「ヒューストン事情」カテゴリーアーカイブ

ギャレリアでブランチ〜North Italia

せっかくの3連休の週末、思いがけず街中ステイ中の我が家族もブランチに繰り出してみました。

■ North Italia (→公式HP

普段、ダウンタウンやギャレリアでのオシャレな外食とはあまり縁のない我が夫婦はこの素敵な雰囲気に大興奮。午前中からスパークリングの栓を抜いてミモザですよ、ミモザ。

キッズメニューもあって、ファミリー客にもオープンな感じがさすがのイタリアン。

(キッズメニューのチキンカツ?潰したポテトを揚げたサイドが美味、娘達にも大好評でした)

ランチメニューはミートボール、ひき肉系がピザやパスタでお店のスペシャリテということでオススメに従ってみました。イタリアのママの味というやつでしょうか。

ミートボールのピザとボロネーゼはちょいと方向が被りすぎかな・・とも思いましたが、どちらも美味。ピザは意外にもスパイシーだったのでちょっと子供向けではなかったですが、妻と楽しめました。

デザートも手頃なサイズで、ここは普段慣れ親しんだテキサスとは別空間なのか・・・と一瞬思ったのですが、、、

レギュラーカフェが小どんぶりに入って出てきたので、なぜかホッと安心した私でした。やはり現在地はテキサス州ヒューストン。

近所のNorth China(北京料理)も美味しいですが、たまには来てもいいかも、North Italia。さすがギャレリア屈指の有名店です。

ヒューストンにくら寿司〜Kula Revolving Sushi Bar

とうとう待望のくら寿司がヒューストンにオープン。グランドオープン初日に早速駆けつけました。

場所は、日本食材店大道からウエストハイマーを挟んだ反対側のモール。ラーメンJINのある並びです。移転前のWhole Foodsがあった場所のそば。

■ Kula Revolving Sushi Bar
11161 Westheimer Rd. Suite B,  Houston TX 77042
TEL 832-767-5208

ハリケーンが接近しておりましたので、念のため事前に電話をして営業中なのを確認してから訪店。全然待ち時間がなくてラッキーでした。

(回転寿司ではお馴染みのチェックイン、順番が回ってくると登録した携帯にテキストメッセージが送られてきます)

さすがオープン仕立てですので綺麗な店内と大量のスタッフ(トレーニング中)。とうとうヒューストンにも回転寿司が来たかーと感慨深くなります。

家族4人が案内されたのはテーブル席。カウンター席もあります。「Kulaに来たのは初めてか?」と最初に聞かれますので、Yesと答えればチュートリアル的に説明があります。我が家は、ダラス店にも行ったことがあるし(→昨年11月)、日本でも何度も行ったし、待ってたよ!と熱烈歓迎説明。

メニューはダラスと一緒な感じ。米国Kulaの公式HPのメニューとも同じなので全店舗共通で運用しているのだと思います。

(十分にバラエティ豊富です)

ツナ、サーモンでお茶を濁さず、きっちりエビ、ホタテ、イカ、タコ、アジ、サバ、鰻としっかり寿司のレギュラー陣をカバー。個人的には炙りエンガワやホタテ炙りマヨのような回転寿司の人気定番があるのも嬉しいです。

一皿2.25ドル。日本では税抜き一皿100円ですので約2倍の値付け。それでもなんちゃって日本料理屋に比べても米国での寿司の値段としてはリースナブル。ただしウニはやはりこの値段ではイマイチか。全品サビ抜きなので子供も安心です。(サビは別皿)

他店から応援に駆けつけているのであろう、黒帽子、青帽子などの熟練のスタッフさん達が新人スタッフ達を指導してました。ヒューストンが全米14店舗目。こうして近所の回転寿司を食べて育った人達の中から、本場の日本で美味しくて種類も豊富な回転寿司を食べてみたい!という人が出てくるのかなと想像。(ラーメンなどもそのはず)

オープン祝いのつもりで少々食べ過ぎた我が家は合計30皿。デザートも頼み、締めて約100ドル。次回はもう少し工夫してオーダーすれば抑えられるはず。妻子の幸せそうな笑顔でこちらもハッピー。ホント、よく来てくれました。

さて、ラーメン、焼肉、回転寿司・・と近くに揃ってきて、次はなんでしょう。やっぱり、蕎麦が美味しく食べれる店かなぁ。

ヒューストンでブンチャーカー

ヒューストンが誇る料理のツートップといえば、表がステーキとケイジャンだとすれば、裏のトップペアは中華とベトナム、というのが自分の意見。

どちらも豊富な両国出身者の人口を背景としてベルレアを中心に広大な中華&ベトナム経済圏を形成しており、当然のように供される料理のレベルも相当本国に近い高水準。

主要な店はざっと抑えたと思うので次に試みたいのは少し箱の小さな地方料理や専門店の発掘。そういえば四川料理の研究は道半ばでストップ、家族が辛さにはついてこれず・・(→四川料理研究隊がベルレアを行く

1ヶ月ほど前、ベトナム中部ダナンで人気のブンチャーカーの専門店を初訪問したのでメモです。

(前から気になっていたんです)

ブンチャーカーといえば、ブン(米麺)に、チャーカー(魚のすり身揚げ)が入った麺料理。汁ありと汁なし、どちらでも。

お店で毎日自家製のさつま揚げを揚げているとみえて、なんだか香ばしい香りがあふれており、期待出来ます。

汁ありの麺は喉ごしの良いクリアーなタイプ。いつも食べるフォーのスープに比べると酸味が強い気がします。そしてプリップリのさつま揚げがめちゃ美味しい。これを肴にビールや焼酎がいけそうです。(今度持ち帰りしてみようか)

今回は手を出しませんでしたが、エビを使った超くさい、でもはまるとやみつきになりそうな発酵調味料のマントムが横にありました。今度試してみるか・・(→隠れた美味マントム

次回は同じくベトナム中部の人気料理ブンボーフエの専門店を見かけたので、そちらを訪問してみようと思います。

ヒューストンでラーメン〜AGU Ramen Bistro

ようやく・・ですが、近所にオープンしたAGUラーメンに家族で行って参りました。ラーメン好きなO家と一緒に。

■ AGU Ramen Bistro (→公式HP

元々の発祥は意外にもハワイということですが、テキサスでヒューストンを中心に現在6店舗を展開中。どういう経緯でハワイからテキサス、それもダラスではなくヒューストンに展開されたのか興味がありますね。

種類は色々あったのですが、豚骨のこってり系と、鶏の塩系のさっぱりを試してみました。あとはハワイということでポキを。私くしのオーダーミスでポキ丼ではなく、ただのポキのみが来ました。(ポキはハワイ料理で、通常はマグロ赤身のブツ切りごま油などでマリネされたものが出てきます)

お味の方は、日本人オーナーの管理が行き届いているせいか、文句なしに豚骨であり鶏塩で美味でした。これはなんちゃってではないですね。

(む、結構高い・・・)

しいていうなら少々値段設定が高めな気がします。素敵な内装のエルドリッジ店ですが(以前のKim Son Cafeの居抜きか)空席が目立つのもそのせいかも。

競合という意味では近所にICHIがありますが(→Ramen Bar ICHIがオープン)、あちらはSeiwaの横にあるという好立地も含めてオープン以来繁盛が続いている様子。(逆に混んでて週末昼時に入れない・・)

せっかく近所にオープン頂いたのでAGUにも是非周辺住民のRamen熱をかきたてて繁盛頂きたいものです!

ただ我が家が毎週末足を運ぶかというと、もともとそこまで妻も僕も麺好きではないので何やら二の足を踏むところがあります。(ベトナム料理のフォーと比べたら高すぎるとか怒られますよね、ラーメン好きの方には・・)

(NYの超高級ラーメン店、最近、一蘭もオープンしたとか)

(こちらはLAのお気に入りの豚骨@一幸舎)

Joe’s crab shackはヒューストン発祥

全米に140店舗ほどを展開するカジュアルシーフードレストランチェーンのJoe’s crab shack。なんと1991年オープンの1号店は地元テキサス州ヒューストンだったことを知りました、驚き。

結構良かった・・という評判を聞いて、O家と一緒に先週末出かけてきました。

(半オープンエアーのテラス席が最高)

(なぜなら目の前に子供達の遊び場があるから)

Highway 6沿いの店舗がいつも横目で気になっていたのですが、ようやく足を運ぶことが出来ました。

気分はすっかり「蟹たべいこー」のアジアの純真。

上のズワイガニっぽいのがスノークラブ。下のキングクラブはタラバ。真ん中のダンジネスクラブはアメリカのイチョウガニと言われる種類。ワタリガニの仲間のようです。

ちなみに道産子の私にとっては、蟹といえば当然に毛蟹。タラバガニやズワイガニ、ワタリガニ、確かにどれもそれぞれに美味いのですが、蟹味噌と身のコンビネーションから考えればやはり毛蟹に軍配があがるものと幼少の頃より刷り込まれています。

ちなみに海外勢として無視できないのは、上海蟹の味噌、あとは韓国のカンジャンケジャン(生のワタリガニの醤油漬け)、この二つは酒飲みには相当訴えるものがあります。

(幾つか種類がありますが、基本は茹で)

結局3種類を食べ比べることに。足ばかりで蟹味噌がないのは少々寂しいですが、やっぱり蟹は美味しい!そしていくら食べても太らなそうなのが嬉しい。(実際はたいして量を食べられてない)

あとは近場にあるLA Fishermanとどちらがお得かしら。2家族で180ドル。たっぷり蟹を頂いたと思えばリーズナブルかも。

(子供達は他にもフライドポテトや茹でエビを)

牡蠣やロブスターに加えて蟹。日本の海鮮レベルとは比べようもありませんが、それでも意外に善戦している気がします。