「独学のススメ」カテゴリーアーカイブ

霊長類最強女子

夕学五十講の六夜目。

講師は至学館大学レスリング部監督の栄和人さん。ご自身も世界選手権では銅メダル、教え子には吉田沙保里選手ほか、何人ものメダリストを輩出。

ご自身の選手としての挫折から、指導者への転進、そして吉田選手との出会い。いまや世界最強の師弟の歴史を丁寧に語って頂きました。

そして、吉田選手の登場。

カレリンを上回る世界選手権10連覇+3大会連続のオリンピック金メダル。ついた呼び名が・・・霊長類最強女子 (例のビームは出ないようですが)

さっぱりした語り口、まっすぐで裏表のない、明るく魅力的な女性だなと感じました。(ただ、あの高速タックルは決して喰らいたくないですね)

■ 試練とはココロの強さをはかるもの

圧倒的な成果をあげてなお、世界と、そして自分自身と闘っていこうとする姿勢。世界に誇れる日本人の姿に刺激を頂きました。

Do, or do not. There is no try.

(レスリングはやらなくていいけど、強い女性に育って欲しいです)

■ 夕学五十講 5/50

インテリジェンス

今週から受講開始した慶應丸の内シティキャンパスの夕方講義。

第1回は手嶋龍一先生「インテリジェンスで読み解くアジア半球」。

Do, or do not. There is no try.

(例えば、この一枚の平凡な画像からどのような情報を読み取るか)

普段、インフォメーションとインテリジェンスの区別もキチンとつけられていない庶民には刺激的。もっとも、英国のエリートをもってしてもその解釈には色々な見解があるそうですが。

(自分用メモ)

■ 日本はG8の中で唯一対外情報機関をもっていない
■ 日本がインテリジェンス未開国であることが米国の国益であった
■ 3.11 日本の中枢ではインテリジェンス・サイクルが回っていなかった

商社マンのはしくれとしては、インテリジェンスに対するセンスを磨くべきと強く思いました。ひとたび海外にでれば、民間のインテリジェンスオフィサーとして機能が求めらる訳ですし。

日本では、水や安全、情報がタダと思われがちですが、それって明らかに世界の非常識。自分なりにインテリジェンスに対する意識づけや訓練を行わなくては。

■ グローバルに働きたいビジネスマンはインテリジェンスオフィサーであるべき

こうして講演で刺激を受けて会場を出ると著作が山積みになっており思わず購入。なんとも上手いセット販売です。 まんまと2冊購入。

動乱のインテリジェンス (新潮新書)/新潮社
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何冊か著作をおいかけた外務省のラスプーチンこと佐藤優さんとの共著。北朝鮮のミサイル崖っぷち恫喝の中ではタイムリーな話題。

「ウルトラ・ダラー」というインテリジェンス小説も購入して、これから読むのが楽しみ。面白ければ続編の「スギハラ・サバイバル」も読んでみたいと思います。

それにしても、ウィキでインテリジェンスを日本語と英語それぞれで調べると情報量の格差は歴然。言語による情報格差を少しでも減らす為、語学能力向上もインテリジェンスには必要です。

■ 夕学五十講 1/50
■ 45冊 (2013年)

夕学五十講

2013年、知的好奇心を刺激する為の新企画を始動します。

Do, or do not. There is no try.

■ 夕学五十講

慶應義塾の社会人向け教育機関である、慶應丸の内シティキャンパスが主催する定例講演会。半期で25講演、1年間で50講演が開催され、幅広い分野の講師が招聘されます。

以前から気になっていたのですが、2013年度、満を持して受講することに。個別の講義をバラ買いも出来るのですが、ここは大人らしく半期分のパスポートを購入。

どうしても自分の選択だけでは興味が偏りがちになりますので、少し広く知的刺激を受けてみようと。最低でも1冊、できれば2冊ほど、その講師の方の著作も手に取ってみる予定。

講演では直接のメッセージで刺激を受け、著作を後で読んで学びを深める作戦。問題は毎回18時半開始~というところですが、ここは出来るだけ優先順位をつけて駆けつけるつもり。

なんたって、身銭切ってますので。 (パスポート代は10万5千円ナリ)こうしてみると、「学問のスズメ」カテゴリも、1年近くエントリされずに埃かぶっておりました。

あらためて読み返すと、、このカテゴリの最初のエントリに自分で書いた名言が。。。

■ 学び続けないビジネスマンは淘汰される

・・・・あぶない、あぶない、あやうく自分の言葉どおり、淘汰されるところでした。。資格とかは別に必要ありませんが、自ら学ぼうとする姿勢って大事だと思います。

1年近くこのテーマでエントリがなかったということは、そういうことだった・・ともいえるのかと。意識したインプット、アウトプットの機会にしたいと思います。

最近の学びメモ。。

■ 福島正伸先生のリーダー養成塾(全12回) (2012~13年)

■ グロービス エグゼクティブコース(全12回) (2012年)

■ ビジネス実務法務2級&3級 (2011年)

■ BULATS C (2011年)

■ グロービス ミドルマネジメントコース(全12回) (2010年)

■ TOEIC 860 (2010年) ・・過去最高は940 (2007年)

■ BATICスコア 707 (2008年)

■ 簿記2級&3級 (2007年)

4月勉強会

まだ本勉強会の名称が決まっていませんが、はや3回目の開催。

Do, or do not. There is no try.

本日のメニュー。

■ お互いの手帳術紹介
■ 参考図書「自分のアタマで考えよう」

Do, or do not. There is no try.

自分のアタマで考えよう/ちきりん
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■ 職場の悩み相談「新入社員の鍛え方」
■ 反原発論

本日はコアメンバーのS夫妻が所用あり不参加でしたが、なかなか盛り上がりました。だんだんと参加メンバーの距離感が近づいて来ているのも良い材料かもしれません。

Do, or do not. There is no try.

そして遅れてきたオブザーバー参加のH登場、元気そうで何より。駅に着いたとの連絡あれども本人見当たらず・・・ムサコと聞いての武蔵小杉に行ってしまうのは流石!

15時開始で3時間アタマを活動させた後は、18時よりの打ち上げ飲み。妻渾身の手作りシュウマイと石鯛キムチ鍋などでおもてなし。

次回開催は5月27日。

ファシリテーターとしてより積極的にテーマ設定などココロを配らなくてはと思います。まずは完璧を目指すよりも、70点での継続を目指しつつ。

アランテ・フィナンシャル

グロービス12回目のセッションは、いよいよ最終回。お題は、栃迫篤昌氏のマイクロファイナンスへの挑戦のケース。

Do, or do not. There is no try.

(インドはカルカッタ出身のSさんとカリーナイト)

元東銀のバンカーである栃迫氏が中南米での経験をきっかけに信念をもって起業され、さらに大きな世界へ、大胆にそして着実に挑戦する姿に胸を打たれました。(詳しくはコチラとか)

金融に携わるものとして、まじめに働く低所得者のためにチャンスを作りたいという思い、が決意に。どこぞの国の、人様の年金を預かって見事に蒸発させた高給取り氏に聞かせたい言葉です。

中南米の移民の皆様相手のビジネスの次に関心を寄せるのはアフリカだとか。そもそも銀行の支店網も存在しない国々に低料金で安全な海外送金の仕組みが作れたらきっと素晴らしい。

「金融ほど世の中に影響を与えられる仕事はほかにはない」とまで言い切れるような思い。

自分も自分が携わる仕事に誇りと思いをもって取り組みたいものだとしみじみ。。最終回を締めくくるのに素晴らしいケースと、熱のこもったK先生でした。

講義終了後の最後の懇親会も盛り上がりました。 (そして次回の定例懇親会の幹事も拝命、予想通り)

アランテとは、スペイン語で「前進」の意味。
少しずつでも自分も前進できるように。