「ヒューストン事情」カテゴリーアーカイブ

ベルエアで中華〜Mein Restaurant(広東料理)

我々の間でにわかに人気上昇中なベルエアの中華店。

■ 好麺膳〜Mein Restaurant(→公式HP

四大中華料理の一角、広東料理のお店です。開店して4年目だそうですが週末も繁盛しております。広東料理といえば、食在広州の言葉通り食のメッカ。豊富な素材の味を活かした多彩な料理が信条です。まだ数回の訪店ですが、おすすめメニューを列挙。(というか、これまで何を食べてもハズレなし)

(エビと烏賊のニラ炒め・Chive Flower Squid Shrimp)

しゃっきりしたニラに優しい味のソース。

(茹で鶏のごま油塩・Hand Pulled Chicken)

この鷄は本当にいつ食べても絶品なので、マストオーダーです。家で同じものが作れるようになりたい・・

(ベトナム式鷄炒め・Shaking Chicken)

こちらは広東料理ではありませんが、めっちゃご飯がススム味。

(チャーシュー・Charsiu)

この蜂蜜を表面に塗りながらじっくり仕上げた中華式チャーシューがこれまた・・・

(ワンタンスープ・Wonton Soup)

広東料理の定番のワンタンです。豚肉とエビが入ってプリップリの食感、そしてスープの味がとても滋味深い。

炒飯系も種類豊富でまだまだ試してみたいメニュが目白押し。

メニューは写真が全品あって説明もしっかりしているので親切。スタッフの皆さんのサービスも良いです。

先週末にお伺いした際、11時開店直ぐで客足もまばらな中でオーナーと思しきオッサンが親しげに声をかけてきました。話を聞くと・・お父上がタイガーデン(ヒューストンで元祖と言われるラーメン店)を開店したのを皮切りに、現在は全部で6店舗の飲食店を兄弟で一緒に経営しているのだとか。

ご本人は広東出身でもなんでもなくカンボジア出身。四川より広東料理の方がカラダにいいよと力説しておりました。これから隣で、昼はウドン、夜は居酒屋の日本食屋も始めるのでヨロシク来てね、と。いやぁ、商魂たくましいですね。

ベルエアで中華といえば、四川料理の小熊(Mala Sichuan→Yelp HP)が我々の不動のプランAでしたが、四川が続くのは少々胃腸にも悪いですし、広東のこの店がその座を奪う日が来る可能性もありえるかな、、と。まだまだ未トライのメニュー多数なので、引き続き潜入調査を継続します。

(後日訪問時の追加画像)

(さっぱりした前菜)

(このネギごま油ペーストをのせたチキンも美味し)

(イカ墨チャーハンは斬新なお味)

ヒューストンでクレオール料理〜Brennan’s of Houston

クレオール料理の名店と言われるBrennan’s of Houstonで先週初めて食事する機会がありました。

■ Brennan’s of Houston  (→公式HP

(皆さん結構ご存知でしたが自分は初めて)

そもそもクレオール料理ってなーに(ケイジャンとは違うの?)というとこからですが、Wiki先生による説明を要約すると・・

クレオール料理とは、ルイジアナ州ニューオリンズを中心とする複数の食文化が混合して出来た独特の料理スタイル(ここまでケイジャン料理と一緒な流れ)で・・・

違いは、ケイジャン料理が田舎方向に走ったのに対して、クレオール料理はあくまで都市の富裕層のもとで洗練され、地元の食材を使いながらも古典的なヨーロッパのスタイルに向かった点。

つまり、クレオール料理の方がお上品・・でいいのかな。

(確かに店内はオシャレな雰囲気でした)

ケイジャン料理というと、ニューオリンズの庶民的なお店に行く以外は、ヒューストンではPapadeuxなどにゲストをご案内するのが定番。(→ヒューストンでロブスター〜Papadeux Seafood Kitchen

メニューを眺めると定番のガンボスープもありますし、生牡蠣とかフライやグリルなど似たようなメニューもありつつ、確かに全体の構成がフレンチっぽいといえば、よりフレンチっぽい気も。(影響としては、フランス、スペイン、さらにはイタリア料理の特徴も備えているのだとか)

(上から左回りに、ガンボ、ビスクにタートルスープ)

(白身魚のグリルにエビ、カニ、オイスターなど欲張りに配置してもらったメイン)

魚介系のみならず、お肉パートも充実。定番のリブアイだけじゃなく猟で獲る鴨があったりして気になりました。(また行こう)

楽しいのがデザート。

(ニューオリンズ名物のベニエ・・)

(パフォーマンス抜群のバナナフォスター、グリルドバナナ)

これは家族連れで再訪しなくてはいけないお店としてチェックです。ランチであれば少し気軽にいけるかな。。

ヒューストンでカスタムピザ〜Your Pie

先日、長女の新パスポートをヒューストン市内まで引き取りに行った時のこと(→米国でパスポート更新)。

申請は親だけで出来るのですが、引き取りは本人がいかなくちゃいけないので小学校終わりの長女をさらって総領事館GO。パスポート代も支払いし(子供は54ドル)、無事に新パスポートも引き取り完了。

・・・さて、腹が減った・・。(正確には腹が減ったと連呼する姫達)料金の安い駐車場を見つけて、Yelp起動! ピザが食べたいと仰せですので、一番近いピザ屋は?という問いかけに答えてくれたのがコチラ。

■ Your Pie (→Yelp HP

アパートメントの1階にあるのでお手軽なお店かなと思ったのですが、これがなかなかどうしてコダワリが。。。

いきなり生のドゥを手にしてお好みのピザのオーダーをどうぞ!というお店の仕組みに驚きました。

そもそも、マルゲリータとかマリナーラなんかのど定番以外はあまりピザの種類にも詳しく無いレベルなのに、これをゼロからクラフトとは荷が重い!ということで妻と交代。

横を見るとクラフトビールもドラフトが何十種類もあって興奮。

じゃじゃーん、妻が具材やソースを選んで3種類オーダーしてくれました。ちゃんと方向性が違っており、さすがです。僕だと2 系統しか思いつかなかったかも。。(バジル&オイル系とチーズ系・・・あ、トマト系もありか)

(長女は大満足)

(次女はなぜか五体投地)

オーナーと思われる元気な中年女性が店頭で陣頭指揮をとっており雰囲気が良かったので、また訪問してみたいと思います。ヒューストン市内中心部はいまだ未開の地なので嬉しい出会い。プロスポーツ観戦後に寄るのでもいい感じ。

今年のラッフル運勢は?

週末は日本商工会・日本人会が共催する恒例のピクニックイベント。昨年2017年は日本一時帰国の予定と重なり不参加、その前の2016年はたしか前夜が雨天で中止でしたので久しぶりの参加。

(天気にも恵まれ楽しいBBQとなりました)

幹事の役回りが2015年に続いて回ってきましたので、アウトドア好きな皆さんのお力を借りて少しメニューのバリエーションを増やすなど、個人的にも楽しんでしまいました。(妻のお手製焼肉のタレにリブアイを一晩漬けてみる実験もこっそり実施)

厚切り牛タンも久しぶりに焼いてみたかったのですが、そういう遊びはまた小規模な別の機会に。。

そう、楽しみにしていたのがラッフルチケットの抽選。普段、宝くじなどは買わない主義の自分なんですが、このピクニックのラッフルは過去2回を100ドル買いをして、自分としてはわりと勝負しています。だって当たりが多い気がするので。(実際、過去2回とも100ドル相当の結果が出ています)

今回も100ドル買ってみたのですが・・果たして結果は。。

見事にギフトカード100ドル、食事券50ドル、そして事前抽選のお菓子やペットボトルなど他に3件が当たりました。イャッホー。

自分なりに判断してルールを決める(例えば一般の宝くじはあまりに勝率が低いから買わない)、でも時にはリスクをとって勝負してみる(このラッフルは勝算ありとふむ)というメリハリを色々なことに応用していければと思います。

ヒューストンで和食フュージョン〜Kata Robata

母の日だった日曜日、家族でヒューストン市内に遊びに出かけていたので、せっかくだから外食しよう、いつもの中華街(ベルレア)以外で・・・となって、珍しくも日本食を選択。

■ Kata Robata (→公式HP

以前に一度だけ何かの折に行ったことがある日本食レストランKata Robataを初の家族連れで。イメージは米国富裕層を意識した和食フュージョン。幸いに20分待ちで何とか席が取れました。

(お店はほぼ満席でした、母の日ですからね)

ヒューストンで和食を外食するなんて滅多にないので、メニューを熟読するのにもつい力が入ります。まずはSushi前に居酒屋系メニューをやつぎばやにオーダー。とりあえずのアサヒ生と共に。

カタロバタ風セビーチェ

ヒラタケの炉端焼きに蕎麦サラダ

タコのグリル、柚子胡椒風味

炉端焼きメニューから、はまちかま

3種の焼き鳥(明太子、照り焼き、大阪風)

味噌餃子、キムチパウダー

・・・ここらで次女が本気で怒り出します。そう、少々ピッキーで偏食気味な彼女からすると、知らないものは食べたくないのです。。(長女は果敢に色々トライ、特にはまちかまを絶賛)

こうしたお店で次女が食べれるのは・・・

サーモンとツナの細巻き。

ようやく来た!とこの満面の笑み。

いくつか米国の定番ロール系も頼んだのですが子供達には不評で結局自分達で頂くことに。どうやらキムチパウダーが海老天婦羅にかかっていたようで、刺激ブツと認識されたようです。。

妻と目を細めて頂いたのが、こちらの日本から空輸されてきている北海道産のホタテと、どこかの鯖。美味しかった〜。(1カンで7ドルと聞くと少々怯みますけども。。)

お酒は黄桜の純米酒がいい感じにリーズナブル。妻と黄桜といえば「ドン(呑)」と言いながらつぎあってみました。これが美味しいんです。普通酒でこんなものと決め付けず、普通に黄桜酒造の純米や純米吟醸、純米大吟醸にも今度手を伸ばしてみようかとも。

いいかげんお腹いっぱいだった我が家なんですが、女子のデザートは別腹といわんばかりにウェイトレスの姉さんが推してくるので一品を食後にオーダー。

やっぱりデザートを前に嬉しそうな妻。皆で昨晩のうちに娘達と3人で用意しておいた母の日メッセージカードも無事渡せて、めでたし、めでたし。

我が家がわりと食べているからなのか、まぁ、このぐらいが相場なのか4人で250ドル。そういえばオースティンでも同じぐらいかかりましたね。(→オースティンで焼き鳥と寿司

普段は家飲みばかりですし、外食といっても中華ばかりなんで、たまの出費は全然OK。

何かの記事で読みましたが、米国の1億人近くが母の日には外食に出かけるそうで、飲食業にとっては凄いかきいれ時の日なんだそうです。やっぱり母の日はママに料理を作らせずに日頃の感謝を外で食事をすることで示そうということなのでしょうか。

自分の母に感謝を伝えるのをすっかり忘れていたので、来月日本で会う時にでもまとめて伝えなくては・・と思ったダメ息子なのでした。