘ってみたいと思います。

ヒューストンB級グルメ〜LA Crawfishのまぜそば

身近な中では一番の情報通と勝手に僕が目している後輩K君に教えてもらったLA Crawfish@Ranch Marketのまぜそばに初トライ。

正式名称はThe Awesome Garlic Noodle。

■ LA Crawfish(→公式HP

名前の通りガーリックを利かせた中華系のまぜそばにクロウフィッシュ(ザリガニ)の身とオニオンフライがたっぷりまぶしてあり、ちょこんとザリガニ一体がプラモデルのように麺の上に載せられた粋なディスプレイ。海老に似た甲殻系の濃厚なダシもきいており、なんともホッとするアジアンテイスト(ピリ辛風味ながら)。・・・これ好きだなぁ。

海老のアヒージョをつくる感じで中華系のエッグヌードルに合わせれば家でも簡単に作る事が出来そうです。

ちなみに甲殻類全般エビカニダイスキーな男ですが、ザリガニは少々泥臭い風味がして、凄い好物という訳ではありません。しかし、せっかくの旬の時期ですので(3〜5月あたり)年一回ぐらいであれば家族で繰り出してみようかな。

ヒューストンでペルシア料理〜KARSA Persian Grill

先週末、家族でランチに向かった先はペルシア料理!ペルシア(ペルシャ)とは現在のイランを指す古名。

我が家の大家さんがイランご出身で、昨年のクリスマスカードと共にこちらのレストランのギフトカードを同封してくれたので、有難くも家族で初挑戦のイラン料理となりました。

■ KARSA Persian Grill (→公式HP

さて、私もレバノン料理は過去に何度も出張中に食べておりますのでこのエリアの料理の大体のベースは掴んでいるつもりですが、各国ごとのご当地料理までは掴めておらず。(トルコ、レバノン、イスラエル、シリア、イラン、イラク、サウジ・・各国のお国自慢があるはずです)

結果、担当のおばさまに、ペルシア料理ビギナーです!と満面の笑みでオーダーを預けることに。

まずは前菜的にフムスとパン(ナン)。ネットで調べると実はインドのナンの元祖はイランだそうな。フムス美味。

(次女が焼きたて熱々ナンを食べまくり)

こちらはチキンのグリル、Chicken Bargだったかな。ただ焼き上げただけでなはく、鶏胸肉が絶妙にマリネされているようで、しっとり柔らかく焼きあがっていて長女に大受け。

画像が見当たりませんが、お店で一番人気というKubidehという牛ひき肉のケバブもオーダー。

Khorake Bademjanというトマトベースのシチューのようなものにラムスネ肉と茄子を合わせたもの。こちらもおば様のお勧め。ラムがホロホロになるまで煮込まれて美味しかったのと、茄子がとても美味しく仕上がっておりました。(全料理がベジタリアン仕様にも出来るようでした)

(外食好きな長女も大満足)

オーナーと思われる方が店内を回っており賑やかな中にも良い雰囲気のお店でした。O家あたりをお誘いしてまた再訪してみたいと思います。(イランの方が勧める正当ペルシア料理です)

(中東出身以外と思われるお客様も多数)

目が潰れるぐらいの甘さのデザートも一口味見させて頂き、お腹いっぱい大満足で家路につくなか、ふと、イランをはじめとする7カ国の中東・アフリカの皆さんが、現在の90日間の入国禁止とする大統領令で様々に難儀されているのだろうな・・・と考えさせられました。

こうして、社会の動きと直接、間接に接点が出来ると、とたんに物事は自分事になりますね。さて、大家さんになんとお礼の報告メールを送ろうか。

待望の牛角ヒューストン二店舗目がオープン〜Gyu-Kaku

首を長〜くして待っておりましたヒューストン二店舗目の牛角がソフトオープンしたと聞きつけ先週同僚メンバーで早速様子を見に行ってきました。(ヒューストン住環境調査隊)

まだランチのみのソフトオープンで、夜や週末はやっていない様子。まずは新規採用したスタッフのトレーニングをしながらオペレーションの安定化を図る段階でしょうか。

■ 牛角(Gyu-Kaku) (→Yelp HP

11301 Katy Fwy
Houston, TX 77079

(Midtownの一店舗目と同じメニュー構成)

(かなり広めの店内)

牛角も北米(米国及びカナダ)で40店舗ほど展開しているので、店舗作りのノウハウもかなり蓄積しているのではと想像します。そういえば現在の親会社はコロワイド。コロワイドといえば社員向けの会長のポエム?が最近出回り物議を醸しております。(→広報発表

こちらとしては、ヒューストンに二店舗目をオープンしてくれたことだけで神ですので、何の文句もございません。

ランチメニューの中のSAMURAIセット13ドルを選択、ご飯をSUKIYAKIビビンバにプラス3ドルでアップグレード。

たっぷりな野菜サラダが嬉しい。味噌汁も良い味。

石焼ビビンバ到着・・って、一人分の量が多すぎるわw

肉が到着する前にランチ終了してしまう予感。半分で箸を止めて本隊の到着を待ちました。これが・・来ない。(ちょうど店内も満席となり完全にオペレーションが停滞)

ようやく到着のSAMURAIセットは焼肉が4種類。牛と豚のコンビネーション、どれも流石のクオリティ。スタッフが丁寧に説明していたと思いますが、耳慣れない英語表現だとどうも頭に入ってきません。カルビとかハラミの呼び方になじんでしまっているので。

この様子ではオペレーションが落ち着くまでには今しばらく時間がかかるかもしれませんが、味はMidtownの一店舗目と全く同じ。今後ランチにディナーに大活躍してくれること間違い無し。(毎週行ってしまうかも・・・)

Midtownの店は駐車場が殆どなくて、周辺のやや離れたところに駐車するのですが車上荒らしなどもあり少々物騒なエリアだなと敬遠しておりましたが、この店舗なら家族連れでも安心していけそうです。

くら寿司もとうとうオープンするという話もあり(→ダラスで回転寿司)、確実に日本人にとっても暮らしやすい街へと進化中のヒューストンです。

IKEAからのHマートで連続100ドル越え

妻がシーツを買い替えたいというので久しぶりにIKEAまで。足を伸ばしたといってもわずか車で25分程度の距離ですが。

暮らしに必要な基本家具は既に揃っているので赴任当初のように頻繁にIKEAに足を向ける必要はなくなりましたが、やはりシーツなど生活雑貨関連では選択肢も多く値段もお得な気がします。(ついつい不要なものにまで手が伸びる効果も)この日もなんやかんや買いこんで100ドル。

IKEAからの流れでHマートにも寄りました。昨夏にSEIWAが近所に出来て以来すっかりご無沙汰となってました。本日たまたまそういう時間帯だったのかもしれませんが、以前より客層の韓国率が著しく高まっている気がしました。(日本人顧客の姿は最後まで見当たらず)

我が家はかなり久しぶりのHマートにテンションが上がり、キムチや明太子、定番のサーモン刺身、骨つきカルビに豚バラ肉薄切りなど韓国系食材含めポイポイとカートに放り込んでお会計。

(やはり色々と買いたいものが見つかるHマート)

かるーく100ドル越えの130ドルでした。(そうだろうなとは想定していましたが・・)一応100ドルは食材店での買い物におけるK点と心の中では設定しています。

これがSEIWAだと100ドルを越えることはそうないんですよね。やっぱり野菜、肉や鮮魚のポーションのひとつひとつが小さいのだと思います。(単価がそう違うわけではない。むしろSEIWAは単価は十分高い)

まとめ買いの米国式か、それとも1日分をちょこちょこ買う日本式か、果たしてどちらの買い物スタイルがトータルの食材への出費が抑えられるのか。

2016年の全体の出費のうち最大項目が食費の25%。その中でも食材費が13%(残る12%は外食費)。SEIWAだけ抜き出しているのですが、数字が思ったより伸びません。

Zaimの記録によると、2016年夏のオープン以来わずか1,500ドルしかSEIWAでは使えていません。その他の、Kroger、Sams、Trader’s Joe、H.E.B、Whole Foodsなどで落としているお金の方が何倍も多い計算。それゆえ2017年はできるだけSEIWAで週末の買い物をしながら、食材費がどう動くのかを観察するつもりです。