「利き酒師トレーニング」カテゴリーアーカイブ

英国土産

1週間で欧州3カ国を回るという駆け足出張だったのですが、さて帰るとなると何かしら我が家に土産の一つも欲しいものだ・・と思わせるのが流石の英国。(米国から何か買って帰りたいと思うものがないのに比べ・・・)

ところが夜の時間は徹底的に飲みニケーションに投じてしまったので買い物する時間などゼロ。(というかそのような気遣いも周囲にゼロ) むー・・・と思っていたら、まさかの後輩の奥様からお土産が。。

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(ハロッズのおなじみの袋には如何にもな英国土産が!)

東京で何度かお会いしただけなんですけど、こんな心尽しのお土産まで持たせて頂いてすみません、有難うございます、有難うございます。(前夜3時まで旦那様を拉致してすみません・・)

我が家には既にダッフィー軍団もおりますので、ますますクマ達が増えて賑やかに。(妻がクマ牧場か・・と一言)

あとは土曜の朝の帰国フライトに駆け込む途中にあった免税店にて財布に残っていた50ポンド(約6千円)を使い切ってしまおうと買ったのがコチラ。

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左はスコットランドの高級ジン。見たことないボトルだなぁと帰国後に調べてみたところ1999年に発売開始なので、まだ歴史はそれほどでもないですね。2003年にWSJ紙がベスト・ジンと評したりおおむね評価は高いようです。普段ジンはボンベイですが、妻と味見するのが楽しみです。

右は残りの30ポンドで買えるということで選んだスコッチウイスキー。聞いたことのない無名のスコッチを買って帰ろうと決めていたので。ストレートや水割りでもいいですが、最近の我が家のブームはハイボール。(→ハイボールはじめました

やはり我が家が一番!

ハイボールはじめました

ここ数週間の糖質制限生活の流れを受けて、我が家ではビールの消費量が激減。醸造酒から蒸留酒へのシフトが進んでおります。

我が家の蒸留酒ストックというと、貴重な日系の焼酎達以外ではメキシコ製のテーキラ&メスカルぐらい。(→メスカルとは?

昨年10月に購入してチビチビ飲っていたバーボンのエントリーモデル2本もようやく空になったので(→バーボンはじめました)、1年ぶりのバーボン補充。

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今回購入したのは、よく名前を聞くMaker’s Mark。Maker’s Markはサントリーが買収したBeam社(現在はBeam Suntory)が保有するバーボンウィスキーの銘柄。

Wiki知識によると、一般的なバーボンがライ麦で作られるのに対して、こちらは冬小麦で作られるので柔らかい口当たりになるのだとか。Wild TurkeyやEarly Timesと比べてどうでしょう。

もう一本がJack DanielsのHoney風味。天然蜂蜜、メープルシロップ、ナッツフレーバーが加えられています。妻の糖質制限でも蜂蜜の糖分は可となっており、これなら良いかなぁと。

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さらに勢いで買ってしまったのがHIBIKI。

輸入元がBeam Suntryとなっており、Beam社の販売網に乗せて米国市場への攻勢をかけはじめたのかな、と。酒屋価格が税込で約65ドル。日本での希望小売価格が5,000円ですので、日本から輸入ウィスキーと考えるとリーズナブルな気がします。

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(いつ開けて飲み出そうかしら)

飲み方はハイボール(炭酸割り)を我が家の当面のスタンダードにしたいと思います。なぜかと言われると、ビールの後釜だから炭酸は捨てがたいなぁ、、ということで。勿論、食中酒として。

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(このハニー風味は少々癖になりますね)

これだけ読んでいるとまるで飲んだくれているようですが、今年の5月あたりから家での酒量を少し減らしてみたところ(→平日の減酒作戦)割と定着出来ております。勿論、お酒の在庫は切らさないのが鉄則ですので、現在も日本酒は四合瓶が冷蔵庫に7本、焼酎は8本、ワインは泡白赤合計12本を常備中。

妻が一緒に楽しんでくれるので心強い限りです。

日本酒ノート〜Sakenoteでマイ酒コレクション

日本一時帰国中にコレクションがググッと増えたのがアプリ日本酒ノート(Sakenote)内のマイ酒コレクション。

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日本での一週間は帰国日の青森の田酒にはじまり、帰国日前日T家で特別な醸し人九平次にて有終の美を飾るまで何とも贅沢な流れでした。(違う形で日本全国を巡る旅)

田酒も、米国NYでたまにお会いする一般的な純米酒ではなく、こちらは純米吟醸で白麹仕込みの甘めなもの・・なーんてことをイチイチ記憶できませんのでラベルと共に酔っ払いながら一口メモ。これを後でパラパラ眺めて楽しんでいます。(変態)

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本アプリ導入から1年弱で約50種類の日本酒を記録しておりました。(酔って記録が面倒になり、登録していないものも一定量あります)

日本酒はヴィンテージ(そのお酒を造った年)の概念がワインほどは強くないとしても、同じ酒蔵から沢山のブランドが発売され、そのうちの多くは翌年全く同じ製造工程を繰り返されない可能性もあり(酒米の出来だって年ごとに違うでしょうし)、やはり一期一会的な記録ともいえます。

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(久しぶりにTeppay@ヒューストン)

さらに食中酒である日本酒は、何を肴に飲んだかが味わいを左右する重要な要素で、実際美味しい料理と一緒に飲んだから美味しく感じた日本酒・・ということもありえる訳で、まさに出会い。

日本に帰国の暁にはあらためて日本酒を心ゆくまで楽しめるように、健康なカラダの土台作り(ガンマGTP標準数値下げ)と、美味しい酒の肴を自作するスキル上げ(家で晩酌も楽しめるよう)を今の米国生活でも取り組まなくてはな、、と。勿論、休肝日は織り込みつつ、米国ならではのクラフトビールや地のワインも楽しみながら。

日本酒アプリは、この日本酒ノートに限らず、中田プロデュースのSakenomyとか、さけのわとか、Pon酒とか色々あるようですが、先日NYでお会いしたS女史が開発中のアプリのリリースを楽しみにしています。

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(ご一緒させて頂いた日本酒達)

ポケモンを集めるのも良いですが、やはり日本男子たるもの日本酒コレクション(飲んでやったぞ〜履歴)を集めたいものだと思います。(ポケモン67種類>日本酒ノート登録51種類)

日本酒もジャケ買いの時代

こたびの一時帰国では先行帰国していた妻子が大分と日本での物資を積み上げていたので(次女の誕生日プレゼントの頂きものとか・・)、あまり自分が自由に買い込む余地はなさそうだなぁとの判断で、持ち帰る日本酒(四合瓶)は6本とすることに。

なぜ6本かと言われると・・・なんとなく丁度米国の冷蔵庫に入りそうな量だったので。。

これまで武蔵小山や西小山のかってしったる酒屋に足を伸ばして適当に買っていたのですが、今回はパパが近所の日本酒にこだわりがありそうな酒屋を推薦してくてくれましてこれが最高!(大感謝!)来年以降の一時帰国は毎回こちらで日本酒を調達すること決定です。

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(地酒・・イン食品?)

前面に出ているのが久保田と獺祭の有名銘柄だったので、入店前にちょっと警戒したのですが、中に入ると、あるわあるわ良い感じに知らない地酒の山。(注:既によく売れていてプレミアムがつき始めたお酒は積極的には買いません。予算は四合瓶で2,000円以内の純米吟醸か純米酒が基本、、という単なるマイルール。)

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(本屋と一緒で、こうしたPOPをじっくり読むのが幸せ)

ちょっと無愛想な若旦那(絶対酒好き)にオススメ聞いちゃうのも手かなと思いましたが、ここは自分の嗅覚実験と思い、POPを熟読したうえで最後はジャケ買い。6本選びました。若旦那様、嬉しそうにこのお酒はちょっと性格が変わっているから好き嫌いがあるとか補足説明があり、有難くお話を伺いました。

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(舞の文字が入っている2本は単なる長女ネーム推し)

それにしてもこの数年で一気に日本酒も魅力的なラベルが増えてきたと思います。これはCD、ワイン並みにジャケ買いしちゃいますね。(実際、精米歩合とか酒米とか、あまり選択の決め手となる材料にならないし、、最後は飲んでみないと美味しいかどうか分からない。。)

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(帰路は実に合計100キロ超の預け荷物)

入念に各スーツケース、バッグが各々23キロ以下になるように事前に体重計を駆使して調整しましたので6個の預け荷物は全て追加料金無しで検量をパス。(ボクサー的な感じ)

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(ANA便の搭乗口前にある免税店で更にトドメ買い)

ヒューストンに赴任してから、やけに久保田の萬寿を手土産で頂く機会が増えたな・・といぶかしく思っていたのですが、その理由はANA便の搭乗口前の免税店のおかげ。

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(久保田の萬寿 四合瓶で3,640円)

今回は既に6人衆がいますので、焼酎の四合瓶を2本購入しました。(焼酎は日本酒以上にヒューストンでは希少です)

無事にヒューストンの我が家まで皆が辿り着いてホント良かった。次はパパママの年末来訪時まで新入荷は基本無いと思って大事に一本ずつ飲ませて頂きます。

ワイナリー訪問〜NY州ロングアイランド

NY出張時に久しぶりに週末をまたいだので、友人家族やその家に遊びに来ていたご友人と一緒に、レンタカーでマンハッタンのお隣のロングアイランドのワイナリー巡りをしてきました。(米国でのワイナリー訪問は初めて!)

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まずはマンハッタンを無事に脱出したところで(プチ事件あり、題してEasy PASSないじゃん事件)、フラッシング(中華街)の人気店にてブランチ気分で小籠包。ここの冷菜キュウリの味を再現したいのですがなかなか出来ないんですよね。

さて、ここから軽く2時間ほど高速を走りロングアイランドの半島の東の先に近づくとワイナリーエリアのはじまりです。ぉぉ、あちこちにワイナリーの標識が。

1軒目@MACARI VINYARD。

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周囲にはブドウ畑が広がって気持ちの良い空間、天気も快晴。建物の中だけではなく外でワインを楽しんでいるお客さんも沢山。

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多くの人がテイスティングのメニューを選び5〜7種類のワインを楽しんでいます。勿論グラスでもボトルでも飲めます。(同じワイナリーで飲み続けては「巡り」になりませんね)

ブドウの種類だけではなく、ビンテージ違いや、ブランド名を変えて作っていたり、一つ一つのワイナリーだけでもお気に入りを探すのは大変そう。本日は運転手に徹するつもりだったので、ほんの一口ずつ味見だけ。

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(テイスティングだけでも3コースあり、値段は12〜25ドル)

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(なぜか真剣な顔つきのあたくし)

それにしても昼酒はまわりそうですの注意、注意。車で来ている人達もいますが、多くの方は観光バスやリモで来てテイスティングを楽しんでいるようです。(ツアーがあるのでしょう)

そして2軒目@kon to KOS ta。

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1軒目が伝統的な雰囲気だったとすると、こちらはググッとモダンな感じ。

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(吹き抜けで気持ち良い空間)

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(暑いですが、外で飲んでいる方も沢山)

こちらでも同じくテイスティングを楽しみましたが、僕は念のため遠慮。ワイナリーで造られた炭酸ブドウジュースを頂きました。上等なファンタグレープ味です。

ロングアイランドには結構お金持ちが住んでいるという話も聞いたことがあり、女性の皆さんなど大きな帽子をかぶっていたりしてなかなか優雅なものだなぁと鑑賞していたところ、いきなりそのうちのお一人が白目を剥いて卒倒。救急車で運ばれていく事態に。(幸い意識を失った際には怪我などせず)昼酒が回ったのでしょうか、ちょっと驚きました。そして、美人は倒れても美しいと何故か納得。

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いきなり我が家が妻子連れてカリフォルニアのワイナリー巡りに行くのは少々ハードルが高いですが、ヒューストン近郊あたりから出かけてみるのはありかなぁと思いました。牧場とかと組み合わせて。

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(息子達を浜辺で遊ばせるワーママ)

友人K家に遊びに来ていた20年来のご友人Sさんがお酒好きな利き酒師ということもあり、あーだこーだとお酒談義が出来て楽しい時間を夜まで過ごすことが出来ました。

もともとはマンハッタンでノンビリお一人様時間を過ごす予定の週末だったので、思わずして朝から晩まで濃い時間となりました。仲間に混ぜてくれてありがとう!