「地球のさ迷い方」カテゴリーアーカイブ

マニラの夕焼けを見て・・走る

やって来ました、初フィリピン。

マニラの空港に降り立ち、入国も手荷物回収もとてもスムーズ。ホテルのピックアップサービスの車に乗り込みホテルへ向かう。おっと、駐在している先輩に電話、電話と。

「どうも!1週間お世話になります!」

「よし、ホテルについたら5分後に下に集合ね。」

そして、、先輩の美人の奥様や可愛いお子さんとの挨拶もそこそこに連れて来られた目の前の光景がコレ・・・・

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実は出張するにあたり、色々と事前に先輩とやり取りをしていたのですがその中に「日曜日は運動できる格好を持ってこい」との指令が。

生まれて初めてたどり着いたフィリピンで、到着1時間半後ぐらいに、初めてのラグビー練習。

初めましてな人達10数名と、僕もどっちゃり汗をかきました。いやー、ラグビーって難しいけど面白いんでしょうね。高校生や女性も交えてのタッチラグビーを楽しみました。

最後にちょこっとだけモールとかの練習をして、ぶつかり稽古のようなものも経験できました。これは痛いですね。。

美しい夕焼けにマカティの高層ビルが反射するのがなんとも幻想的で、なぜかその夕焼けの中を汗みどろになって僕は走っていた訳で・・

思わず・・・ココドコ?

気持ちよく汗をかいて(息も切れ切れの2時間)の後は、韓国料理屋で焼肉に舌鼓。

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地元のサンミーゲルビールから始め、行き着く先はジンロ(日本と一緒)。今回は、カラマーシーという日本のスダチのような柑橘類の果汁で割って飲みました。

こちらに駐在されている方々のご家族、お子さん達と一緒にワイワイした夕べ。今回の出張目的は、こちらに住んで仕事している方の生の声を聞くことも重要。気がつけばカラオケ屋に移動して、高校生の息子さん達や、奥様達がガンガン歌っています。(ストレス発散は大事です!)

なんとも初日から濃い幕開けとなりましたが、ビレッジと呼ばれる高級住宅地があったと思えば(そこでラグビーしました)、線路脇に不法に住んでいる人もいたり、貧富の差は凄まじいものがありそうな感じ。

明日からも楽しみ!です。(とりあえず、ホテルの部屋がたまたま凄いスイートでビビッてます)

36カ国目はフィリピンにGO

日曜から1週間ほど出張で出かけます。久しぶりの新しい国デビューです! 人生通算36カ国目はフィリピン!

2006年は35カ国目のカナダ、34カ国目の台湾、33カ国目のロシア、32カ国目のメキシコ、2005年は31カ国目の中国、30カ国目のカンボジア・・・と、順調に数を増やしてきています。(返還前の香港も、特別行政区のマカオも、バチカン市国も全部数えてます)

色々な世界をこの目で見てみたいという思いで立てた目標は、50歳で50カ国。百聞は一見に如かずを体感したいです。

異動後の初出張なんで、ちょっと気負いぎみかもですが。事前に作った調査・チェックしてきたい項目もどっちゃり100項目近く。(無理だって)

事前に出張目的の要旨として上司に提出したのは・・

1.●●(フィリピンでやっている事業)と、●●で働く人を良く知る
2.競合相手を知る
3.フィリピンを知る
4.そして、フィリピンを好きになる

自分が好きじゃないものは、人に勧められませんから!

お互いにとってのファーストコンタクトがうまくいきますように。。(到着直後に空港でバッグでもひったくられたら、一生その国を嫌いになる気がする)

日曜日の日付からは、フィリピン出張編(1週間)をお楽しみに!!

ウニの中身は

同居人めさんが青森出張だったので、八戸の魚屋さんより魚介を自宅宛に注文。毎度の事ながら、発泡スチロールの蓋を開くときはワクワク。

今回の目玉は・・・殻付きのウニ

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なんか、親近感が沸きます・・・とても見慣れているような・・・アップにしてみます。。

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・・・・ちょっとカメラをひいてみましょうか。

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僕の後頭部でした(汗)

ウニといえば忘れられない笑える思い出があります。さかのぼること7年ほど前の世紀末。海外出張で、ボスニア~クロアチアに出かけた時のヒトコマ。

アドリア海に面するひなびた港町に宿を取り、空いた時間で海岸を散歩。すると漁師さんが地引き網から魚やら貝やらを外してました。僕が作業を見守っていると、東洋人が珍しいようで村人が集まってきました。英語も微妙にカタコトしか通じない距離感の中で、漁師さんが一言。

ウニを片手に、当時もツンツンだった僕の髪型を指差し・・・にやりと一言・・「セイム」

一気に場が和み、僕が日本人はウニが大好きなんだと伝えると、(ここでは雑魚として食べないで捨てていた模様)漁師さんがパカリとウニを割ってくれました。すると、見事に中身が空っぽ!!

すかさず僕が自分の頭を指差しながら、自己主張。「ノット セイム!!」

もう、みんなで大爆笑。そのあと、村の酒場で飲みました。

この村に滞在したのはわずか5日間ほどでしたが、本当に楽しかった。。ウルルン滞在記のような大切な記憶です。民宿に泊まり、ちょうど帰省してきた息子家族達と意気投合して、日曜日の早朝から小舟で一緒に網を引いたり・・・(なんか、街の白壁と海の青色の強烈なコントラストまで鮮明に思い出してきました。)

風化していく一方の旅(注:この時は出張ですが)の思い出も、時には立ち止まってブログに少しずつ書いていくのも面白いかも。

いつかはインド

ニューデリーに駐在して1年の仲良しの会社同期Nちゃんが一時帰国。同期3人で夕食を一緒に。

「何が食べたい?」
「勿論、和食!」

ということで、ちょっと上品な小料理屋風のお店へ。夜行便で本日朝に帰り着き、ずっと仕事の打ち合わせだったとか。会社の近くで待ち合わせした際も、ドラッグストアで目を輝かせていた彼。

「凄いよ、何でも売ってるよ!」
・・・わかります、その気持ち。

自分がベトナムから帰国したときも、日本のコンビニが光り輝いて見えました。。さて、再び小料理屋。旬の魚介、そして野菜を本当に美味しいそうに食べる彼。やっぱりインドでは、美味しい(日本的な)野菜が手に入らないんだとか。

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旬の魚介の刺身、新じゃがと春野菜の炊き合わせ

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春キャベツとアサリの煮物

もう1人の同期のK君もバングラに4年弱駐在済みのツワモノ。2人の昔話や、最近のインド話に花が咲く。

未知の地、インド。自分が浮かぶインドの情報ってのも・・

2025年頃には、人口も中国を抜いて一番になるというインド。

99×99までの、2桁の九九があるというインド。

料理が全部カレーかもしれないインド。

いまだに厳然たる身分制度、カースト制度があるというインド。

高い教育を受けた英語が話せるIT技術者が山ほどいるインド。

清濁全てを飲み込む母なる大河ガンジスが流れるインド。

椎名誠も考えたインド。

一体、どんな国なんだろう、インド。

やっぱり自分の目で見てみないと駄目かな。百聞は一見に如かず、ですから。という訳で、2007年度はインド初上陸の機会を積極的に狙おうと思います。その前にベトナムにも久しぶりに行きたいけど。。

滅茶苦茶ハードシップの高い環境で頑張る同期の姿を間近に感じ、なんだか気合が入りました。

満ち足りた日本にいてゴチャゴチャ文句を言ってられない。

それにしてもインド。食事も不自由、住まいも不自由、娯楽はほぼ皆無。しかしながら・・・

● お金が貯まるそうです

Yokoso !! Japan 〜欧州編

本日は、私的な「ようこそ!ジャパン」活動の一環として・・・敬愛するロンドン駐在中の0先輩の依頼をうけ、欧州からのお客様をご案内。

東京での研修に参加する為に初来日!の、ベルギーのサンドラさんと、ギリシャのエビさんです。って、お客様というか、海外の同僚さん。

お二人とも、入社15年以上のベテラン、2人のお子さんを持つ働くお母さんとのこと。 夕方ホテルで待ち合わせしたところ、長時間のフライトと緊張で疲れ気味ながら、やはり初めての日本にワクワクしたご様子。

新橋方面から、銀座を歩き最初に立ち寄ったのは・・

● 鳩居堂

お香や便箋、書道具などで有名な老舗ですが、人気の和紙工芸品や伝統の細々とした文房具、小物類に目を丸くするお二人。季節ものの鯉のぼりや五月人形について話をしながら奥に行くと・・

「あれは何!?」

「あの貝殻は、貝合わせというゲームを楽しむ為のものなんだけど・・」

平安時代の貴族達の遊びという説明に加えて、対になる貝を違えないことから夫婦和合の象徴とも言われることなど説明すると・・・「ハウ、ワンダフル!」

続きましては銀座三越の・・

● デパ地下

宇治の抹茶を試飲しておばあさんへのお土産を買ってもらったり、日本のお母さんが手を抜いている訳ではないのだと説明しつつ中食(なかしょく)産業の実態を見てもらったりと、日本的な多様な食文化の一端を、試食を交えつつ楽しんでもらう。そして定番の・・

● ビッグカメラ

デジカメが日本は安いとか、娘がPSPじゃなくてDSが欲しいだとか、日本人の炊飯器への思い入れだとか、空気清浄機と花粉症の話など、各コーナーでそれぞれの話題(ネタ)で盛り上がりつつ、

もっとも2人が興味を示したのが・・自動掃除機のルンバ!まぁ、これは日本製じゃないんですけどね。。

やっぱり、共働きのお母さんともなると、仕事している間に自宅の掃除機がけが完了しているのは、嬉しいことなんでしょう。メチャクチャ動きが可愛いので、つい欲しくなってしまうが、我慢ガマン・・。

気がつけば、おなかペコペコです~~~と、ミニ銀座ツアーの最後はこちら、

● 人形町 今半 有楽町店

ネットでどこに行こうか探していて、こちらのお店、ビッグカメラ(有楽町店)の向かいのビル地下なことに気がついたのです。メニューは「すき焼き」を選択。

掘りごたつの居心地のよい個室に、仲居さんの心尽くしの対応。お二人が喜ばないはずがありません。そして、喜ぶのは日本人だけかもしれませんが、霜降りなお肉。

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本日は、佐賀産の黒毛和牛。

仲居さんがすき焼きを調理してくれているのをじっと待つ、まるでひな鳥のような私達。

色鮮やかな前菜から、刺身、すき焼き、そして最後の豆乳のアイスにいたるまで存分に堪能した欧州からのお二人のゲストですが、

本日、唯一食べれなかったものが生卵。(岩手産の絶品な卵なのに)確かに、生卵を常食する欧米の国ないですね、アジアですら聞きませんね。サルモネラ菌が心配というのもあるでしょうが。

生卵を喜んで食べるのは、

● 蛇と日本人だけ

という話を昔聞いたことがあります。

まさに、世界トップクラスのゲテモノ食いとか・・生卵がけご飯・・・美味しいのに・・・

お二人には、小さな屏風に和紙の鯉のぼりがはりついた可愛い小物をかさばらないお土産として最後にプレゼント。

初めての来日、明日からの東京本社での研修前夜をまずは楽しんで頂いたようで、何より!